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旅行や引越しで使える!梱包テクニックを紹介
旅行や引越しの際は、普段使っている物を持ち運び用に梱包しなければなりません。
普段から持ち運ぶ想定で作られているような物であれば、ある程度雑に運んでも大丈夫ですが、家に置いておく前提で作られている物は運ぶのが結構大変なことも…。
漏れるのが心配な洗剤、からみやすいネックレス、縦に長い扇風機などの家電、畳むのがなかなか大変なスーツやコートなどを簡単に梱包できるテクニックを紹介します。
化粧品・シャンプーなどを梱包する
引越しの荷造りで地味に面倒なものが、食器用洗剤など「しっかりフタが閉められない」ボトル類です。
食器用洗剤でよく使われるプッシュプルキャップは、いちいちフタを開ける必要なく必要量が出せて使いやすいですが、持ち運ぶ時は厄介者になりがち。倒れて漏れてしまっては一大事です。
そんな時はキャップを外した状態でフリーザーバッグをかぶせ、その上からキャップをつけてみてください。
これでしっかりフタが閉じられます。万が一漏れても、フリーザーバッグの口をしっかり閉めておけば大丈夫!
ネックレスをからまないように梱包する
ぐちゃっと入れると、からんでしまうネックレス。からみ防止には、ストローが使えます。
ペンダントトップを横にずらして、チェーンにストローを通し、金具を留めるだけ。これでネックレスをからませずに収納できます。
1つの袋にたくさん入れても大丈夫!
扇風機や観葉植物を梱包する
扇風機やスティック型の掃除機、空気清浄機など、縦に長い家電。その家電を購入した時に入っていた箱にしまうのが一番ですが、箱を捨ててしまった場合は、段ボール2つを使うと梱包できます。
まずは養生テープを使い、家電の下部分をダンボールの底に固定します。
段ボールの上部を折り曲げ、養生テープで固定します。
上から別の段ボールを重ねて固定すれば、梱包完了です。
高さがある観葉植物も同様に梱包できます。
洋服をハンガーにかけたまま梱包する
冬物のコートやスーツなど、たたんで箱に詰めるのが面倒な衣類はハンガーにかけたまま梱包してみましょう。
使うものは大きいゴミ袋と荷造り紐です。
ビニール袋の口から10〜15cm程度のところに4つ穴を開け、荷造り紐を通します。
ハンガーにかけた衣類の上からビニール袋をかぶせ、荷造り紐を引き絞り、ハンガーを束ねて結べばOKです。
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段ボールの中にハンガーポールがついている「ハンガーボックス」も市販されています。
ガムテープの貼り方テク
段ボールを組み立てる時に使うガムテープは、貼り方によって強度が変わります。
軽い物かつ急ぎたい場合は、中心に交点がくるよう2枚だけテープを貼った「十字貼り」がおすすめです。
もう少し強度を増したい場合は、十字貼りの左右をテープで補強した「H貼り」がおすすめ。
さらに重量物など、しっかり補強したい場合は米の字にテープを貼る「米字貼り」がおすすめです。持ち上げた時、負荷のかかる中心部分にガムテープを重ねて補強することで、重さをしっかり支えられるようになります。
緩衝材の代用テク
段ボールの中に物を入れていると、中でカタカタ動くことも。段ボールを動かすたびに中で物が動いてしまっては、特に壊れやすい物でなくても傷ついたり、中に入っている物とこすれて汚れたりするおそれがあります。さらに段ボールを持ち上げるたびに中身が動いて重心が移動するため、運ぶのが大変になります。
引越しの際、段ボールの中はなるべく中身をしっかり詰めるか、緩衝材になるものを入れましょう。引越しの場合であればタオルや衣類、ティッシュやトイレットペーパーのストック、お掃除用のスポンジ、チラシや古いカレンダーを丸めたもの、かつおぶしが入った袋や麦茶パックなどが緩衝材の代わりに使えます。
友人にプレゼントを送るような場合であれば、マシュマロやポップコーンなどのお菓子を緩衝材がわりに詰めると喜ばれるかもしれません。
上手に梱包して引越しのトラブルを防ごう
持ち歩きが前提でないもの、ポンプ式のシャンプーや扇風機などは梱包がなかなか大変です。引越し前の限られた時間で素早く梱包し、搬送中に故障などのトラブルを起こさないためにも、上手な梱包方法を知っておくと役に立ちます。ぜひ試してみてください。