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開けた瞬間、大惨事
お弁当についているソースやしょうゆが入った袋、個包装のお菓子など、小さい袋に入った食品は多いもの。でもこの「小袋」を開けるのが苦手…という方、多いのではないでしょうか。
切れ目が入っているタイプの小袋でも、開けるときに中身が飛び散ったり、中に入っているお菓子をボロボロにしてしまったり。「自分、不器用すぎる」と袋を開けるたびに凹んでしまう方へ、袋をきれいに開けられるライフハックを集めました。
ソースの小袋、中身飛び散り問題
ソースの小袋、開けた瞬間に中身がブシュッ!
お弁当サイズのしょうゆやドレッシングの小袋も同じ憂き目にあいがちです。
袋は縦に裂くと飛び散ります。袋を持ち替えて、横方向に裂くようにしてみてください。
ソースの水面よりも上を切れば、飛び散ることなく開けられます。
同様に、フリーズドライのかやくや粉スープを開けるときも横方向に持ってみてください。中身に入っている物を袋の下に集め、その上を切れば飛び散りません。
レトルトカレーの袋、垂れてベトベト問題
袋の表面がべとべとになってしまいがちなレトルトカレー。
袋の表面と裏面が別々の角度で切れてしまうと、この段差からカレーが漏れてしまい、周りを汚してしまいます。この段差を作らず切るのが周りを汚さないコツです。
まずは袋の口を折り返し、折り目をつけましょう。
袋の上半分を縦に折ります。
袋を縦に二つ折りにした状態のまま、端を切ります。
両端から同時に切ることで、袋がまっすぐ切れます。
あとは袋を広げ、中身をごはんにかけるだけ。横にまっすぐ切れているので、中身がダレにくく、周りを汚しにくくなります。
中身を上手に出すコツは?
「ゴールデンカレー」など、レトルトカレー販売大手のS&Bが公式サイトで推奨している方法を紹介します。
中袋を傾けて中身を出した後、縦二つ折りにして、さらに縦二つ折りにして、袋の底から開封口に向けて絞り出すと、うまく中身を取り出すことが出来ます。この時袋が熱いので、やけどにご注意ください。
引用:S&B公式サイト Q&A
個包装のお菓子、開けた瞬間ボロボロ問題
個包装のお菓子を開けた瞬間、大惨事…。ぶきっちょさんあるあるではないでしょうか。
こんな悲しい事態を回避する開け方を紹介します。
ルマンドの開け方
「開けた瞬間大惨事」になりがちなお菓子の筆頭、ルマンド。
ルマンドを開ける時はパッケージを裏返し、真ん中にあるフィルムを90°に起こしましょう。
フィルムの根元を左手の親指で押さえ、右手でフィルムを持ちます。そのまま右手で、ジッパーをおろすように、フィルム部分を引き下げます。
粉々にならず、きれいに開けられました!
キットカットの開け方
他のお菓子を開けるときも、このフィルム部分を使って開けると粉々になりません。キットカットが公式Twitterに掲載した開け方を紹介します。
まずはフィルムを90°に起こしてみてください。
大きめの袋なので、端側を手前に、フィルム部分を外側にねじるよう力をかけます。
上手に開けられました!
どうしても最初の切れ目が入れられない!そんな時は?
袋の端に「こちら側のどこからでも切れます」の表記があるのに全然切れない!ハサミが欲しいけれど、キャンプ中などで手元にない!そんな時は、コインを2枚用意してください。
まず、袋の端を両手の親指と人差し指で挟みます。その指を補強する形で、指と袋の間に2枚のコインを挟むだけ。右利きなら右親指と袋の間、左人差し指と袋の間にコインを1枚ずつ挟んで袋を裂くと、上手く力がかかって袋を開けられます。
覚えておけば、小さい袋をトラブルなしで開けられる!
小さいソースの袋の中身が開けた瞬間飛び散ったり、レトルトカレーの袋がべとべとになったり、個包装のお菓子が開けた瞬間ボロボロになったり。「あるある」ですが、開け方を覚えておけばハサミなしでも回避できます。
もう「不器用な自分」を責めなくて大丈夫!ぜひ使ってみてください。