ラベンダーの特徴とは?元気に育てるポイントや増やし方などを紹介 – Onnela[オンネラ]|おうちのなかを、もっとしあわせに。  

ラベンダーの特徴とは?元気に育てるポイントや増やし方などを紹介

きれいな紫色に、よい香りのラベンダーを育ててみたいと思う人は多いのではないでしょうか。ラベンダーは種類にもよりますが、比較的育てやすいものが多いです。この記事では、ラベンダーの特徴や育て方、増やし方などを詳しく紹介します。

ラベンダーってどんな植物?

ラベンダーの基本情報について紹介します。ラベンダーは地中海沿岸が原産の植物で、ヨーロッパでは古代から人々に親しまれてきました。たくさんの種類があり、育てやすい品種もあります。

地中海沿岸が原産

ラベンダーはシソ科ラベンダー属に分類される植物で、数年にわたって咲き続ける多年草です。元々、乾燥した気候が特徴の地中海沿岸に自生する植物で、日当たりと水はけのよい土地を好みます。

ヨーロッパでは古代より栽培され、古代ローマでは入浴の際の芳香剤や肌着類の保存剤として用いられていたそうです。中世に入ると精油として使用されるようになり、その強い殺菌力から薬として使われることもありました。

現在でもアロマテラピーでは『万能の精油』といわれ、広く利用されています。日本では、芳香剤や石鹸の香りとしても広く使われているので、その優しい香りをご存じの方も多いことでしょう。

ラベンダーには種類がたくさんある

ラベンダーは大きく分けて以下の5種類のタイプに分類することができます。

  • ラバンディン系:初心者でも育てやすい品種です。病気に強いうえ、寒さにも高温多湿な環境にも強く、よく育ちます。
  • アングスティフォリア系:ラベンダーの代表格ともいえる品種です。香りが高く、精油の原料としてよく用いられます。寒さには強い一方で、高温多湿な環境には弱いため、長く育てるのは少々難しいでしょう。
  • ストエカス系:フレンチラベンダーともいわれる品種です。比較的暑さや乾燥に強く、温暖な環境で栽培しやすいでしょう。香りはあまり強くありませんが、鉢に植えて鑑賞するのはもちろん、ドライフラワーにするのにも向いています。
  • デンタータ系:デンタータとはラテン語で『歯のような』という意味で、その名の通り、歯のような鋭い切り込みの入った葉が特徴です。気温が低下すればするほど花の色が濃く美しくなります。ただし、−5℃以下の寒すぎる環境には耐えられません。
  • プテロストエカス系:四季咲き性ですが寒さには弱いため、鉢植えで育てて、冬の間は室内に置いておくのがよいでしょう。香りは他の種類に比べると弱いです。

ラベンダーの栽培に適した環境

ラベンダーは水はけがよく日当たりのよい環境で、よく育ち花をつけます。適した環境で育て、ラベンダーの栽培を楽しみましょう。

水はけのよい用土がベスト

ラベンダーは水はけのよい土を好みます。ラベンダーを育てる用土には、赤玉土:腐葉土:川砂=5:3:2程度の割合で配合したものを使うとよいでしょう。

さらにラベンダーは酸性土壌を嫌い、アルカリ性土壌を好むため、小さじ1杯ほどの苦土石灰(くどせっかい)を加えることもおすすめです。

またラベンダーが成長すると茎が増え、剪定しないと風通しが悪くなります。その結果土が乾燥しにくくなるので水はけも悪くなってしまい、根腐れを起こすこともあるので注意しましょう。

直射日光や高温多湿を避けよう

ラベンダーは日当たりのよい場所を好み、適度に日光に当てることでより多くの花をつけます。日に当たらなすぎると、花つきが悪くなってしまうので気を付けましょう。

しかし、種類によっては高温多湿な環境を苦手とするものもあります。そのため、直射日光を避けた風通しのよい場所に置くのが無難です。特に夏場の西日は強すぎるので避けましょう。

地植えの場合は、ネットをかけるなどして直射日光に当たらないようにします。

ラベンダーの育て方の基本

ラベンダーは水も肥料も与えすぎないことが基本です。香りが強く、比較的害虫は付きにくい植物ですが、見つけた場合はすぐに駆除しましょう。

水やりをしよう

水はけのよい土を好むラベンダーへの水やりは、土の表面が乾燥したことを確認してからがベストです。乾燥気味に育てた方がよく育つので、水のやりすぎには注意しましょう。

外で鉢に植えて育てている場合、雨が長く続く期間は室内に移動させておくと安心です。

また水やりの際には、ラベンダーに直接かからないよう、株元にのみたっぷりの水をあげましょう。葉には細かい毛が生えているため、水がかかると乾きにくく、蒸れの原因になってしまいます。

