ものが多くても綺麗な部屋はつくれる!おしゃれな部屋になる収納方法を紹介!

「うちは物が多いから…」ときれいなお部屋作りを諦めていませんか?片付けの習慣や収納ルールがないと散らかりがちになり、きれいな部屋を保つことはなかなか難しいですよね。

そこで今回は、物が多くてもきれいな部屋を目指すことをテーマに片付け方法や収納のポイントを紹介します。おしゃれな部屋にするコツも紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

片付かない原因を考えてみる

まずはじめに、部屋が片付かないそもそもの原因を考えてみましょう。部屋が散らかってしまう原因がわかればご自宅にあった解決の糸口が見つかるかもしれません。

今回は次の4つの原因を考えてみます。

  • 物が多い部屋になる心理状態
  • そもそも部屋が狭い
  • 整理できていないオタクグッズが多い
  • 物が多いのに収納が少ない

1つ1つ見ていきましょう。

物が多い部屋になる心理状態

物が多い部屋になってしまう心理状態として、次の4つが考えられます。

  • もったいなくて物が捨てられない
  • 収集癖がある
  • 掃除や片付けに無関心
  • ストレスが溜まっていて片付けにエネルギーがつかえない

もったいないと思うとついつい物を溜めこんでしますよね。思い出があるものなら、なおさら捨てられないものです。

また、何かのグッズをコレクションしている場合や、むやみやたらと集めたくなってしまう収集癖がある場合も物が増える一方です。

仕事のストレスなどが溜まっている時も片付けにエネルギーを使う気になれず、結果として物が多い部屋になる傾向にあります。

そもそも部屋が狭い

家族の人数が多いのに部屋の数が少ない場合やワンルームの場合など、そもそも部屋が狭いケースもあるかと思います。部屋が狭いと収納のスペースが十分に確保できず、物が散らかってしまうことも多いのではないでしょうか?

床には物を置かない、使ったら定位置に戻すなどルールを決めて片づけを習慣化させることがポイントです。

整理できていないオタクグッズが多い

最近では推し活も流行っていて、好きなアニメやアイドルのグッズを集めている人も多いのではないでしょうか?ついつい購入してしまういわゆるオタクグッズも、気づくと増えてしまいがちですよね。

オタクグッズの整理ができていない場合、今あるグッズだけでなくこれから増えていくグッズも収納できず部屋が片付かない負の連鎖が起こってしまいます。かと言ってむやみに愛着があるものを捨てるのは精神的にも辛く後悔が残ってしまいますよね。

そうならないためにも、収納スペースを確保してから購入する、本当に必要な物か見極めてから購入するなどマイルールを決めることをおすすめします。

物が多いのに収納が少ない

持っている物に対して部屋の収納が少ないことも、片付かない原因の1つと言えます。しかし、むやみに新たな収納を買い足すと逆に部屋が狭くなってしまう可能性もあるので、慎重に考えたいものですよね。これから紹介する収納方法も参考に、ご自宅にあう収納方法を考えてみてくださいね。

物が多くてもスッキリする収納方法

次に具体的な収納方法のポイントを紹介します。物が多くてもスッキリした部屋にみせるためには、次の3つが重要です。

  • 色数を絞る
  • 収納アイテムを揃える
  • 目隠しを取り入れる

色数を絞り収納アイテムを揃えて、上手に目隠しすることがポイントです。

色数を絞る

部屋の中にある色数が少ないほどスッキリした印象のお部屋になるので、収納アイテムやインテリア小物の色を可能な限り絞ることをおすすめします。一緒の色で揃えることが難しい場合は、白なら白系統でまとめるだけでもOKです。1~3色の同系統の色でまとめることで、自然とお部屋の中が整って見えます。

逆に複数の色が部屋に点在しているとごちゃごちゃしたイメージを与えるので、新たにアイテムを買い足す際の色選びには注意しましょう。

収納アイテムを揃える

スッキリした印象の部屋を作る上で重要なポイントは、収納アイテムの見た目を統一することです。まずは、収納アイテムの形や色、素材を揃えてみることをおすすめします。デザインが無地のものや、パッケージがシンプルな収納アイテムを選ぶことも統一感を生むコツです。

また、形や色が揃えられない場合は、収納アイテムのサイズを揃えるだけでも一体感が生まれてスッキリした印象の部屋になります。

目隠しを取り入れる

ストック品を収納している棚など、収納したい物のサイズやパッケージがバラバラで統一感のある見た目にするのが難しい場合もありますよね。そういった場合は暖簾やカーテン、ロールカーテンなどを取り入れて隠してしまうのも手です。

小さなエリアを隠したい場合は突っ張り棒とカフェカーテンを使用し、上からシンプルな布をかぶせるだけでもOKです。上手に目隠しアイテムを取り入れていきましょう。

狭くても綺麗な部屋を作るコツ

お部屋が狭いと物や家具が場所をとって、ごちゃごちゃした印象の部屋になりがちですよね。次の3つのルールを守るだけで、きれいな印象のお部屋にすることができるので意識してみてください。

