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おすすめの電子ピアノを紹介!初心者や子ども向け10モデルが集結

子どもの習い事として今も昔も人気なのがピアノです。楽器を習うなら、自宅での練習は必須ですし、電子ピアノの購入を検討中の人もいるのではないでしょうか。この記事では、電子ピアノの選び方からおすすめのメーカーやモデルまで紹介します。

電子ピアノの選び方

電子ピアノはアコースティックピアノと比べて、鍵盤が軽く、音質には電子ならではの特徴があります。自分の好みや購入目的に合わせて選ぶのがよいでしょう。

鍵盤の数とタッチ感

電子ピアノとアコースティックピアノの一番の違いは鍵盤を押したときの感覚です。

アコースティックピアノは、ハンマーが弦をたたくことで音が鳴ります。対して、電子ピアノは、電子回路を通じて音が鳴る仕組みで、鍵盤を軽くたたくだけでも音が出ます。

鍵盤の軽い電子ピアノで演奏することに慣れてしまうと、本物のアコースティックピアノで演奏する際に、鍵盤が重く感じられて、うまく演奏できないこともあるでしょう。

電子ピアノを選ぶときは鍵盤をたたいたときの感覚が、できるだけアコースティックピアノに近いものを選ぶのがおすすめです。各メーカーから発売されているモデルの中には、木製鍵盤や塗装によって、アコースティックピアノの感覚に近づけたものもありますので、チェックしてみるとよいでしょう。

また、モデルによって鍵盤数が異なります。88鍵盤のものだと、アコースティックピアノと同じなので、演奏しやすいでしょうし、61・71・73鍵など鍵盤数の少ないものなら、スペースが狭くても設置しやすいでしょう。電子ピアノは幅を取るものなので、設置場所を考慮しながら選ぶことも大切です。

音色

電子ピアノは、鍵盤をたたくと、本物のピアノの音を録音した音源が再生され、それがスピーカーから出力されることで音が出る仕組みになっています。

スピーカーの数は、標準モデルでは2・4・6個ですが、多いほど臨場感のある演奏が可能になります。アコースティックピアノに近い音響で演奏したい場合、4個以上のスピーカーを搭載したものを選ぶとよいでしょう。

また、同時に出すことができる音の数を示す同時発音数も大切です。同時発音数が大きいほど、音が途切れることなく、なめらかできれいに聞こえます。最大同時発音数が64音以上のものを選べば、音の途切れを気にすることなく演奏できるでしょう。

価格帯

電子ピアノは1万円前後のものから30万円以上のものまで、幅広い価格帯のものがそろいます。当然、価格が高いほど高性能にはなりますが、使用目的に合わせた価格帯のものを選ぶことが大切です。

ピアノ演奏に挑戦してみたいというだけなら、1万円ほどのものでもよいでしょうし、10万円以下のものでも楽器として充分機能します。

しかし、グランドピアノで演奏することも視野に入れて、本格的に取り組みたい場合は、10万円以上の、装備がしっかりしたものを選んだ方がよいでしょう。

電子ピアノのおすすめメーカー

電子ピアノを買うなら、やはり信頼できるメーカーのものを選びたいものです。現在、国内で販売されている電子ピアノメーカーは複数ありますが、中でもこれからピアノを始める人におすすめのメーカーを紹介します。

ヤマハ

日本代表する楽器メーカーで、電子ピアノもたくさんの種類のモデルが発売されています。低価格帯のエントリーモデルから、高価格なハイグレードモデルまで幅広くそろっているので、自分に合ったものを選べるでしょう。

中でも、初めての電子ピアノにおすすめなのが、「アリウス」シリーズです。アコースティックピアノの技術を生かし、音質と鍵盤のタッチ感にこだわって作られています。

シンプルでスリムなタイプが多いので、省スペースで設置可能です。子ども部屋や一人暮らしの部屋にも置きやすいでしょう。

カシオ

ピアノのほか、時計や電子辞書を扱う電機メーカーであるカシオの技術が生かされた商品は、低価格帯のものから高価格帯のものまでそろいます。低価格帯の製品でも一定の品質が保たれており、コストパフォーマンスに優れるのが、カシオの電子ピアノです。

音色へのこだわりも魅力です。カシオの電子ピアノは、グランドピアノのような音色・残響の余韻を再現しています。質はもちろん、コストパフォーマンスを重視する人にもおすすめのメーカーです。

