毛布は自宅で洗濯できる!
見た目からはなかなか汚れがわかりにくい毛布。冬は夏ほど汗をかきませんが、肌に一番近い寝具として毎晩くるまっていた毛布には、どうしても汚れが蓄積しています。
汚れが気になったり、衣替えで毛布をしまう前には、自宅で洗ってみましょう。お風呂場で簡単に洗える方法を紹介します。
毛布を洗濯する
毛布を洗う前には、必ず品質表示タグを確認しましょう。「洗濯機OK」または「手洗い」のタグがついていれば洗濯できます。毛布は水に強い合成素材であるポリエステル製やアクリル製のものが多いので、ほとんどの毛布には「手洗いOK」の表示になっています。
毛布は乾くまでに時間がかかるため、なるべくよく晴れて空気が乾燥した日に洗うようにしてください。
お風呂に30℃くらいのぬるま湯を張ります。後で毛布を入れて踏み洗いするので、お湯はたくさん入れず、ふくらはぎの高さ程度まで入れるといいでしょう。
オキシクリーンをお湯4Lに対し、付属スプーン1杯の割合で溶かしておきます。
もしオキシクリーンでなく洗濯用洗剤を使う場合は、おしゃれ着用洗剤を表示通りの割合で溶かしてください。
毛布を入れます。最初は浮いてくるので、手で押さえて沈め、水を吸わせます。
浮いてこなくなったら、そのまま30分程度つけ置きします。
30分経ったら、毛布の上に乗って何度か足踏みをし、汚れを押し出します。押し出された汚れで水が一気に濁ることもしばしば。
洗い終わったら水を抜き、2〜3回水を変えながらすすぎます。
すすぎが終わったら、水がない状態の浴槽内やお風呂場の床で毛布をよく踏み、脱水します。濡れた毛布はかなり重い上に厚手で乾きにくいため、できる限り水を抜きましょう。
毛布を乾かす
毛布は服などに比べ、厚手で毛足も長く、乾くまで時間がかかります。
特に足で踏んで脱水をした場合は、洗濯機の脱水に比べて水が残りやすいため、なかなか乾かないケースも少なくありません。
そんなときは角が下にくるよう干してみてください。2つの角を少しずらしておくのがコツです。
水分が下に集まるため、乾きにくい中央部分が速く乾きます。もし角の先から水分がポタポタ垂れてくるようなら、角の部分を握って絞るといいでしょう。
中央部分が少し乾いてきたら、90°回転させましょう。さらに乾きが速くなります。
毛布を畳む
大きな毛布を畳む時には、警視庁災害対策課も推奨しているテクニックを使うと、ひとりでも一瞬にして畳むことができます。
まずは毛布を床に広げます。片手で毛布の中央をつかみ、もう片方の手で毛布の端をつかみます。
毛布の端をつかんだまま、逆サイドの端も一緒につかみます。
毛布をつかんだまま立ち上がり、ひと振りして形を整えれば、一瞬にしてきれいな四つ折りになります。
今回はシングルサイズの毛布で試しましたが、もっと大きなレジャーシートなどでもひとりでサッと畳めます。
毛布の洗濯や収納関連グッズ
ここからは毛布を洗濯するときや、洗った毛布を収納するときに使える便利グッズを紹介します。
毛布用の洗濯ネット
東和産業 ランドリーネット
「洗濯機で洗濯OK」の表示がある毛布を洗濯機やコインランドリーで洗う際、「※洗濯ネットを使用」の文言がある場合が多いです。そんな時は毛布・タオルケット用の大判洗濯ネットを使いましょう。
東和産業のランドリーネットは紐がついており、毛布を入れた後に紐を結んで筒状にできます。洗濯機に入れやすく、便利です。
毛布の収納袋
アストロ 収納ケース 軽寝具 毛布用 2枚組
衣替えの時期、しまい洗いをした毛布は収納袋で保管しましょう。アストロの収納袋は活性炭シートを挟んだ生地を使っているため、嫌な湿気やにおいを吸着してくれます。ファスナーが大きく開くのも便利。
オフシーズンの毛布がクッションに変身?!
布団収納袋 クッション ふとん収納 布団収納 無地 おしゃれ クッションになる 丸洗い ふとん 毛布 服 収納 背もたれ 座布団 tobest ラウンド型 58×58×28㎝ グレー
使わない時期の毛布や羽毛布団など中に詰めると、シンプルでおしゃれな大判クッションに変身。「毛布の収納場所がない!」という方にもおすすめの収納カバーです。
お気に入りの毛布を洗ってお手入れしよう
毛布の汚れが気になったときや、衣替えで出し入れしたときは、毛布をお風呂で洗ってみましょう。大物洗いはなかなか大変ですが、達成感もひとしおです。お気に入りの毛布を長く快適に使うために、ぜひチャレンジしてみてくださいね。