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お弁当は気をつけることがいっぱい!
新生活が始まる春。お弁当に初挑戦するという方も多いはず。
ですが「朝に作って、持ち歩き、昼まで常温で保存する」というスタイルが多いお弁当は、通常の料理感覚で作って盛り付けるわけにはいきません。汁漏れ対策や食中毒対策が大事です。それに、お昼に開いてガッカリした気持ちにならないためにも、見栄えは大切!
お弁当を作るときに使えるテクニックを紹介します。
ソースやケチャップを小分けにする
お弁当を開けてみたら、フタにケチャップがべっとり…。
見栄えはもちろんのこと、ケチャップ・マヨネーズ・ソースなどは水分が多いため、汁漏れや食中毒の原因になりかねません。小分けにしておきましょう。
特別な道具を使わなくても、ラップ・輪ゴム・つまようじで小分け袋が作れます。
まずはお椀などの上にラップを置き、ケチャップを必要なだけ絞ります。
ラップでケチャップを包み、口を輪ゴムでとめます。
不要なラップをハサミで切り、つまようじを挟めば完成です。
使う時はつまようじでラップをつついて穴をあけ、しぼりだして使います。
もちろんケチャップだけでなく、マヨネーズやドレッシングにも使えます。見た目もGOOD!
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お弁当用の調味料入れは「タレビン」という名前で市販されています。これを使うだけで、お店のお弁当のような見た目に。
汁漏れを防ぐ
お弁当が汁漏れして、カバンの中が大惨事!カバンの中に入れた全ての物がシミになったりにおいがついたり、汁漏れしてしまうと大変なことになります。
さらに、水分がたっぷりある状態だと、雑菌の繁殖を招きやすく、食中毒リスクも上がります。お弁当のおかずはなるべく水気がない状態にしておきましょう。
煮物など汁気がある食品を入れる場合は、おかずの下にすりごまやかつおぶしを敷いておくと、水分を吸って汁漏れ防止につながります。
これがあると便利
パール金属(PEARL METAL) クッキングデポ シリコーン おかずカップ 大 C-3897
おかずの下に敷けるシリコンカップはカラフルなものを用意すると便利。おかずの彩りがイマイチになってしまったときも、カラフルなカップで華やかな印象に。
サラダが水っぽくなるのを防ぐ
サラダなどの生野菜も、運んでいるうちに水分が出てびしゃびしゃになりがちです。
そんな時は容器の底にライスペーパーを敷いてみましょう。
ライスペーパーが水分を吸い、野菜をシャキシャキに保ってくれます。ライスペーパー自体も生春巻き感覚で食べられて美味しい!
和風サラダなら、乾燥わかめを入れても同様の効果があります。
これがあると便利
Cabilock 外出先でのヨーグルトとシリアルの朝食サラダコンテナーランチボックスプラスチックホルダー漏れ防止スナックコンテナー電子レンジセーフホワイト310 + 760 Ml
サラダ専用のランチボックス。上部にはクルトンやドレッシングを入れられるようになっています。
しなびたミニトマトを復活させる
冷蔵庫の中で水分を失い、シナシナになってしまったミニトマト。このままお弁当箱に入れてしまうのは見栄えが悪いです。
そんなときはミニトマトを80℃のお湯に30秒漬けてみましょう。
お湯は沸騰した状態か、別の容器に移し替えるごとに、温度が約10℃下がると言われています。ヤカンからカップへ、さらに別のカップへもう一度移し替えると、およそ80℃になります。
ミニトマトが水分を吸って復活しました。ほかにも「ヘタつきの状態で水に30分漬ける」という方法でも復活します。
この方法で復活させたミニトマトは、見た目は元通りですが、鮮度まで復活したわけではないので早めに食べ切りましょう。またミニトマトのヘタには雑菌がたくさんついているので、お弁当に入れる時は必ず取るようにしてください。
お弁当を美味しく見栄えよく!
お昼の楽しみ、お弁当。開けた瞬間ガッカリしないためにも、食中毒を起こさないためにも、十分な配慮が必要です。毎日のお弁当作りは大変ですが、ひと工夫で変わってくるので、ぜひ試してみてください。