ボディクリームは、全身の保湿に使用するボディケア用品です。肌質や好みの香り、肌悩みに合わせた機能がある製品など、選び方にはコツがあります。コツを押さえて、さまざまな製品の中から自分に合ったお気に入りのボディクリームを見つけましょう。
目次
ボディクリームの役割をおさらいしよう
ボディケア用品には、さまざまな種類の製品があります。ボディクリームの本来の役割を確認しましょう。
全身を保湿するために使う
全身の皮膚は、外部からの刺激で水分や油分を失いがちです。皮膚の乾燥を放置すると、皮膚のバリア機能が低下したり、かゆみが発生したりします。
乾燥した皮膚を保湿するために役立つのが、ボディクリームです。ボディクリームにはセラミド・ワセリン・スクワランなどの保湿成分が配合されていて、油分が肌の表面に膜を作り、肌からの水分の蒸発を防ぎます。肌に潤いを与えることで、乾燥による肌トラブルが起こりにくくなるでしょう。
また、マッサージクリームとして滑りをよくしたり、香りつきのボディクリームでリラックス効果を得たりすることもできます。
他のボディケア化粧品との違い
ボディクリームは、他のボディケア化粧品とは、油分と水分の配合バランス・テクスチャーが異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ボディクリームは保湿が目的のため、ワセリンなどの油分が比較的多くなっています。少し硬めなテクスチャーが特徴的で、乾燥が気になる箇所に集中的に使うことができます。
ボディバターは、ボディクリームよりもさらに油分が多く、こってりとしたテクスチャーが特徴的です。
ボディミルクは、体用に作られた乳液です。ボディクリームよりも油分が少なく水分が多めに作られているため、伸びがよく広い範囲に塗ることができます。ベタつきが気になりにくいので、背中やデコルテなど皮脂が多い部分のケアにもぴったりです。
ボディローションは、水分が多くサラサラとした使用感です。化粧水のように使うことで、クリームがよく浸透しやすくなります。春夏でもさっぱりと使用できるでしょう。
ボディジェルは、水分の多いジェル状で浸透の早いボディケア用品です。体に水分が残っており、体温も高いお風呂上がりなどに使用することでよく浸透します。
自分の肌のコンディションに合ったボディケア用品を選ぶことで、肌に合わせた適切なスキンケアができるでしょう。
ボディクリームの正しい選び方
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ボディクリームにはさまざまな製品があります。選び方の基準を知り、自分に合ったボディクリームを選びましょう。
肌質に合わせて選ぶ
自分の肌質に合わせて、適切な油分量や保湿力のボディクリームを選びましょう。
肌質ごとのおすすめボディクリームは、以下の通りです。
- 普通肌：自分好みのテクスチャー・香りのもの
- 乾燥肌：ワセリン・セラミド配合などの油分量が多く、保湿力の高いもの
- 敏感肌：自然由来で肌に優しい低刺激なもの
- オイリー肌：油分の少ないジェルやローション
乾燥肌や敏感肌などの肌悩みがある人は、ボディクリームに配合されている成分を確認し、保湿力が高いものや低刺激なものを選びましょう。
オイリー肌の人はボディクリームだと油分量が多過ぎてしまうことがあるため、ジェルやローションなども検討してみるのがおすすめです。
プラスαの機能で選ぶ
ボディローションは保湿以外にも、美白や肌荒れのケアなど、プラスαの機能が付いているものが多いです。それらの機能から、自分の肌に合ったものを選びましょう。
例えば肌荒れが気になる人は、抗炎症成分のグリチルリチン酸・アラントインなどが含まれている製品がおすすめです。肌荒れやニキビの発生などを防ぎながら、肌の潤いを保つことができるでしょう。
好みの香りで選ぶ
ボディクリームは、製品ごとに香りも異なります。香水代わりに使うなら、香りの持続時間が長いボディクリームがぴったりです。
香水と比較して香料の含有量が少ないため、穏やかで優しい香りが広がります。香水と同じ香りのボディクリームを発売しているブランドの製品を選べば、併用して長時間香りを持続させることができるでしょう。
就寝前などに使うなら、香りが控えめな製品や無香料のものを選びます。すっきりと爽やかな柑橘系の香りなどを選べば、1日の疲れがリフレッシュできるでしょう。
保湿力の高いボディクリーム
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保湿力の高いボディクリームなら、乾燥の気になる季節にもしっかりと肌へ潤いを与えてくれます。保湿力に優れたボディクリームをご紹介します。
ニベア クリーム 大缶
世代を超えたロングセラー商品、ニベアのボディクリームです。
フェイスケアから指先の乾燥まで、全身に使用できます。出掛ける前や洗顔後のケアにもおすすめです。香りも強くないため、年齢・性別問わず家族みんなで使えるでしょう。
スクワランやホホバオイルの成分が天然の皮膚膜を作り、肌をしっとりと保湿してくれます。たっぷり169gが入っているので、長い期間使用できます。缶入りなので大きく開き、手ですくい取りやすい構造です。
ニベア クリーム 大缶
SABON リペアボディクリーム ホワイトティー
ホワイトティーのリラックスした香りを楽しめるボディクリームです。
油分をしっかりと含んだテクスチャーが、乾燥した肌に潤いバリアを作ってくれます。配合されたジェリコローズとシアバターが、乾燥による肌ダメージを和らげます。
エキゾチックなアンティーク調のパッケージ入りで、インテリアとして使ってももおしゃれなボディクリームです。心地よいホワイトティーの香りで、トップノートにはフィグ・ジャスミン・レモンが漂います。
SABON リペアボディクリーム ホワイトティー
ジョンソンボディケア エクストラケア 高保湿クリーム
ヨーグルト成分が配合された、ジョンソンボディケアのボディクリームです。
