生活と共にある住まいは、その人の考え方や人柄が表れるもの。様々なジャンルで活躍中のゲストをHDCにお迎えし、理想の住まいを見つけてもらいました。憧れのあの人が考える「理想の住まい」を覗いてみましょう。
「あの人が見つけるHDCの愉しみ方」、今回はインスタグラマーのウラリエさんに理想の住まいについてお話を伺いました。
インスタグラマー ウラリエさん
神戸在住。関西のおしゃれなお店や料理、スポットなどをフォトジェニックな写真で発信。多くのファンを集めている人気インスタグラマー。
大好きな 旅、食レポの発信を中心にモデルの仕事なども行う。
目次
自分流のスタイルで初めての家づくりを楽しむ。
—人気インスタグラマー ウラリエさん、情報発信への思いとは?
自分が食べて美味しかったものとか、行って楽しかったところをブログやSNSで勝手にPRしていたら、それを見てくれる人がだんだん増えていきました。
紹介したお店や施設の方もよろこんでくれて、それが今に繋がっています。わたしの発信が誰かの役に立てているならうれしいですね。
以前は全国を飛び回っていましたが、今は主に地元・神戸エリアの情報を発信しています。最近は“映える”ものより、地味でも本当においしいものに心惹かれています。
—「リノベーションで古き良き住まい」とは?
ずっと実家の居心地がよくて出られなかったんですが、ふと自分の家があるのもいいなと思い始めました。
古民家や古いマンションをリノベーションしたカフェが好きで、行く度に、こういう家に住みたいなあと思っていました。神戸から日帰りできるくらいの田舎の家をリノベーションして住んでみたいんです。
具体的には何も決まっていませんが、自然光が入る明るい家がいいな、薪ストーブがあるといいな、おしゃれなインテリアにしたいな、とイメージだけはできています。
おしゃれに見える「古さ」に快適さをプラスしたい。
(HDC神戸 N-Basic)
—N-Basicからのリノベーションの事例紹介、いかがでしたか?1つは古い戸建てをフルリノベーションした例でした。
古民家ならではの広縁、舟底天井をそのまま残し、建具もできるだけ再利用したとのこと。新しくなった空間に古いガラス戸が使われていて、レトロないい雰囲気を出していましたね。
一方で、ライフスタイルに合わせて和室を洋室に変えたり、水まわり設備を入れ替えたりなど暮らしを快適にする部分は思いきり新しくしていました。
「おばあちゃんの家」というイメージが、モダンでおしゃれな家に変身。新しさと古さが混じり合ったおしゃれな住まいになっていました。
—もう1つは築40年以上のマンションの部分リフォームの例でしたね。
キッチンと洋室の間取りを変更して家事室を作った事例。キッチンと家事室を区切っている大きな室内窓がおしゃれなんです!明るくなったキッチンが、カフェみたいな雰囲気になっていました。
ビフォー、アフターを見せてもらってあまりの変化にびっくり。部分的なリフォームでも、かなりのことができるんだな、と思いました。
自分で塗った漆喰は下手でも愛着がわきそう。
(HDC神戸 N-Basic)
—漆喰の壁の見本がありました。
リノベーションの際、自分で漆喰や壁の塗装をしたい人が増えていて、N-BasicではDIYの家づくりをサポートしているとのこと。
漆喰、珪藻土などの自然素材や環境に配慮した塗料の使用を提案していて、塗り方なども教えてくれるそうです。
家作りのDIYは、楽しくてコスト削減にもなり、一石二鳥。本格的なDIYはやったことはありませんが、自分の家のリノベーションならチャレンジしてみてもいいなあ、と思いました。
憧れの薪ストーブで冬の暮らしを素敵に。
バーモントキャスティングス 薪ストーブ(HDC神戸 ダッチウエストジャパン)
—リノベーションした家で薪ストーブを使いたいとか?
暖炉や薪ストーブに憧れています。薪ストーブを使っているカフェがあって素敵だな、と。
ダッチウエストジャパンにはたくさんの薪ストーブが並んでいました。大きさもデザインもいろいろあるんですね。
気に入ったのは、伝統的なデザインでコンパクトなタイプのもの。わたしのイメージ通りの薪ストーブです。窓が大きくて炎がよく見えそう。お料理にも使えそうですね。
わからないことも多いので、これから薪ストーブの情報を集めて勉強してみたいです。
癒される炎の色、炭のパチパチ音まで再現。
電気式暖炉(HDC神戸 イタヤランバーインターナショナル)
—イタヤランバーインターナショナルには「電気式暖炉」というのがありましたね。
電気式暖炉っていうのがあるのを初めて知りました。遠赤外線ヒーターが内蔵されていて暖かくなるんですね。煙もススも出ないからマンションでも使えるということですね。
炎はフェイクなんですが、燃えている感じはなかなかリアルです。パチパチと炭の音までします。
暖炉の炎のビジュアルをインテリアとして楽しむわけですね。面白いです。
無垢材のシンプルな家具は、古民家にマッチするはず。
カフェテーブル チェア(HDC神戸 ヤクモ家具製作所)
—リノベーションしたら、家具はどのように選びますか?
普段からこんな感じがいいな、というインテリアの画像をスマホで集めたりしています。
集めた画像に似たものが、ヤクモ家具製作所にありました。木でできたシンプルなデザインの家具です。テーブルの色の違いは塗装ではなくオーク、チェリー、ウォールナットなど木の種類の違いなんですね。木そのもののマットな質感がいいですね。レトロな家で使ったら、きっといい感じになると思います。
木の椅子に、きれいな色の布を合わせて。
ビーグルソファ(HDC神戸 ヤクモ家具製作所)
—おしゃれなソファを見つけましたね。
優しいカーブの肘掛けが付いた一人掛けのソファです。ミナペルホネンの座面がアクセントになってかわいいです。生地は、好みの色柄が選べるようですね。いくつか生地見本が置いてありました。シンプルな家具に、色をプラスすることで、また違った魅力が生まれますね。
わたしはカラフルなもの、ポップなものが好きなので、これはいいなと思いました。ナチュラルな古民家にパッと明るい色があったら素敵じゃないですか?
わたし流のインテリアを自由に楽しめたらいいなと思います。
—HDCに来てみていかがでしたか?
もっと見たい!1日かけてあちこち見て回りたい!と思いました。
普段は気になったことはスマホで情報集めをして終わりです。実物を見たり、専門のスタッフの方に直接聞くお話は、ネットで見る情報とは全然違いますね。
リノベーションの事例もすごく面白かったです。古民家リノベーションや薪ストーブ、インテリアについて、ますます知りたくなりました。
もっと早くHDCに来ればよかったです。