マウスパッドの必要性とは?選び方やシーン別おすすめ製品を紹介

マウスパッドを使うと、仕事でもゲームでもマウスの操作精度を向上させられます。またマウスの種類に応じて最適なマウスパッドを選び、適切なお手入れをし続ければパフォーマンスを高くキープすることも可能です。おすすめ商品と併せてチェックしましょう。

マウスパッドの必要性とは?

マウスパッドを使うメリットを2点紹介します。マウスパッドを使うとマウスの操作精度が向上したり、マウスや机が傷つきにくくなったりと、作業効率や耐久性にもよい影響があります。

マウスの動きや反応をよくする

マウスパッドを使うと、マウスの動きや反応の精度が向上します。マウスパッドの上でマウスの動きが滑らかになり、狙い通りの操作をスムーズに行えるため、結果として作業効率も上がるのです。

またマウスの種類によっては、鏡面加工の机の上などで、動作の検知精度が下がるものもあります。デスクワーク時はもちろん、特にマウスを素早く動かす必要があるゲームを行うときには、マウスパッドの有無で操作精度の差が顕著にあらわれます。

ゲームプレイ用に作られた『ゲーミングマウスパッド』も販売されているので、必要に応じてチェックしてみましょう。

マウスやデスクを傷つけない

マウスパッドを使うと、マウスを操作する際の摩擦でデスクに傷がつくのを防ぐことができます。また、机の上に自然と付着してしまうゴミやホコリが、マウスに付着するのを防ぐことも可能です。

ゴミやホコリがマウスに付着すると、操作精度が下がってしまうだけではなく、故障しやすい状態にもなってしまうでしょう。マウスやデスクを大切に使うためにも、マウスパッドを準備するのをおすすめします。

マウスの種類に合わせて選ぼう

マウスには、大きく光学式・レーザー式・ボール式の3種類がありますが、種類に応じて最適なマウスパッドがそれぞれ異なります。それぞれの特徴を理解し、適切なマウスパッドを選んでマウスの操作効率を上げましょう。

光学式マウスなら

光学式マウスは、赤外線センサーを通じて動作を読み取っています。そのため、赤外線を感知しにくいタイプのマウスパッドは避けましょう。マウスの操作精度が下がってしまいます。

具体的には、『光沢がある』『赤色である』『凹凸が多い』タイプのマウスパッドとは相性が悪いです。逆に『布』『木目』『レザー』などの、光沢がなくて表面が滑らかな素材タイプのマウスパッドとは相性がよくなります。

レーザー式マウスなら

レーザー式マウスは、不可視のレーザー光を通じて動作を読み取ります。強い光を真っ直ぐに出してくれるので、センサーがとても追いやすい点が特徴です。

そのため凹凸があったり、透過性が高い素材の上でもスムーズに操作をすることができます。光沢のある素材やガラスの上などでも、比較的正常に動作を読み取ることもできるので、マウスパッドの素材をあまり選ばないマウスだと思ってよいでしょう。

ボール式マウスなら

ボール式マウスは、マウスの中でも古株です。マウスの裏に付いているボールの回転によって動作を感知するため、このボール部分が動きやすい素材のマウスパッドを選びましょう。

具体的には、ゴム素材やスポンジ素材などの弾力性のある素材がおすすめです。またボール部分にホコリなどがたまると操作性が下がるため、ホコリを吸着してくれるクリーニング機能が付いているマウスパッドを選ぶとさらによいでしょう。

マウスパッドを選ぶときのポイント

マウスパッドを選ぶ際に、チェックするとよいポイントを紹介しています。サイズ・仕様・素材など、パソコンで『どのような作業を、どれくらいの時間行うのか』という観点で、それぞれのポイントを押さえていくとよいでしょう。

サイズで選ぶ

一般的な仕事で使用し、事務作業やインターネットの検索などがメインとなる場合には、机の上のスペースを取りすぎない小型なサイズが便利です。

マウスパッドが小型であればノートパソコンと一緒に持ち運びも可能となるので、会議室を移動したり、カフェなどで仕事をする際にも快適な環境で作業ができます。

一方で、デザインやゲームなどがメインの作業となる場合には、マウスを動かす幅が大きくなるため、大きめのマウスパッドを選んでおきましょう。ダイナミックな動きもスムーズに行うことができます。

リストレスト付きかどうかで選ぶ

マウスの操作では、意外と手首に負担がかかってしまっています。長時間作業をすることが多い場合には、手首を休めてくれるリストレスト付きのタイプを選ぶとよいでしょう。

リストレストとはマウスパッドの突起部分で、その上に手首を乗せることで負担を軽減できます。

ウレタン、シリコン素材などの柔らかい素材でクッション性に優れている物を選びましょう。使っているうちにへこんでしまうと効果が薄れるため、形状記憶があるとなおよいです。

素材で選ぶ

プラスチック素材のマウスパッドは、滑りがよいので動きがスムーズになります。また、汚れを拭き取りやすく清潔に使い続けられるのもメリットです。

一方で布素材のマウスパッドは、洗濯の手間は少々かかりますが、摩擦性に優れているので、必要に応じてマウスをピタッと止めることができます。

そのため、ゲームなどの激しい動きを伴うケースにもぴったりです。滑りのよさや摩擦性などに着目し、マウスを使用するシーンに合わせて選ぶとよいでしょう。

マウスパッドのお手入れ方法

マウスパッドは、気づかないうちに自然と汚れてしまっています。そのため、どのような素材であっても、適度な頻度で汚れを拭き取ったり洗ったりすることが重要です。

マウスの操作性を高くキープする上でも、マウスパッドのメンテナンスは大切になります。

マウスパッドは意外と汚れている

マウスパッドは、手垢や皮脂汚れ、空気中のホコリなどが付着しており、実は意外と汚れている場所です。

パッドが汚れていると、マウスも汚れてしまい、不衛生なだけでなくマウスの操作性が低下する場合もあるでしょう。

またパソコン操作中に何かを食べたりする場合には、食べかすなどが落ちてしまっていることもあります。放置しておくと雑菌が繁殖してしまうので、汚れそうなシチュエーションはなるべく避けるとよいでしょう。

