冷蔵庫裏を掃除してない人必見!必要性や掃除の方法、頻度も解説

冷蔵庫の裏を掃除したことはあるでしょうか?冷蔵庫の裏は、気づけばほこりがたまってしまっている場所です。初めて掃除する場合にも役立つよう、掃除の手順と注意点を具体的に紹介します。便利な道具の紹介もしているので、チェックしてみましょう。

冷蔵庫の裏を掃除する必要性とは

冷蔵庫裏は、なぜ掃除する必要があるのでしょうか?普段特に汚す場所でもないため、ピンとこないことも多いかもしれません。掃除が必要な理由や頻度を紹介します。

思わぬトラブルの原因になることも

冷蔵庫の裏を掃除せずに放置していると、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。

まず、冷蔵庫の裏にはほこりがたまりやすいため、カビやダニの温床となることがあります。特に、冷蔵庫が置かれているキッチンは水気の多い場所です。そのため、風通しが悪い冷蔵庫の裏は、湿気もたまりやすく、カビが発生しやすい場所だといえます。

また、冷蔵庫の裏にコンセントがある場合には、火災のリスクもあります。ほこりがプラグ部分に蓄積してしまうためです。

このように、冷蔵庫の裏には、思いがけないトラブルが潜んでいます。

掃除頻度は年1回が目安

冷蔵庫裏の掃除は、労力を必要とする作業なので、そう頻繁にできるものではありません。

しかし、冷蔵庫の裏は、時間がたつだけでもほこりがたまり、汚れてしまっている場所です。小まめに掃除することは難しいかもしれませんが、少なくとも1年に1回は掃除をしましょう。

また、冷蔵庫の掃除をする際は、扉を頻繁に開閉したり、コンセントを抜いたりという作業も発生します。そのため、外の気温が低めで、冷蔵庫内外の温度差が小さくなる冬のタイミングで行うのがおすすめです。

冷蔵庫の掃除の仕方って?

(出典) pexels.com

冷蔵庫の掃除をするといっても、具体的な方法が分からない人もいるのではないでしょうか?冷蔵庫の掃除の仕方を紹介しますので、手順に沿って試してみましょう。

冷蔵庫の動かし方

冷蔵庫は重量があるので、動かすのは大変だと思う人も多いでしょう。しかし、動かすコツさえ覚えれば、そこまで難しいことではありません。

まずは、冷蔵庫の下をチェックしましょう。プラスチックのカバーのようなものがあるはずです。

ここを引っ張ると、キャスターが出てきます。ネジを回転させて緩めれば、簡単に動かすことができるようになります。

それでも重い場合には、冷蔵庫の中身を少し減らしてみましょう。電源コードを抜かずに掃除をする場合は、つい引っ張りすぎて抜けないように注意が必要です。

冷蔵庫裏を掃除する手順

冷蔵庫の裏を掃除する手順を具体的に紹介します。注意点と併せてチェックしてみましょう。

  1. 冷蔵庫を動かす
  2. 背面の吸気口にほこりがたまっているので、掃除機で吸い取る
  3. 乾拭きをしてほこりを落とす。水分が入ると危険なので、水吹きはNG
  4. 冷蔵庫後ろの壁紙に付着しているほこりは、乾いたクロスやモップで取り除く
  5. コードや壁紙の油汚れは、中性洗剤を付けた布で拭き取り、仕上げに水拭きして洗剤を取り除く

冷蔵庫裏の黒ずみの正体

冷蔵庫の裏の壁が黒ずんでいたら、それはカビである可能性が高いです。また、冷蔵庫の熱による電気焼けの場合もあります。

対策が異なるので、まずは汚れの正体を見極めてから、対処しましょう。

<カビだった場合>

  1. 重曹・酸素系漂白剤・30〜40℃のぬるま湯・雑巾・消毒用エタノールを準備
  2. 重曹・酸素系漂白剤・ぬるま湯を2:2:1の割合で混ぜて、ペーストを作る
  3. エタノールを雑巾に染み込ませて、壁紙のカビを拭く
  4. ペーストを該当部分に塗り、4時間ほど放置する
  5. 雑巾でペーストを拭き取り、乾拭きして仕上げる

<電気焼けだった場合>

  • 電気焼けの汚れは元に戻せないので、壁紙を張り替える
  • 予防するためには、壁から10cmほど離して電化製品を設置する

賃貸物件で、電気焼けとなってしまった場合には、壁紙を勝手に張り替えるのはNGです。まずは管理会社に相談しましょう。

掃除を楽にする方法はある?

(出典) pexels.com

冷蔵庫の裏は、もちろん自分で掃除できます。しかし、いざ掃除をするとなると、つい面倒になってしまうこともあるでしょう。そんなとき、掃除を楽にする方法を2点紹介します。

効率よく掃除ができるアイテムを使おう

効率よく冷蔵庫裏を掃除するためには、ストッキングハンガーがおすすめです。破れたり汚れたりしてしまい、もう使えなくなってしまったストッキングを針金ハンガーに通したら完成です。

針金ハンガーであれば自由に曲げられるので、隙間にもスッと入って便利でしょう。ストッキングは静電気を発生させるため、ハンガーの端を持って、さっと隙間に入れて動かすだけでほこりを取り除けます。

冷蔵庫の上や下だけでなく、家具や棚の上の掃除にも使えて万能なので、ぜひ作って活用してみましょう。

業者に頼むという手段もある

自分で掃除をするのが億劫な場合には、業者に依頼するという手段もあります。業者は掃除のプロなので、隅々まできれいにしてくれるのが大きなメリットです。

冷蔵庫の裏の掃除だけではなく、パッキンの裏側や蒸発皿の掃除なども含めて、丸ごと依頼できます。

また、カビ防止対策などをしてもらえる場合もあります。価格設定は業者によって異なりますが、約60〜90分で5000〜1万円くらいが相場です。冷蔵庫の大きさや、オプションによっても値段は異なるので、依頼する前に見積もりを取りましょう。

冷蔵庫裏も定期的に掃除をしよう!

(出典) pexels.com

冷蔵庫の裏は、普段の掃除では対象外となっているでしょう。しかし、放置していると、隣接している壁にカビが生えたり、ダニが湧いたりすることがあります。

場合によっては、火災のリスクもあるといわれています。そのため、少なくとも1年に1回はほこりを取るようにしましょう。

放っておくほどに掃除する手間が増えてしまうので、これまで掃除をしていなかった場合は、ぜひ早めに掃除するのをおすすめします。


※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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