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ゴミを捨てる時にひと工夫!
ゴミ捨てにはさまざまなルールがあります。住んでいる地域の自治体によって多少異なりますが、出す曜日や資源ゴミの分別ルールなど、守らなければならない決まりがいっぱい。
ゴミを分別しやすくしたり、ゴミの悪臭を軽減したりと、楽にゴミ出しをするためにできる工夫を紹介します。
ビン内部の油っぽさをきれいに落とす
ごま油やオリーブオイルなどの空きビン。資源ゴミに出す前にしっかり洗いたいけども、中がギトギトして洗いにくい…。そんなときは「アルカリ電解水」が役立ちます。
レック 水の激落ちくん 400ml (洗浄・除菌・消臭) アルカリ電解水 安心 安全 2度拭き不要
油汚れに強いアルカリ性の洗剤でスッキリ!
食器用洗剤等と異なり、泡が立たないからすすぎも楽ちんです。
ちなみに、アルカリ電解水って何?
アルカリ電解水とは、水や食塩水を原料にして作られるアルカリ性の洗剤です。
むかし、中学や高校の化学実験で「水を電気分解して酸素と水素を作る」実験をした記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。電解水はその途中、水(H2O)が酸素と水素に分かれる一歩手前で止め、分離させた状態(OH-、H+)です。分離させた水はそれぞれ、アルカリ電解水(OH-が多くなった状態の水)と酸性電解水(H+が多くなった状態の水)になります。
つまり、アルカリ電解水は少し加工してアルカリ性を強くした水であり、何か別の洗浄成分が添加されているわけではありません。油汚れなど酸性の汚れと反応して中和されると、ただの水に戻ります。そのため安価で安全性の高い洗浄成分として、特に工場などでよく使われています。
ただ、分解後は水に戻るから安全と言っても、アルカリ電解水は強力なアルカリ性の物質です。濃度にもよりますが、油汚れはもちろん人の皮膚にもダメージを与える性質があるため、ゴム手袋をはめるなど取り扱いには十分気をつけてくださいね。
プラスチックの蓋はスプーンですぽっと抜ける!
ちなみにこのプラスチックの蓋、「キャップ部分がちぎれてしまった!はずせない!」という時も、スプーン1本あれば外せます。スプーンの持ち手を蓋にひっかけ、てこの原理で力をかけると簡単にはずれるので試してみてください。
ペットボトルを乾かす時はこれが使える
中をすすいだペットボトルを干しておく場所がない…。そんなときはダイソーの「吸盤スポンジホルダー」が便利です。
スポンジを置いておけるのはもちろん、ペットボトルや瓶、水筒などをひっかけて乾かすのにも使えます。
生ゴミ袋はこうすれば省スペース
生ゴミ用の袋を置くスペースがないなら、シンク下の扉裏にフックを2つ、逆さまにして貼ってみましょう。
持ち手付きの袋をひっかければ…。
省スペースで、すっきりとした見た目の生ゴミ入れに。
ゴミの悪臭を軽減させる
夏場のゴミの悪臭、気になりますよね。そんなときは警視庁災害対策課のTwitterで話題になった方法を試してみてください。
おむつやペットの排泄物などからつーんとしたアンモニア臭がするときや、魚の生臭さが気になる時は、酢水でにおいを中和させることができます。お酢を水で薄めたものをペーパーにしみこませ、ゴミ袋に入れてみましょう。
これでにおいがマシになります。
ただし、お酢の発酵臭はコバエの好物でもあります。気になる方はお酢ではなく、クエン酸をゴミ箱にまくといいでしょう。
重曹の方が効果ある場合も
生ゴミが腐敗した発酵臭や汗の臭いなど、酸っぱいタイプの悪臭には重曹の方が効果的です。重曹をゴミ箱にパラパラまくと、においが軽減できます。
ゴミ捨ての負担を軽減しよう
毎日ゴミを分別するのはなかなか大変。特に夏場のゴミ出しは、ゴミが腐りやすかったり悪臭がしたりで大変です。ゴミ捨てライフハックを上手に使って、毎日のゴミ出しを少しでも楽にしましょう。