素材別、マウスパッドの洗い方

プラスチックやジェルなどの、汚れを拭き取りやすいタイプのマウスパッドは、普段から小まめにウェットティシュなどで拭いておくとよいです。

水洗いをするのもOKですが、マウスに水気はNGなので、しっかりと乾かしてから使いましょう。

また布素材の場合は、洗えるタイプの商品を選ぶのをおすすめします。基本的には商品の洗濯表記に従う必要がありますが、ぬるま湯に浸けて重曹などで優しく洗うのがポイントです。

洗濯機で洗ったり、あまりゴシゴシこすったりすると、表面のコーティングが剥がれることがあります。結果的にマウスの滑り具合に影響が出てしまって、使用感が変わることもあるので注意が必要です。

仕事におすすめのマウスパッド

パソコンを主に仕事で使う人にぴったりのマウスパッドを3点紹介します。長時間作業することが多い人には、リストレストが付いているタイプがおすすめです。低反発タイプやジェルタイプなど、リストレストの素材に注目して選ぶのもよいでしょう。

GIM「マウスパッド ZD-1」

光学式・レーザー式にもぴったりのマウスパッドです。布製でコンパクトに丸めて持ち運ぶこともできるので、仕事でノートパソコンとワンセットにして、いつでも快適な環境で作業をすることができるでしょう。

また表面はラバー加工されているので、滑りすぎない適度な摩擦感でスムーズに使えます。布製はほつれが心配になるところですが、4辺全てほつれ止めの縫製になっており、長く使うことができるように工夫されています。

GIM マウスパッド ZD-1

税込899円

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Elecom「マウスパッド リストレスト一体型 MP-096」

リストレストが付いているタイプのマウスパッドです。リストレスト部分には低反発性のあるポリウレタンが採用されているので、衝撃吸収力に優れ、手首の疲労を防いでくれます。

またデスクにもぴったりと密着してくれるので、マウスパッドがずれて操作しづらいということもありません。光学式・レーザー式・ボール式の、いずれのタイプのマウスにもぴったりのマウスパッドです。

Elecom マウスパッド リストレスト一体型 MP-096

税込717円

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ゲームにおすすめのゲーミングマウスパッド

ゲームプレイ中の白熱シーンでも、ずれたりよれたりすることなく、自在なマウスコントロールを叶えてくれるマウスパッドを3点紹介します。

いずれもスムーズな操作性に定評があり、中にはゲーム会社がゲームプレイに特化して開発した商品もあります。

SteelSeries「QcK mini マウスパッド 63005」

摩擦を可能な限り抑えることを目指して開発されている商品で、動きの激しいゲームにもぴったりのマウスパッドです。

ミニタイプのみならず複数のサイズ展開があるので、より大きなサイズが必要な場合には別サイズをチェックしてみましょう。

また、マウスパッドの裏面には滑り止め加工が施されているので、ズレにくく安定した環境でマウスを使用できます。布タイプなのでくるりと丸めて、持ち運びも簡単です。

SteelSeries QcK mini マウスパッド 63005

税込1682円

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logicool「G240 クロスゲーミングマウスパッド G240t」

柔らかいクロス素材で摩擦も少なく、ゲームで必要とされるスムーズな操作性を満たしてくれるマウスパッドです。

表面には適度な摩擦加工が施されているので、滑りすぎず、ピタッと狙い通りに動きを止めることができます。

またパッドの底面はラバー加工になっており、マウスパッドのずれも防げるでしょう。シンプルなデザインなので、センサーの読み取り機能がデザインで妨げられることもありません。

logicool G240 クロスゲーミングマウスパッド G240t

税込927円

※2021年03月30日時点

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ROCCAT「Kanga ROC-13-010-AS」

ドイツのゲームメーカーROCCATが開発したマウスパッドです。開発の際には、80を超えるゲーミングマウスでテストを行っており、ゲームに特化して設計されています。

またパッド面には高品質の繊維が使用されており、緻密なコントロールを叶えてくれるでしょう。マウスパッド裏面にはラバー加工が施されているので、滑り止め対策も万全です。

ゲーム専用のマウスパッドを探している人に、ぴったりのマウスパッドでしょう。

ROCCAT Kanga ROC-13-010-AS

税込982円

※2021年03月30日時点

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用途にあったマウスパッドを選ぼう

仕事に使うのかゲームに使うのかによっても、おすすめのマウスパッドの選び方は変わります。マウスパッドを選ぶ際は、まずは自分の用途を押さえるところからスタートしましょう。

またマウスは、主に光学式・レーザー式・ボール式に分けられます。手持ちのマウスがどのタイプに該当するかを確認しておきましょう。

マウスの用途・種類と、マウスパッドの素材の掛け合わせが適切であることが、マウスの操作精度を最大限に高めるポイントです。

また、マウスパッドは気づかないうちに汚れやすい場所でもあります。高い操作性をキープするためには、適度なクリーニングも欠かせません。目的に応じたマウスパッドを選び、メンテナンスも行うことで、作業効率を最大限にアップさせましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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