ハナミズキの特徴は?元気に育てるポイントや注意点を紹介 – Onnela[オンネラ]|おうちのなかを、もっとしあわせに。  

ハナミズキの特徴は?元気に育てるポイントや注意点を紹介

ハナミズキは街や民家で見かけることが多く、色鮮やかな姿から人気の植物です。しかし実際はどういった植物なのか、分からない人は意外と多いようです。知っているようであまり知らなかった、ハナミズキの特徴や育て方を解説します。

ハナミズキってどんな植物?

有名な歌のタイトルにもなっているハナミズキは、街中でも見かける人気の植物です。名前を聞いて、すぐには花の形や特徴が思い浮かばない人もいるでしょう。ハナミズキとはどういった植物なのか、特徴を知って魅力を探っていきましょう。

10m程成長する落葉樹で春に花を咲かせる

ハナミズキは約10mの高さにまで成長する落葉樹で、街路樹としてもしばしば目にする植物です。桜よりも1カ月遅れの4〜5月頃から、花が咲き始めます。色は白やピンク、赤などがあり、ハナミズキの種類によって異なります。

北海道の北部の寒冷地などは気温が低過ぎるため、ハナミズキの生育に適しませんが、国内のほとんどの地域で育てられています。

ハナミズキは丈夫な植物なので、庭木に向いています。3〜5mという程よい高さのものもあるので、自宅のシンボルツリーとしても選ばれています。

花のように見えるのは実は葉だった

ハナミズキの樹に色鮮やかに咲いているものは、実は花ではなく葉です。花を下から支えている総苞(そうほう)と呼ばれる部分で、花は中心にある黄緑色の部分を指します。

ハナミズキは葉がチャームポイントなので、美しく見える期間が長いのが特徴です。秋には鮮やかな赤い実を付け、紅葉も美しいため、1年を通してさまざまな表情を楽しめる味わい深い植物です。

ハナミズキの花言葉を知ろう

ハナミズキの花言葉には『私の想いを受け取ってください』『返礼』『公平』があります。

1912年に日米の友好関係を築いていく意思を表明するために、日本からアメリカにソメイヨシノが贈られました。そのお返しに、1915年にアメリカから日本にハナミズキが贈られたエピソードから、この花言葉が付いたと言われています。

またハナミズキは、ゆっくり時間をかけて育つことから『永続性』、鮮やかに咲く様子から『華やかな恋』という花言葉もあります。恋人や友人へ、励ましや好意を伝える際の贈り物にも適しています。

ハナミズキを元気に育てるポイント

ハナミズキを元気に育てるために重要な、三つのポイントを押さえておきましょう。初めて育てる人にも分かりやすいように、詳しく解説していきます。

日当たりの良い場所で育てよう

ハナミズキは日当たりの良い場所が望ましく、植える場所を決める時は、建物や他の植物の影にならないか十分に確認します。また西日が直接当たると、暑さに負けてしまう危険性があるため、避けるようにしましょう。

九州や沖縄などの温暖な地域でも、日当たりの良さは大切です。しかし温暖な気候から、準備期間である冬の休眠期を十分に過ごせず、健康に育たないこともあります。そうならないためにも、なるべく風通しが良く、涼しい場所を選びましょう。

植え付けの時期や方法

ハナミズキの植え付けは、落葉してから休眠に入る11月もしくは3月が適しています。12〜2月は寒さが厳しいため、避けるようにしましょう。

植え付け方法は、まず根鉢の2倍ほどの深さの穴を掘ります。枝が細いうちは、風で折れないように支柱も用意しましょう。掘った穴へハナミズキを入れたら、庭の土と混ぜた腐葉土を根が折れないようにやさしく埋めていきます。

水は植え付け後にたっぷりと

植え付けが終わった直後は、たっぷり水を与えておきます。通常ハナミズキは乾燥に強い植物なので、日常生活において頻繁に水をあげる必要はありません。真夏に土が乾燥していると感じたら、水を与える程度で大丈夫でしょう。

