アラサーの1児のママです!
すぐ真似したくなる掃除術や収納術、購入しやすいプチプラ便利グッズなど、”やってよかった”暮らしのアイデアをたくさんお届けしています。
壁の掃除は見落としがち
壁の掃除、していますか?「やったことがない」というご家庭も多いのではないでしょうか。
おうちの壁はキッチンの油煙や、リビングの空調で天井付近まで舞い上がった軽いほこり、トイレ特有のアンモニア汚れなどで、意外と汚れています。Onnela公式インフルエンサーのすずさんに、キッチン・リビング・トイレの壁の掃除方法を教えていただきました。
「壁掃除は、ワイパーやお掃除スプレーを使うと簡単に綺麗にできるんです!」(すずさん)
キッチンの壁の掃除方法
まずは厄介な油汚れがついたキッチンの壁から掃除しましょう。
特にコンロ周りや換気扇周りの壁は、油汚れがつきがちです。コンロから少し離れた場所や天井付近も、よく見ると壁全体がうっすら油煙で黄ばんでいたりします。
キッチンの壁の掃除に役立つアイテムは、「アルカリ電解水」と「メラミンスポンジ」です。
アルカリ電解水を汚れに吹きかけ、メラミンスポンジで拭いてみてください。
アルカリ電解水が油汚れを分解してくれます。油煙による壁の黄ばみにも効果的です。
雑巾で拭いてもいいですが、しみついた油汚れは落ちにくいもの。ゴシゴシこすると壁紙を傷つけてしまいます。メラミンスポンジを使うと、軽い力で落とせます。
リビングの壁の掃除方法
次はリビングの壁を掃除してみましょう。
一見きれいですが、リビングの壁の天井は空調などで巻き上げられた細かいほこりや砂ぼこりが溜まりがちな場所です。手で触ってみると、黒っぽい汚れがついたり、ざらつきを感じることも。
電気のスイッチ付近やリモコン付近など、よく触る場所には手垢がついている場合もあります。
リビングの壁掃除には、ワイパーが役立ちます。
フローリング用のウエットシートをワイパーにセットし、壁を掃除しましょう。
ワイパーなら壁の高いところの掃除もラクにできます。
上からコの字に拭いていくと、無駄なく隅々まできれいにできます。
壁紙は面積が広く、フローリングに比べて表面の凹凸も多いため、分厚くて破れにくいストロングタイプのシートがおすすめです。
トイレの壁の掃除方法
トイレのドアを開けた瞬間、気になりがちな臭い。トイレのニオイの主な原因であるアンモニアは、揮発性の物質です。壁紙が臭いを吸い込んでいるのかもしれません。
アンモニアは塩基性のため、酸性のクエン酸を使えば汚れを中和して落とせます。
ワイパーにペーパータオルをセットし、クエン酸水を吹きかけましょう。
クエン酸水をかけたワイパーで壁をこすれば、臭いがすっきり落とせます。
壁をきれいにして心地よい空間に
今回ご紹介した方法は、賃貸住宅でよく使われる壁紙「ビニールクロス」に使える方法です。水を吸わず、丈夫なので、ウエットシートで拭いても大丈夫な素材です。水を吸うタイプの「紙クロス」や「布クロス」、シミになってしまう可能性がある「漆喰」「珪藻土」などの場合は使えないのでご注意を。壁紙の種類がわからなかったり、心配な場合は、目立たないところで一度試してから行ってください。
一度掃除してみると、壁がワントーン明るい印象になるかも!面積が大きい分掃除は大変ですが、お掃除の効果や達成感は絶大です。ぜひ試してみてください。