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アルカリ電解水は自宅でできる?作り方や代用アイテムを紹介

掃除のアイテムとして人気が高いアルカリ電解水を、自宅で簡単に作りたいと考えたことはありませんか?

今回はアルカリ電解水の作り方や、特徴を紹介していきます。

また、アルカリ電解水の代用になるアイテムも、一緒に解説していきます。

ぜひ、最後まで読んで掃除のスキルアップに繋げてみましょう!

アルカリ電解水って、そもそも何?

水を電気分解したときに出来る水溶液を「電解水」といいます。

電解水はアルカリ性と酸性の2種類に分類されます。

「アルカリ電解水」とは、アルカリ性の性質を持った電解水のことを指しています。

掃除で上手にアルカリ電解水を活用するためには、以下の3つのポイントを押さえておくのが良いでしょう。

  • アルカリ電解水の特徴とは
  • 掃除での使用方法や使用場所とは
  • 除菌・消臭効果もある便利なアイテム

アルカリ電解水の原料は水なので、添加物や界面活性剤が使用されておらず安全なお掃除アイテムです。

上手に活用できるように、特徴を把握しましょう。

アルカリ電解水の特徴とは

アルカリ電解水の特徴は、ph11以上の強アルカリ性の水溶液である点です。

アルカリ性の数値が高いほど、洗浄力が高くなります。

アルカリ電解水は、酸性の汚れを中和して汚れを分解し、キレイにするという働きがあります。

酸性の汚れといえば、油汚れや皮脂汚れが代表的です。

そのため、油汚れが多いキッチン周りの掃除にはとても役立つアイテムです。

さらに、原料に洗浄成分が含まれていないので、拭いたあとのべたつきがありません。

1度拭きで仕上げられる手軽さも特徴の1つです。

掃除での使用方法や使用場所とは

アルカリ電解水を掃除で活用するための方法やおすすめの場所を紹介します。

油汚れに強いチカラを発揮するので、キッチンやコンロ、換気扇は適した掃除場所です。

使用方法も簡単で、キッチンの作業台やコンロにアルカリ電解水をスプレーで吹き付け、拭き取るだけでキレイになります。

温かい状態で拭くと、油汚れがスルッと落ちるので試してみてください!

 

また、換気扇やエアコンのフィルターの掃除にもおすすめです。

フィルターを外し、アルカリ電解水をスプレーしたあとに5〜10分放置して、やさしくブラシで汚れをとって水で流すだけです。

乾いたあとに、フィルターを元に戻せば完了です。

除菌・消臭効果もある便利なアイテム

油汚れに強いだけでなく、アルカリ電解水は除菌・消臭効果もできる便利なアイテムです。

ウイルスなど細菌が除菌でき、臭いの元になる皮脂汚れを落とすこともできるので、フローリングの掃除に使うのもおすすめです。

赤ちゃんがいたり、ペットを買っていたりする家では、安全面が高いのでアルカリ電解水を床掃除に使ってみてはいかがでしょうか。

ただし、フローリングにワックスがしてある場合はワックス成分が落ちてしまうので、注意が必要です。

素材を確認してから使用するようにしましょう。

 

アルカリ電解水を自宅で作ってみよう!

掃除に便利なアルカリ電解水。

もし、低コストで作れるなら自宅で作りたいと思いませんか?

「自宅で作ってみたい!」と考えた方は、以下の3つを確認してみてください。

  • 自宅でアルカリ電解水を作るには生成器が必要
  • アルカリ電解水を作るのに重曹は必要?
  • 粉末で作るときの注意点

ポイントを確認してから、実際に作るか購入するか比較するのもありですよ!

自宅でアルカリ電解水を作るには生成器が必要

市販されているアルカリ電解水を自宅で作るのは難しいとされています。

水を電気分解する必要があるので、特殊な生成器が必要になるからです。

とても高額な装置ですし、素人が使えるものではないので、アルカリ電解水を自宅で作ることはできません。

 

しかし、アルカリ性の洗浄液であれば自宅で作ることができます。

アルカリ電解水より少し洗浄力が劣りますが、簡単に作れるので掃除アイテムとして使用してみるのもおすすめです。

 

アルカリ性の洗浄液を作るのに重曹は必要?

アルカリ性の掃除アイテムとして重曹は有名ですが、セスキ炭酸ソーダを使う方法もあります。

それぞれ簡単に作る方法を紹介します。

 

重曹を使ったアルカリ性洗浄液の作り方

  1. 鍋に水200ml、重曹を小さじ1入れて混ぜる
  2. 中火で沸騰するまで加熱し、沸騰したら5分弱火で煮る
  3. 冷ましてからスプレーボトルに入れて完成

重曹が自宅にある家庭も多いので、一度作ってみてはいかがでしょうか。

 

セスキ炭酸ソーダを使ったアルカリ性洗浄液の作り方

  1. スプレーボトルに水500mlを入れる
  2. 水を入れたボトルに、セスキ炭酸ソーダの粉末を小さじ1入れる
  3. よくかき混ぜたら完成

セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、簡単に作ることができます。

 

粉末で作るときの注意点

重曹もセスキ炭酸ソーダもそれぞれ粉末ですが、作るときの注意点があります。

水+重曹で作る場合は、アルミ製の鍋は使用しないようにしましょう。

アルカリ性は金属を腐敗させてしまう原因になります。

 

両方の粉末に共通していることは、粉末を多く入れないことです。

粉末が多すぎると溶け切らなかったり、ぬめりが強かったりします。

その場合、掃除した部分が白浮きしてしまうことがあるので注意が必要です。

 

危険はあるのか?アルカリ電解水のメリット・デメリット

掃除で便利なアルカリ電解水は水が原料なので、基本的に危険はなく安全に使えるのが最大のメリットです。

アルカリ電解水の特徴から、使用時にはメリット・デメリットが存在します。

ここでは、以下の4つのポイントをお伝えしていきます。

  • 使用時には注意が必要!使えない素材を確認
  • アルカリ電解水は人体に影響がない
  • アルカリ電解水のメリット
  • アルカリ電解水のデメリット

安心安全に使用するために、大切なことなので理解した上で掃除で活用しましょう!

