イヤホンを洗濯しちゃったら?復活させる方法とおすすめ防水モデル

イヤホンをポケットに入れたまま洗濯してしまい焦っていませんか?洗濯してしまったイヤホンを直すには、しっかりと乾燥させることが大切です。復活の方法や裏技を紹介します。正しく乾燥させて復活の可能性を少しでもアップさせましょう。

洗濯してしまったイヤホンは使えるの?

この記事にたどり着いたということは、イヤホンを洗濯してしまった、もしくは水などで濡らしてしまったイヤホンが手元にあるのではないでしょうか。

濡らしてしまったイヤホンは、また使うことができるのでしょうか?

しっかり乾かせば復活する可能性あり

イヤホンを洗濯してしまったら、まずは使用する前にしっかりと乾かすことが重要です。きちんと乾燥させることで、また問題なく使えたという話はよく聞かれます。

このとき、外せるパーツは全て外し、細部までしっかりと乾燥させるようにしましょう。

カナル型イヤホンの耳にあてるシリコン素材の部分など、製品を購入したときに自分で取り付けたパーツに関しては、バラバラに外しておくのがポイントです。

乾く前に動作確認は絶対NG

洗濯してしまったと分かると、壊れていないか不安になり、動作確認をしたくなるでしょう。しかし、乾燥前の使用は厳禁です。

イヤホンの中に水分が残っている状態で使用すると、回路がショートしてしまい、復活する可能性を下げることになってしまいます。

さらに、Bluetoothイヤホンの場合は、充電するタイミングにも注意しましょう。漏電やショートのリスクにつながるため、使用も充電も乾かしてから行うことが大切です。

