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服についたインクや画材の汚れを落とすテク
ペンのインクや画材の汚れは、洗濯しても残ってしまう場合が多く、困ってしまいがちです。洗濯機に入れる前に一手間かけてみましょう。
身近なものを使って、ボールペンや鉛筆、画材の汚れを落とすテクニックを紹介します。
ボールペンの汚れを落とす
ポケットにボールペンを入れようとしたら、うっかり芯が出っ放しになっていた!服についたボールペンのインク汚れは、普通の洗濯では落ちず、厄介です。
でも大丈夫!消毒用アルコールジェルがあれば、ボールペンのインク汚れは落とせます。
必要なものは、消毒用アルコールジェル、汚れてもいいタオル、使い古した歯ブラシです。
まずはボールペンのインク汚れの下にタオルを敷きます。
インク汚れに消毒用アルコールジェルを乗せ、歯ブラシでトントンと叩きます。
インク汚れがタオルに移ります。インクが薄くなるまで、タオルの場所を変えながら繰り返してください。
後は軽く水ですすいで、浮いてきた汚れを洗い落とし、普段通りに洗濯機で洗濯するだけです。
汚れがきれいに落ちました!
マジックや蛍光ペンも同じ方法で落とせる
油性マジックや蛍光ペンの汚れも、同じ方法で落とすことができます。
アルコールジェルを乗せ、歯ブラシでトントン叩いてから洗濯してみてください。
水性インクの場合は?
インクが水性の場合は、アルコールに溶けにくい溶剤を使っているため、アルコールジェルをつけても落ちません。
水性インクの場合は、台所用の中性洗剤か洗濯用の液体洗剤をつけ、上で紹介したのと同様に古い歯ブラシとタオルを使ってシミ抜きしてみてください。油性インクほどガンコな汚れではないので、あっさり落ちるはずです。
鉛筆の汚れを落とす
鉛筆を使って絵を描いていたら、いつの間にか服についていた!鉛筆の汚れも普通の洗濯では落とせませんが、ハンドクリームを使えば落とせます。
ハンドクリーム、衣類用洗剤、使い古した歯ブラシを用意してください。
ハンドクリームを鉛筆の線の上に乗せ、指でトントンと軽く叩いてなじませます。
歯ブラシに衣類用洗剤をつけ、軽くこすります。
あとは普段通りに洗濯機で洗濯してください。
鉛筆の色がきれいに落ちました。
他の汚れはどうする?
お子さんがいるご家庭でよくあるのが、画材の汚れです。水彩絵の具、クレヨン、墨汁の落とし方も紹介します。
水彩絵の具の汚れを落とす
小学校で使うような水彩絵の具が服についてしまった場合は、アルカリ性の石鹸で落とせます。
まずは汚れた部分をを少し熱めのお湯(40〜50℃程度)にひたします。石鹸を汚れにこすりつけ、歯ブラシでこすってみてください。
汚れが薄くなるまで繰り返し、最後に洗濯機で洗濯すれば、きれいになります。
クレヨンの汚れを落とす
クレヨンには油が含まれているため、クレンジングオイルを使って汚れを落としましょう。
汚れた部分にクレンジングオイルをかけ、軽くもんでなじませます。その後、少し熱めのお湯(40〜50℃程度)でクレンジングオイルを落とし、洗濯機で普段通りに洗濯すれば、きれいになります。
墨汁の汚れを落とす
墨汁の汚れはかなりガンコです。汚れがついたらなるべく早めに、余ったご飯と洗濯用洗剤を使って落としてみましょう。
まずはご飯を軽く潰して粘りを出します。このご飯に衣類用の液体洗剤を加えて混ぜます。
墨汁の汚れがついた部分を軽く濡らし、汚れがついている部分の下にタオルを敷きます。
あとはご飯と洗剤を混ぜたものを汚れにこすりつけてみてください。水で洗ってお米をこすりつけるのを繰り返すうちに、少しずつ汚れが薄くなってくるはずです。
インクや画材が服についても大丈夫!
洗濯機から服を出した時、汚れが残っていると「どうしよう!」と慌ててしまいがち。でも落とし方を知っていれば大丈夫です。
ボールペンやマジック、蛍光ペンなどの汚れはアルコールジェルで、鉛筆の汚れはハンドクリームで落とせます。
基本的に汚れは時間が経つとガンコになってしまうため、汚れに気付いたら、できるだけ早く対処するのがコツです。ぜひ試してみてください。