溶けにくい氷が作りたい!家庭で簡単にできる方法を紹介

飲み物がすぐ水っぽくなる…

家で作る氷は、お店で使われているロックアイスよりも水っぽく、早く溶けてしまうものです。特にお酒をオンザロックで飲んだりすると、違いがよく分かるのではないでしょうか。

でも、自宅でもちょっと工夫すれば、溶けにくい氷を作ることができるのです。作り方を紹介します。

これだけで少し溶けにくくなる

氷を作る前に、お水を一度ぐつぐつ沸騰させてみてください。

一度沸騰させたお湯を冷ましてから製氷皿に移し、凍らせます。製氷タンクでも大丈夫です。

左が一度沸騰させた水で作った氷、右が水道水で普通に作ったものです。少しだけ溶けるのが遅くなっているのがわかるでしょうか。

氷は不純物が多くなるほど溶けるのが早くなるといわれています。水道水を一度沸騰させることで、水中に含まれている空気や揮発性の不純物が蒸発するため、溶けにくい氷ができるのです。

お酒を飲む時にも使える

ちなみに、家庭で作った氷は白っぽくなります。これは水中に含まれているカルシウムなどの不純物が水と一緒に凍ったものです。この不純物があると、氷は溶けやすくなったり、雑味が出たりします。

不純物の少ない透明な氷を作るためには、全体の1/3が凍った時点で氷を割って中の水を捨て、また新たに水を足して凍らせるといいでしょう。まるでロックアイスのような、溶けにくくて雑味の少ない氷が作れます。

 

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