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せいろの使い方が知りたい!最初にしておく手順とお手入れ方法を紹介

せいろがあれば、中華料理だけでなく、さまざまな蒸し料理を作ることができます。使い方も簡単で、レパートリーが広がって便利です。この記事では、せいろを購入したときにやるべきことや基本の使い方、さらにはお手入れ方法を紹介しています。

使いやすいせいろの選び方

せいろを選ぶ際には、まずサイズ・段数・素材をチェックします。サイズ・段数は何人前の食事を用意するか、素材は好みで選ぶとよいでしょう。また、初めてせいろを使うなら、鍋とセットになったものを選ぶのもおすすめです。

サイズ・段数から選ぶ

何人分の食事を作るのかでサイズや段数を決めましょう。

1人分の大きさの目安は18~21cmです。1人暮らしでも、来客時のおもてなし料理に使う可能性がある場合や、2人暮らしの場合は、2段あるものを選ぶと使いやすいでしょう。3~4人家族なら24cm以上のものがおすすめです。

またせいろは3段までなら、同時にムラなく蒸すことができます。上の段でご飯を蒸して下の段でおかずを蒸らすなど、一度に何品も作れるので、段数は用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

せいろの素材で選ぶ

せいろに使われる主な素材には、ひのき・竹・杉があります。それぞれ次のような特徴がありますが、どの素材を選んでも使い勝手に大きな差はないので、好みで選ぶとよいでしょう。

また初めて使うならどれほどの頻度で使うのかわからないですし、かさばるものなので、リーズナブルな素材から試してみるのもおすすめです。

  • ひのき:調質性・耐久性に優れ、見た目の美しい素材です。三つの素材の中で、最も高級な素材です。
  • 竹:調質性に優れ、抗菌性も高い素材です。木の香りはあまりしません。
  • 杉:耐久性が高く、香りのよい素材です。価格が最もリーズナブルです。

初めてなら鍋とセットがおすすめ

せいろは鍋の上に置いて使いますが、家にある鍋ではサイズが合わないことがあるかもしれません。サイズの合わない鍋をそのまま使うと、せいろが焦げたり上手に蒸せなかったりすることがあります。

初めてせいろを使うなら、鍋とセットになったものを購入する方が、失敗は少ないでしょう。また手持ちの鍋を使いたい場合は、蒸し板を使えば上手に蒸すことができます。せいろと同じサイズでなくても、ずらして乗せられるので問題ありません。

せいろの使い方について

せいろを購入したら、最初に空蒸しをしましょう。せいろの使い方は簡単なので、慣れてしまえば色々なものの調理に使えます。

最初にやるべき「空蒸し」

せいろを購入したら、まず「空蒸し」をしましょう。空蒸しをすることで、ほこりや木のあくを除くことができます。基本的な空蒸しの方法は以下の通りです。

  1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
  2. 沸騰したら、中火にして空のせいろを乗せます。ふたも被せてそのまま15分ほど蒸します。
  3. 水でさっと洗い流し、ほこりや木のあくやカスを落とします。

続けて調理したい場合は、そのまま使えます。すぐに使わない場合は乾いたふきんで水分をしっかり拭き取り、日の当たらない風通しのよい場所で乾燥させてからしまいましょう。

基本的な使い方

せいろの使い方はとても簡単です。基本的に、以下の手順で食材を蒸します。

  1. せいろを水で濡らします。
  2. 鍋にたっぷりお湯を沸かします。
  3. せいろに食材を入れます。
  4. 蒸気が充分に上がってきたら、鍋にせいろを乗せます。
  5. 火加減を中火に落とし、蒸気が一定の強さで上がるようにします。火加減は、沸き上がったお湯がせいろにかからないくらいにしましょう。
  6. そのままレシピに記載の時間を目安に蒸します。蒸しあがったかどうかは、竹串などを刺して確認するとよいでしょう。

せいろの中に敷くもの

食材は、せいろにそのまま入れても蒸せますが、食材がくっついたり、食材の匂いが移ったりすることがあります。直接乗せない方がせいろが長持ちするでしょう。

しゅうまいや餃子などくっつく可能性のあるものや、肉や魚など水分が出やすい食材には、クッキングシートやキャベツやレタス、白菜などの上に乗せるのがおすすめです。おこわの場合は蒸し布に包んで蒸します。また器を入れて蒸すなら、下にふきんを敷いて使いましょう。

使い終わった後のお手入れ・保管方法

せいろは木でできたものなので、乾燥させすぎたり、湿度の高い状態で置いたりするのはよくありません。使い終わったら洗剤で洗うのは避け、濡れふきんで拭いてよく乾燥させてからしまいます。保管場所も、通気性のよいところがよいでしょう。

なるべく洗剤は使わない

せいろのお手入れは、使用直後のせいろがまだ熱いうちに濡れふきんで拭いて乾かすのが基本です。

洗剤を使って洗うのはおすすめしません。木の油分が奪われてしまうことで、せいろがゆがむ可能性があるためです。また洗い残しがあるとカビが発生することもあります。

食べ物のシミがついた場合も、ぬるま湯に数分つけてから洗剤のついていないスポンジで洗います。片づける際は、しっかり乾燥させてからしまいましょう。

風通しのよいとこで保管

せいろは風通しのよいところで保管することが大切です。シンクの下などは、通気性が悪く、湿度が高い環境になるので、避けた方が無難でしょう。せいろの保管場所は、棚の上など、直射日光が当たらないよく風が通る場所が適します。

ほこりが気になる場合は、麻や綿など通気性のよい布で包んでおくとよいでしょう。油汚れの心配もなくなるので、おすすめです。

新しいアイテムでお料理をもっと楽しく

せいろは簡単に使えて食事のレパートリーが広がる調理器具です。高級なものもありますが、素材によってはリーズナブルなものもあるので、気軽に取り入れることができます。

せいろを使えば、さまざまなメニューに挑戦することができます。ぜひせいろを購入し、おうちでの料理をもっと楽しんでみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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