 

使用時には注意が必要!使えない素材を確認

アルカリ電解水は相性によっては使えない素材がいくつかあります。

知らずに使ってしまい、腐敗やサビなどの原因になってしまうことがあるので、確認しておきましょう。

アルミや真鍮、金属類はアルカリ性に反応し黒ずみやサビの原因になります。

他にもコーティングが施されている木材、革製品などは変色の可能性があります。

油汚れを取るためにテーブルをさっと拭きたいと思っても、まずは素材の確認をしてくださいね。

コーティングが取れてしまう可能性もあるので注意しましょう!

 

アルカリ電解水は人体に影響がない

アルカリ電解水は原料が水なので、人体への影響が少ないと言われています。

しかし、全てのアルカリ電解水が絶対に安心とは言い切れません。

基本的に素手で触っても大丈夫ですが、敏感肌の人は手荒れの原因になることがあります。

手の必要な油分を除去してしまう可能性があるので、長時間使用する場合や敏感肌の人は手袋をするようにしましょう。

 

アルカリ電解水のメリット

掃除のアイテムとして愛用する人も多いアルカリ電解水はメリットが沢山あります。

  • 家庭内で使用できる場所が多い
  • 低刺激・無臭なので安心して使える
  • 二度拭きの必要がない
  • ph12.5以上は除菌も可能

特に油汚れや皮脂汚れにチカラを発揮するので、キッチン周りやフローリングなどの掃除に活躍します。

低刺激・無臭といった点も、ペットや小さい子どもがいる家庭では嬉しいですよね。

また、二度拭きの必要がないので掃除が楽になります。

販売されているアルカリ電解水のphの記載も確認してみましょう。

ph12.5以上であれば除菌ができるので、ウイルス対策として使用することも可能です。

アルカリ電解水は人体への影響が少なく、使用できる範囲が広いので、掃除に欠かせないアイテムなのです。

 

アルカリ電解水のデメリット

とても便利なアルカリ電解水ですが、デメリットもいくつかあります。

  • 貴金属類への使用は黒ずみの原因
  • 皮製品・家具などは変色の可能性
  • 敏感肌や長時間の使用は手荒れを引き起こす
  • 長期間の保管はできない

掃除に非常に役立つアイテムですが、使用できない場所もあるので注意が必要です。

使用する前には、素材の確認をするようにしましょう。

 

また、基本的に素手で使用可能ですが、皮脂も落としてしまうことから、敏感肌や長時間使用の際は手袋をするのがおすすめです。

さらに一番気を付けたいのは長期保管ができないということ。

アルカリ電解水は水に戻ろうとする性質があるので、未開封でも1〜2年程度です。

開封した場合は、使用期限よりも早く使い切ったほうが良いでしょう。

アルカリ電解水の代用アイテムと使い方

幅広い掃除が可能なアルカリ電解水ですが、手元にない場合の代用アイテムは、以下の3つです。

  • セスキソーダ
  • 重曹
  • ダイソーにもアルカリ電解水がある!

アルカリ電解水とは別物ですが、似たように使用はできます。

それぞれの特徴や使い方を確認しながら、代用アイテムにしてみるのもアリです。

セスキソーダ

アルカリ電解水と同じようにアルカリ性のセスキソーダは代用品として使用できます。

ただし、ph値は9程度なので除菌はできません。

セスキソーダは粉末もありますが、水に溶けやすい性質なので洗濯に使用することもできます。

研磨効果はないので、油汚れが強いコンロ周りでは少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

どちらかというと、フローリングやキッチンの壁周りなどでの使用がおすすめです。

重曹

重曹はアルカリ電解水やセスキソーダと同じく、アルカリ性の掃除アイテムとして知られています。

ph値は約8とセスキソーダよりも低くなり、洗浄力も弱まります。

重曹は色々な使い方ができ、食用OKと記載されているものは、ベーキングパウダーとして料理に使用することも可能です。

水に溶けにくい性質なので、溶かして使う場合は加熱して混ぜるようにしましょう。

 

おすすめな掃除場所はガスコンロ周りです。

ペースト状にして研磨効果を活用すると、頑固な汚れ落としにも使うことができます。

ぜひお試しくださいね。

 

ダイソーにもアルカリ電解水がある!

アルカリ電解水の購入でコストを抑えたい人には、ダイソーでも売っています。

ドラッグストアよりも、かなり手頃に購入することができるので、家計のお財布に優しいですよね。

「掃除アイテムとしてちょっと使ってみたいな…」と試してみたい人には特におすすめです。

また、詰め替え用があるのも嬉しいポイントです。

 

まとめ

家の掃除で幅広く使えるアルカリ電解水を自宅で作りたいと考える人も多いですよね。

でも、実は市販と同じように作るには特殊な生成器が必要なんです。

そのため、アルカリ性の洗浄液を作って代用するという方法になります。

手作りの洗浄液を作るには、セスキ炭酸ソーダや重曹などで作ることができます。

自作の洗浄液は少量の粉末しか使わないので、かなり低コストで何度も作ることができます。

 

ちなみに、作るのが少し面倒であればダイソーでも販売しているので、気軽に購入ができます。

アルカリ電解水は人体への影響も少ないので、安心して使えるお掃除アイテムです。

油汚れもぴかぴかになり、二度拭きいらずなので、ぜひ取り入れて掃除を楽にしましょう!

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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