濡れたイヤホンを復活させる手順

では、どうすればイヤホンをしっかりと乾かすことができるのでしょうか。具体的な方法について順を追ってみていきましょう。

1.乾いたタオルやティッシュで水分をふく

まずは、乾いたタオルやハンカチ、あるいはティッシュを用意し、イヤホン外部の水分をふき取っていきましょう。この作業には、タイミングが大切です。

濡れてしまってから時間が経つと、イヤホンの中にまで水が入り込んでしまうため、濡れてから早めに行うのがポイントです。

用意したタオルで、イヤホンを包み込みながら水気を吸い取っていきましょう。

このとき、あまり力を入れすぎるとイヤホンの中の線が切れてしまう恐れがあります。細部まで丁寧にやさしくふき取るようにしましょう。

2.風通しのよい場所で乾かす

イヤホン外側の水分を十分にふき取ったら、風通しのよい日陰で、数日~数週間ほど乾かします。

この作業によって、イヤホンの内部に入ってしまった水分を、しっかりと乾かしていきます。

ポイントは、室内で乾かすことです。早く乾かしたいからといって外に出してしまうと、砂埃が侵入してしまうため、焦らずにゆっくりと乾かしていきましょう。

3.シリカゲルと一緒に密閉した袋に入れる

「どうしても早く乾かしたい」「水分が残っていないか不安」という場合は、『シリカゲル』という乾燥材を使った裏技を試してみましょう。

シリカゲルは、食品や鞄などの購入時に湿気対策として付属していることがあるほか、通販や100円ショップでも購入可能です。

密閉できる袋を用意し、その中にシリカゲルとイヤホンを一緒に入れておきます。すると、シリカゲルがイヤホンの水分を吸収し、自然乾燥よりも早く乾かすことができます。

シリカゲルに近い効果を発揮するものとして『お米』を利用する方法もあります。この場合もシリカゲルと同様に密閉袋に入れて試してみましょう。

乾かすときにやりがちなNG行動

ここからは、ついやってしまいそうなNG方法についても知っておきましょう。乾燥スピードを速めようと熱を与えてしまうと、さらなる故障につながります。

イヤホンに防水機能が付いている場合も、まずは乾かすことが大切です。

ドライヤーや乾燥機で乾かす

早く使いたい気持ちがあると、ドライヤーや乾燥機を使ってイヤホンを乾かしたいと考える人もいるでしょう。

しかし、これではイヤホンの中に入った水を乾かすことはできません。

むしろその熱風で、イヤホンの素材を溶かしてしまったり、内部部品まで壊してしまったりするリスクがあるのです。

濡れたイヤホンは、乾かすことで復活する可能性はありますが、熱によるダメージを受けたイヤホンは基本的に直らないため、熱風をあてるのは避けましょう。

直射日光にあてる

ドライヤーや乾燥機などの人工的な熱だけでなく、直射日光もNGです。

直射日光は、ドライヤーの熱よりも高温になるケースがあり、かえってイヤホンを傷める結果になってしまいます。

また、イヤホンに使われている素材は紫外線に弱い場合がほとんどです。さらに、直射日光によってイヤホンの表面が劣化してしまう可能性もあります。

耐水機能を過信

水に濡れてしまったイヤホンが『防水イヤホン』だった場合でも、使う前にしっかりと乾燥させましょう。

『防水イヤホン=完全防水』というわけではありません。水滴ほどなら耐えられるというものもあれば、水没しても故障しないモデルもあります。

たとえ完全防水の製品であっても、洗濯機の中での環境に耐えられるとは限らないので、いずれにせよ『まずは乾燥』させるのがおすすめです。

修理に出すのもあり

ここまで、応急処置として自分でコストをかけずに対処できる方法について紹介してきましたが、もちろんメーカーや専門業者に修理に出すという方法もあります。

乾かしてみたものの、使用感や故障リスクが気になる場合には、念のため問い合わせるのもよいかもしれません。

保証があるなら購入店やメーカーに依頼

手元に保証書がある場合、購入店やメーカーに問い合わせてみましょう。

誤って洗濯してしまった場合は、保証期間内であっても無料対応の範囲外となる可能性があります。

まずは、保障の範囲を確認し、修理費用の金額によっては、買い替えと比較検討するとよいでしょう。

有償で専門業者に頼む

保証書を紛失してしまっていても大丈夫です。保証書がなくても、修理を専門とする会社に持ち込めば直してもらうことが可能です。

有償にはなりますが、スピーディーに対応してもらえたり、メーカー修理の費用よりもコストを抑えられたりする場合があるので、検討してみるとよいでしょう。

買い替えにおすすめの防水モデル

濡らしてしまったイヤホンをしっかりと乾かしても復活しなかった、修理代金が高かったなどの理由から、買い替えを検討することもあるでしょう。

イヤホンは、洗濯してしまう失敗を避けるのがベストですが、ついポケットに入れて忘れてしまいがちなアイテムです。

少しでも故障リスクを減らせるよう、防水機能のあるおすすめモデルを紹介します。

汗や雨を気にせず使える ソニー WF-SP800N

スポーツシーンでの装着を想定して設計されているイヤホンです。JIS保護等級IP55相当の防水・防じん性能を備えており、汗や雨に濡れても安心です。

運動後に軽く水洗いすることもできる仕様なので、普段から清潔に使い続けることができるのもうれしいポイントです。

ソニー WF-SP800N

税込19709円

※2020年11月30日時点

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専用アプリで音質をカスタマイズ Jabra Elite Active 65t

JIS保護等級IP56相当の防水・防じん性能を備えており、お風呂に入っているときや、シャワーを浴びながらも使えるイヤホンです。

専用アプリで音質をカスタマイズできるのも、人気のポイントの一つです。また、アプリにユーザー登録を行うことで、保障が2年間になります。

Jabra Elite Active 65t

税込9702円

※2020年11月30日時点

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突然の雨でも安心 audio-technica Sound Reality ATH-CKR70TW

JIS保護等級IPX4相当の防水仕様で、突然の雨からも守ってくれます。完全防水ではないため、お風呂などの高温多湿の環境には注意しましょう。

約15分の充電で100分ほどの連続再生が可能で、素早く充電したい人におすすめです。

また、二つの小型マイクが搭載されているので、通話やテレワークでの会議などでも活用できます。

audio-technica Sound Reality ATH-CKR70TW

税込19800円

※2020年11月30日時点

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洗濯しても慌てずにまず乾かしてみて

イヤホンを洗濯してしまったら、まずはしっかりと乾かすことが重要です。心配で動作の確認をしたくなりますが、乾ききる前の使用はNGと心得ておきましょう。

しっかりと水気をふき取り、風通しのよい場所で内部まで乾かします。シリカゲルやお米を使った裏技に挑戦してみるのもよいでしょう。

どうしても直らない場合は、購入店やメーカーなどに問い合わせたり、新しいものの購入を検討したりしてみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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