またラベンダーがあまり生育しない冬場は、水やりを控えめにしましょう。霜になると、根を傷めてしまう可能性があります。

適量の肥料を与えよう

ラベンダーへの肥料は植え付け時に元肥を、春と秋に追肥をします。

植え付け時には緩効性化成肥料を土に混ぜて与えましょう。また春先の新芽が伸び始める3月ごろと、9月ごろの秋に差し掛かったときには、根元を囲むように緩効性化成肥料をまきます。

ただし肥料の与えすぎは、傷んでしまうので禁物です。逆に全く与えないと徒長してしまうので、肥料は適量を与えるようにしましょう。

病害虫に気を付けよう

ラベンダーは香りが強く、虫が付きにくい植物ですが、季節によっては害虫が発生することがあります。ラベンダーに付きやすい害虫としては、アブラムシ・カイガラムシ・ヨトウムシといった虫が挙げられます。

アブラムシは4~5月ごろにかけて発生しやすく、ヨトウムシは春〜初夏、秋にかけて発生しやすいです。いずれも見つけたら、殺虫剤をかけて駆除しましょう。

またカイガラムシは冬に発生しやすく、ラベンダーを弱らせ、放っておくと枯らしてしまうこともあります。体を硬い殻で覆われたカイガラムシは、殺虫剤が効きにくいです。そのため、歯ブラシなどでこすり落として駆除しましょう。

ラベンダーを元気に育てるポイント

ラベンダーを元気に育てるには、元気な苗を選ぶこと、夏~秋には剪定をして風通しをよくすることです。また、ラベンダーは挿し木をすれば増やすこともできます。

葉色のよい苗を選ぼう

ラベンダーの苗を選ぶ際は茎の節間が詰まった、葉色のよいしっかりしたものを選びましょう。さらに、つぼみがよくついたものを選ぶとよりよいです。

逆に、茎が細長く弱々しい印象のものや、土にコケが生えたものは、育たなかったり根腐れしたりする可能性があります。

ラベンダーの鉢植えは年中店頭にありますが、管理のしやすさから春の購入がおすすめです。

剪定をして風通しをよくしよう

基本的にラベンダーの剪定は、夏~秋ごろに行うのが適します。この時期にする剪定は透かし剪定と呼ばれるもので、風通しをよくし根詰まりを防ぐために行います。花や枝が密集している部分は、剪定しましょう。

また、花つきをよくするために行う刈り込み剪定も、2年に1回ほどの頻度で行う必要があります。剪定に適した時期は、ラベンダーの種類によって以下のように異なります。

  • アングスティフォリア系・ラバンディン系:12月上旬から2月下旬に、全体の1/3までを残して剪定します。
  • ストエカス系:11月上旬ごろに行うのが最適で、全体の1/2程度残して剪定します。
  • デンタータ系:9月中旬~下旬に、全体の2/3を残して剪定します。
  • プテロストエカス系:10月下旬ごろにするのが最適で、全体の2/3を残して剪定します。

ラベンダーは挿し木で増やそう

ラベンダーは挿し木をして増やすことができます。挿し木に適した時期は、5~6月、9~10月です。以下の手順で行いましょう。

  1. 虫や病気が見られず、茎が硬くなった若い枝を5〜6cmほど切り取ります。茎についている葉の下半分は取り除いておきましょう
  2. 水を入れたコップに30分~1時間ほど水に浸けておきます
  3. 発根促進剤があれば茎の切り口に塗っておきます
  4. 鉢に赤玉土(小)を入れ、土の表面に穴を開けて、ラベンダーの茎を挿します
  5. 4~5日間は明るい日陰に、その後は風通しと日当たりのよい場所に移動させ、発根するまで待ちます。その間、土が乾燥しないようしっかりと水やりをしましょう

ラベンダーを元気に育てよう

ラベンダーは高温多湿な環境に強い品種もあり、害虫も付きにくく比較的育てやすい植物です。その美しい色と優しい香りは、鑑賞するにもとてもよいでしょう。

またラベンダーを増やしたい場合は、挿し木で増やすことができます。水やりや肥料、剪定など適切な管理をすることで、長く元気に育てることが可能です。

ラベンダーの特徴と基本の育て方を知り、お家でも育てて楽しんでみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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