ローランド

1973年より電子ピアノを開発・販売しており、長い歴史を持つ電子楽器専門メーカーのローランドです。

音質・鍵盤の重さなど、アコースティックピアノの音の再現性にこだわったローランドの電子ピアノは、小さな音でも伸びがよく、心地よい広がりを感じることができます。

ピアノの音色だけでなく、リズムや伴奏などのバックグラウンド再生を楽しむことができ、ピアノ初心者からプロの演奏家まで幅広い層のピアノ愛好家におすすめのメーカーです。

初心者向けのおすすめ電子ピアノ

初心者向けにおすすめなのは、スリムで場所を取らない上、さらに音や弾き心地がグランドピアノに近いタイプの電子ピアノです。

ここでは、グランドピアノのような音色・タッチ感を再現しているおすすめの電子ピアノを紹介します。

コルグ P-380

スリムなデザインで、木目調が美しいスタイリッシュな電子ピアノです。

鍵盤は、リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3(RH3)を採用し、低音部になるほど重く、高音部にいくほど軽い、グランドピアノの鍵盤タッチを再現しています。ピアノの音色をはじめとした、30種類の音色を内蔵し、幅広い音の表現が可能です。

USB端子も搭載し、PCやタブレット、スマートフォンと連携することで、さらに使い方の幅が広がります。

コルグ P-380

税込61200円

※2021年04月25日時点

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カシオ CELVIANO AP-270BN

グランドピアノの音の響きを徹底追求した電子ピアノです。鍵盤をたたく指の力の強弱や、時間による音質・音量の変化を細かくコントロールすることで、ppp(ピアニッシッシモ)からfff(フォルテッシッシモ)まで、広く表現することができます。

さらに、ダンパーペダルを踏むことによる音の響きや、鍵盤のタッチ感、質感などにもグランドピアノに近づける工夫がされています。

また、オーケストラの生演奏を収録したオーディオデータが搭載されているので、ピアノパートを自分で演奏することで、オーケストラとの共演気分も味わえるでしょう。

カシオ CELVIANO AP-270BN

税込85000円

※2021年04月25日時点

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コルグ LP-180

全国の量販店のPOSデータを元に集計された「BCNランキング」の電子ピアノ部門で、2019年度の最優秀賞に輝いた電子ピアノです。

ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション(NH)鍵盤を採用で、グランドピアノと同様に低音部では重く、高音部では軽くなり、指先の繊細な動きを表現します。

奥行きはわずか27cmとスリムで、設置場所を選びません。

ヘッドホン端子も二つ装備されているので、市販のヘッドホンを接続すれば、大きな音を出せない時間帯や環境でも、周囲を気にすることなく演奏できます。

コルグ LP-180

税込43556円

※2021年04月25日時点

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子ども向けのおすすめ電子ピアノ

子ども向けの電子ピアノの場合も、アコースティックピアノやグランドピアノで演奏する際に戸惑わないよう、鍵盤や音質にこだわったものを選びたいものです。ここでは、質が高く、初めてのピアノにぴったりの商品を集めました。

ヤマハ ARIUS YDP-164

初めての電子ピアノとしておすすめのアリウスシリーズの中でも最上位のモデルです。

100年以上の間ピアノを作ってきたヤマハの技術を生かした「グレードハンマー3(GH3)鍵盤」は、本物のグランドピアノと同様に低音から高音に向かうにつれて、段階的に鍵盤が軽くなっています。

また、独自のセンサーによって鍵盤の動きを細かく感知することで、グランドピアノで演奏したときと変わらない弾き心地を味わうことができるでしょう。

ヤマハ ARIUS YDP-164

税込119900円

※2021年04月25日時点

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ローランド RP501 Digital Piano

音質・鍵盤のタッチ感・ペダルとピアノの基本性能にこだわって作られた、初めてのピアノとして最適なエントリーモデルです。

アコースティックピアノ・グランドピアノの表現力を追求した音源を、新規開発の音質の高いスピーカーで出力します。

さらに、高精細センサーで指の繊細な力加減も再現する鍵盤を搭載し、ペダルはハーフペダルなど上級者の技術にも対応可能です。

メトロノームなど練習にも役立つ機能も多く搭載されている本格派のエントリーモデルといえるでしょう。

ローランド RP501 Digital Piano

税込98780円

※2021年04月25日時点

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カワイ CN29A

2種のグランドピアノ音が内蔵され、ペダルの踏み心地もグランドピアノに近い形で再現されています。楽譜を置く譜面台は3段階調整可能で、子どもの成長に合わせて角度を変えることができます。