  • 何も置かない場所を作る
  • アイテムや家具を統一する
  • 白系の色で統一する

何も置かない場所を作る

ソファーの上やテーブルの上など、部屋の中の目立ちやすいエリアに物が雑然と置いてあると散らかった印象となり、片付いていない部屋に見えてしまうもの。部屋の中の目立つエリアには、極力何も置かないように意識するだけで、きれいな印象のお部屋になります。

また、物がない空間が部屋に生まれることで開放的な印象を与え、部屋を広く見せることもできます。何も置かない場所を作るためには、次のポイントを意識してみましょう。

  • リモコンやティッシュなどの普段よく使う物の定位置を決めて収納する習慣をつける
  • 忙しくて片付けられない時のために仮置きのスペースを予め決めておく

リモコンなどの普段よく使う物は収納する場所を決めて、使ったら必ず戻す習慣を作りましょう。また、忙しいとなかなか片付けに手が回らないですよね。そんな時のためにも、一時的に物を置いておけるスペースや放り込むだけでOKな収納ボックスを用意しておくと、散らかりにくく便利です。

アイテムや家具を統一する

きれいな印象のお部屋は置いてある家具やアイテムの色味や素材が、それとなく統一されています。例えば、温かみのあるナチュラルなテイストのお部屋にしたい場合は、白系や明るいブラウンで色味を統一したり、木製の小物や家具で素材を統一するように意識してみると、それだけでスッキリとまとまった印象のお部屋に近づきます。

家具を買い替えるのが難しい場合は、小物入れなどの収納グッズやハンガーなどのちょっとしたアイテム、壁の装飾グッズを統一するだけでも部屋の雰囲気を変えることができますよ。

白系の色で統一する

白は、光を反射し空間を明るく見せる効果がある上に、清潔感のある印象を与えます。白系の色で家具や収納アイテムを統一すると、スッキリときれいな印象の部屋になるのでおすすめですよ。

また、白には気分を一新させたり、汚してはいけないと思わせる心理効果もあります。部屋を片付けてきれいな状態を保ちたい時にもピッタリの色なので、部屋の色味を考える際には白色を積極的に検討してみましょう。

物が多い部屋でもおしゃれに見せるコツ

物が多い部屋でもおしゃれに見せるためには、次の2つを実践してみることをおすすめします。

  • 見せる収納を上手に使う
  • 隠す収納も取り入れる

「見せる」と「隠す」をうまく使い分けることがポイントです。

見せる収納を上手に使う

収納スペースに入りきらない洋服やキッチングッズ、食器などは戸棚の天板やオープンラックに並べてみたり、よく着るアウターやトップスなどはハンガーラックにかけてあえて部屋にディスプレイしてみましょう

見せる収納を取り入れることで、次のメリットもあります。

  • ディスプレイすることによっておしゃれな印象の部屋になる
  • アイテム自体の出し入れがしやすくなる
  • 持っている物を把握しやすくなるため余計な物を購入する機会が減る

第一のメリットは、見せる収納自体がインテリアの一部となり、おしゃれな印象の部屋にすることができる点です。部屋の中にディスプレイすることにより、アイテム自体も取り出しやすくなる点もメリットとして挙げることができます。また、持っている物も自然と把握できるので、余計な買い物をする機会を減らすこともできますよね。

デメリットとしては次の2つが挙げられます。

  • ディスプレイするアイテムによっては散らかった印象を与える可能性がある
  • ほこりが溜まりやすい

ディスプレイするアイテムが部屋の雰囲気や色味に合っていないと、まとまりのない散らかった印象を与えかねないので注意が必要です。ディスプレイする物はなるべく部屋との統一感が生まれるものを選ぶようにしましょう。また、ディスプレイしているとどうしてもほこりが溜まりやすいので、こまめな掃除も必要になります。

次に紹介する隠す収納と上手に使い分けて収納していきましょう。

隠す収納も取り入れる

サイズがバラバラなものを収納しているエリアやあまり人に見られたくないものは、隠す収納を取り入れることでスッキリとした部屋になります。隠す収納のアイデアを3つ紹介します。

  • 扉付きの収納を使う
  • ボックス収納を使う
  • カーテンや暖簾を使用したり、上から布をかぶせる

これらを使用することで生活感を隠すこともできますし、ほこりから守ることもできて一石二鳥です。上で紹介した見せる収納と組み合わせることで、メリハリのあるおしゃれな印象の部屋を作ることができます。

ただし、隠す収納のデメリットとして中に入っている物が把握しにくいという点が挙げられるので、定期的に整理整頓をする必要があることを忘れないようにしましょう。

まとめ|物が多い部屋でも綺麗でおしゃれな部屋は作れる

物が多くてもスッキリした部屋に見せるためには、部屋の中の色数を絞った上で収納アイテムを揃え、目隠しを上手に取り入れることがポイントでした。また、見せる収納と隠す収納を上手に使い分けることで物が多くてもおしゃれな部屋を目指すことができます。

今ある物をなるべく手放さずにスッキリときれいな部屋作りができるよう今回の記事を参考にしてみてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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