服に墨汁がついちゃった!

お正月に書き初めをしていたら、墨汁がいつの間にか服にべっとり!
墨の汚れは、身近なシミの中でもトップクラスに落としにくいと言われます。大昔の巻物に描かれた文字が、色落ちせず現代まで残っていることからも分かる通り、墨は非常に堅牢な色素です。もし服についてしまったら、放置せず、できるだけ早めに落としましょう。

まずはご飯と液体洗剤を2:1の割合で混ぜ合わせます。

さらに粉末洗剤を加え、塗りやすい固さにまとめます。

服の内部にタオルを入れ、墨汁がついた部分を水で軽く湿らせます。

墨汁にご飯粒を擦り付けます。ご飯粒のでんぷんが墨を吸着し、少しずつシミが薄くなります。

ある程度こすって、「もう落ちそうにないな」と感じたら、いったん水で洗い流しましょう。

ご飯粒を擦り付ける→水洗いするのを、墨汁のシミが薄くなるまで繰り返し行います。

シミがだいぶ薄くなりました。
墨汁のシミも頑張れば落とせる!
書道をする日は、ポリエステルの服がおすすめです。綿など他の材質の服に比べ、比較的楽に墨汁を落とせます。書き初めをする日は、汚れが目立ちにくい色のフリースなどを着ておくといいでしょう。
家庭でありがちなシミの中でもトップクラスに落としにくい墨汁ですが、早い段階で処置すれば、ある程度落とせます。ご飯粒を使う方法、ぜひ試してみてください。
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