鉢植えでも土植えでも、日常的な水やりの頻度は変わりません。土が乾燥したのを確認したら、たっぷり水をあげましょう。鉢植えの場合には、鉢を土でいっぱいにせず空きスペースを作っておくことで、水があふれて土が流されるのを防げます。

ハナミズキを育てるときの注意点

ハナミズキを育てる時の注意点を解説します。ハナミズキは育てやすいために庭木によく選ばれますが、より健康な状態で大きくするためには、コツを押さえておく必要があります。

病害虫には気をつけよう

ハナミズキは梅雨明けと実がなる秋に、うどんこ病にかかることがあります。うどんこ病にかかると、葉にカビが生えて、白く覆われていきます。次第に光合成がうまくできなくなり、やがて弱っていく病気です。

原因は、落ち葉や他の植物に付着していた糸状のカビが、風などに乗って付着したことが考えられます。初期段階であれば薬剤によって撃退できますが、悪化すると感染した部分は切り落とさなければなりません。

日当たりと風通しの良い環境を意識し、枯れ葉は定期的に取り除くことで、うどんこ病はある程度予防できます。

またアメリカシロヒトリというイモムシ類や、テッポウムシが付くことがあるので、日頃からよく観察し、早めに駆除するようにしましょう。

肥料が不足すると花付きが悪くなる

ハナミズキの花付きを良くするために、肥料は必須です。肥料の主成分はリン酸で、根の成長を促したり、発芽・初花の付きを良くしたりという効果があります。

また果実がより健康に成熟するためにも、リン酸は必要な栄養素です。油かすや骨分を混ぜたもの、あるいは堆肥を与えると良いでしょう。

肥料を与えるのに適切なタイミングは、年に3回あります。まずは寒さで弱っている2月に元肥を与え、開花した後の5月と実がなった後の9月の2回に分けて追肥をします。それぞれの時期で目的が異なるため、与え忘れがないようにしましょう。

水はけの良い用土を選ぼう

ハナミズキはやや乾燥している土を好む傾向があるため、植えるのは水はけが良い場所を選びましょう。水はけが良ければ、粘土質の土でも問題ありません。

もともとある土に、通気性に優れた赤玉土を混ぜることで、水はけを良くする方法もあります。肥沃な土壌だと、ハナミズキはより健康に育つため、腐植土も十分に混ぜることを忘れないようにしましょう。

ハナミズキの増やし方

ハナミズキの増やし方にはいくつかの方法があります。適切な時期や方法について分かれば、ハナミズキをより長く楽しめますので、ポイントを確認していきましょう。

種を冷蔵庫に保存しておく

ハナミズキの実を採取したらきれいに洗い、中の種を取り出してみましょう。せっかく採取した種が極度に乾燥してしまわないように、冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で保存しておけば、乾燥し過ぎて芽が出なくなってしまうのを避けることができます。

種を植え付ける時期は10〜11月もしくは2〜3月頃が目安ですが、冬の寒さが厳しい地域ではハナミズキが弱ってしまう危険があるため、年明けの2〜3月が良いでしょう。

ハナミズキは種を植えてから花が咲くまで、一般的に6〜7年かかるといわれています。気長に待つことになりそうですが、その分、育てがいがあります。

挿し木や接ぎ木をする

ハナミズキは、挿し木や接ぎ木でも増やすことができます。挿し木は開花し終わった6月頃に10cmほどの枝を採取し、日陰で腐植土に挿して育てます。一見シンプルな方法のように思えますが、慣れない人にとっては難易度が高めです。

接ぎ木は種まきして3年ほど育てた木に、新たな枝をつなげる方法です。時期は3月が良く、接ぎ木をしてからは、乾燥を防ぐために全体を土で覆い、適度に水を与えるようにしましょう。

ハナミズキを元気に育てよう

色鮮やかで、見る人を元気な気分にしてくれるハナミズキは、家庭で育てる植物としてとても人気があります。開花してから実が熟し、紅葉するまで、1年を通して楽しませてくれます。

育て方もそこまで複雑ではないため、家庭で育てるにもおすすめです。ぜひ今回紹介した内容を参考にしながら、楽しんで育ててみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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