ピアノの練習ソングが内蔵された「レッスン機能」では右・左手をパート別に流したり、1小節のみ繰り返すことも可能です。

音色と豊富な機能の活用によって、親子で楽しくピアノを奏でながら楽しめるでしょう。

カワイ CN29A

税込115500円

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収納しやすいコンパクトな電子ピアノ

コンパクトなタイプの電子ピアノを選べば、収納しやすく、狭い部屋でも場所を取らない上、持ち運びにも便利です。さらに、スマートフォンやタブレットと接続することで、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

ヤマハ P-125

持ち運びもできるコンパクトでハイクオリティーな電子ピアノです。

「テーブルEQ」機能をオンにすれば、テーブルに置いて演奏する場合に最適なサウンドになるので、演奏場所を選びません。

音源にはヤマハのコンサートグランドピアノの中でも、最も録音に適したものを選んで収録され、ヤマハならではの高いピアノ音質を実現しています。

さらに、ヤマハの無料アプリ「スマートピアニスト」を使うことで、電子ピアノに搭載されたさまざまな機能をスマートデバイスから操作して楽しむこともできます。

ヤマハ P-125

税込53427円

※2021年04月25日時点

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カシオ Privia PX-S1000

シンプルでスタイリッシュなデザインで、奥行きは232mmと、ハンマーアクション付き電子ピアノの中では世界最小のモデルです。

AC電源での使用はもちろん可能な上、乾電池での使用もできるため、どこでも演奏を楽しむことができるでしょう。

デジタルならではの使い方も可能で、スマートフォンやタブレット内に保存した曲を、Bluetoothで電子ピアノ本体のスピーカーで出力することもできます。電子ピアノで演奏しながら再生すれば、お気に入りの曲とセッションできるなどさまざまな楽しみ方ができるでしょう。

カシオ Privia PX-S1000

税込57800円

※2021年04月25日時点

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ローランド GO:PIANO GO61P

幅88cm、重さ3.9kgとコンパクトで軽量な持ち運びに適した電子ピアノです。限られたスペースでも収納でき、電池駆動もできるためどこでも演奏することができます。

スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続すれば、スピーカーとしても使うことができ、動画配信サービスなどで配信されている音楽動画を再生しながら演奏を楽しむことも可能です。

さらに、ローランドのオリジナルアプリ「Piano Partner 2」にも対応しており、内蔵曲の譜面が表示されたり音当てゲームをしたりといった楽しみ方もできます。

ローランド GO:PIANO GO61P

税込42900円

※2021年04月25日時点

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上級者向けのおすすめハイブリッド電子ピアノ

特に音質にこだわりたい上級者には、電子ピアノとは思えないほどの、こだわり抜いた音質のものがおすすめです。価格はそれなりに高くはなりますが、それ以上の価値を感じさせてくれる品質で、最高の演奏を楽しめるでしょう。

カシオ Grand Hybrid GP-310WE

フランスの作曲家、クロード・ドビュッシーに絶賛されたピアノ、C.ベヒシュタインとカシオが共同開発した音色を奏でることのできる最高峰の電子ピアノです。

音源・音響・鍵盤のすべてにこだわり、演奏者の指先が紡ぐ音の世界を、美しい響きと高い表現力を備えた至高の音を持って忠実に表現します。

さらに、白い木目調仕上げのデザインは、開放感あふれる空間作りに貢献し、暖かみのあるインテリアとよく調和するでしょう。

カシオ Grand Hybrid GP-310WE

税込308000円

※2021年04月25日時点

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お気に入りの電子ピアノで自宅レッスン

ひと昔前までなら、電子ピアノはアコースティックピアノやグランドピアノと比べて、音質や鍵盤のタッチ感の違いが顕著なものが多くありました。しかし、近年ではグランドピアノの音色を再現した高品質のモデルが数多く登場しています。

さらには、電子ピアノならではの使い方ができるものもあり、さまざまな方法でピアノ演奏を楽しむことができるでしょう。

この記事で紹介した、電子ピアノの選び方を参考に、ぜひお気に入りの電子ピアノを見つけて、自宅でのピアノレッスンを楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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