ジョンソンの看板商品の一つであるベビーオイルの成分を配合することで、保湿力に長けている製品です。パックをした後のような柔らかくもっちりとした肌質に導いてくれるでしょう。
蓋を開けると、ローズとジャスミンのフローラルな香りを楽しめます。リラックスタイムにもぴったりのボディクリームです。
ジョンソンボディケア エクストラケア 高保湿クリーム
肌への優しさにこだわったボディクリーム
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低刺激なボディクリームなら、敏感肌の人や子どもが使うのも安心です。肌に優しいボディクリームを見ていきましょう。
花王 キュレル クリーム（医薬部外品）
乾燥肌・敏感肌の人に合うよう考えられた、花王・キュレルのボディクリームです。
弱酸性の成分で、エチルアルコール・香料・着色料を使用せず、肌への刺激が抑えられています。赤ちゃんのデリケートな肌にも使えるので、敏感肌の人でも安心です。
テクスチャーはクリームタイプなので、ボディ全体に塗り広げやすいでしょう。セラミド成分やユーカリエキスの効果で、乾燥した角層の奥までしっかりと浸透します。消炎剤成分によって、肌荒れも防げるボディクリームです。
花王 キュレル クリーム（医薬部外品）
ケアセラAP フェイス＆ボディクリーム
セラミドを配合した、ケアセラAPのボディクリームです。
セラミドは本来人の肌に含まれ、潤いを保ち外部の刺激から肌内部を守る働きをしています。ケアセラはセラミドが不足してしまった肌にしっかりと潤いを補ってくれます。
パラベンを含まず肌への刺激も少ないボディークリームなので、敏感肌の人でも安心です。
ケアセラAP フェイス＆ボディクリーム
ALLNA ORGANIC ボディクリーム
無添加の成分にこだわられた、ALLNA ORGANICのボディクリームです。
7種類のオーガニック認証成分と12種の美容成分を配合しています。ティーツリーやラベンダー、オレンジから抽出したオイルが使われていますので、ボタニカルで自然な香りを楽しめるでしょう。
合成香料・着色料・鉱物油・パラベン・紫外線吸収剤・アルコール・サルフェートを使用していません。肌にも地球にも優しく、毎日のケアができます。
ALLNA ORGANIC ボディクリーム
美白成分を配合したボディクリーム
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紫外線によるシミやそばかすが気になる肌には、美白成分を含んだボディクリームがおすすめです。美白成分を配合したボディクリームをご紹介します。
ドクターシーラボ 薬用ボディ・ピンク（医薬部外品）
薬用美白成分・ケア成分・保湿成分が配合されており、全身への潤いはもちろん、ダメージによる色素沈着も軽減します。下着の締めつけや脱毛処理などによる黒ずみ・くすみをケアし、肌本来の色に近づけるでしょう。
香料・合成着色料・鉱物油・パラベン・アルコール不使用で、肌に優しいクリームです。
ドクターシーラボ 薬用ボディ・ピンク（医薬部外品）
MeVicream ボディケア ボディクリーム（医薬部外品）
ダメージを受けた肌を集中ケアできる、MeVicreamのボディクリームです。
トラネキサム酸・アルブチンが配合されており、肌荒れやメラニンの生成を抑えます。日常的な肌へのダメージをケアしながら、しっとりと潤う肌を目指せるクリームです。寝る前に塗っておくことで睡眠中に肌を集中ケアしてくれます。
MeVicream ボディケア ボディクリーム（医薬部外品）
マニス ホワイトニング ボディクリーム（医薬部外品）
マニスのボディクリームは、美白有効成分のアルブチンが角質の奥まで届きます。日焼け後の肌に塗ることでメラニンの生成を抑制し、新たなシミやそばかすの発生を防ぎます。
天然保湿成分のエーデルワイスエキス・オトギリソウエキス・カレンデュラエキスを配合することで、潤いのあるみずみずしい肌へと導いてくれるでしょう。
マニス ホワイトニング ボディクリーム（医薬部外品）
香りにこだわったボディクリーム
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香りを楽しめるボディクリームなら、香水の代わりやリラックスタイムにもぴったりです。香りにこだわられたボディクリームを見ていきましょう。
LAURA MERCIER ホイップドボディクリーム アンバーバニラ
コスメで人気のLAURA MERCIERの、ホイップクリームのようなつけ心地のボディクリームです。
柔らかく滑らかな軽いテクスチャーで、1日中ベタつきを気にせず使用できます。肌に潤いと滑らかさを与えてくれることで、艶やかな肌を演出できるでしょう。
香りは、エレガントな『アンバーバニラ』のフレーバーです。甘いバニラにタンジュリン・アンバーをブレンドしていて、甘過ぎず優雅な香りです。
LAURA MERCIER ホイップドボディクリーム アンバーバニラ
クナイプ ボディクリーム コージーモーメント
オレンジのみずみずしい香りを楽しめるボディクリームです。配合されたアーモンドオイルとシアバターが、角質層までしっかりと潤いを与えてくれます。塗った後もベタつかないので、衣類を着る直前でも使用しやすいでしょう。
香りは、甘くてスパイシーなスイートオレンジとスターアニスのフレーバーです。リラックスタイムにもぴったりの香りで、癒しの時間を過ごせるでしょう。
クナイプ ボディクリーム コージーモーメント
お気に入りのボディクリームで保湿しよう
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ボディクリームは、肌を保湿し潤いを与えるだけでなく、美白ケアやアロマなどさまざまなプラスの効果も期待できます。
バリエーション豊富な製品の中から、自分だけのお気に入りのボディクリームを見つけることで、毎日のスキンケアが楽しみになるものです。自分に合ったボディクリームで、すべすべと滑らかな肌を目指しましょう。
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