壁に穴を開けずに使えるフック「テサ」シリーズ
賃貸住宅でインテリアを楽しもうとすると、どうしても厄介なのが「壁の穴」問題です。画鋲やピンで穴を開けてしまうと、場合によっては退去時に修繕費がかかってしまうことも…。画鋲の穴程度なら見逃してもらえるケースが多いものの、なるべく穴を開けたくないものです。
そんなときに使えるアイテムが、壁に穴を開けずに使えるアイテム。ドイツで100年以上愛されている粘着テープメーカー「テサ」のアイテムを紹介します。
賃貸の壁面にフックをつける
tesa 壁掛けフック (高さ調整できる) インテリア専用 キズつけない 両面テープ 77774
「くっつける」を長年研究してきた会社・tesaの代表的商品「テサ パワーストリップ」。はがせる粘着テープで壁につけられるフックです。
まずは壁のほこりや汚れをきれいに落とし、付属のテープを上下を間違えないよう気をつけて貼ります。
数カ所を5秒ずつしっかり押さえ、テープを壁に密着させます。粘着テープにはクッション材が入っているため、潰すようにしてしっかり押さえましょう。
剥離紙を剥がしてフックをつけます。また数カ所を5秒間ずつ、しっかり指で押さえて密着させます。
フックは上下に数センチ移動できるので、「左右で高さが微妙に違う!」という時も安心。調整できます。
あとは適当な棚板を載せれば、簡易棚の完成です!
壁掛け時計やフォトフレームなどを飾るのも良さそうですね。
耐荷重はフック1つにつき1kgまで。2つ使えば2kgまで耐えられます。
「テサ パワーストリップ」には棚受けの形が異なるものがいくつか販売されています。こちらは絵を飾るのに便利な「キャンパスフック」。
賃貸でも壁の穴を気にせず、絵や写真がたくさん飾れるようになりました!
フックを外したい時は、粘着テープの持ち手をつかんで下に引っ張るだけです。跡を残さずにはがせます。
コンクリート面にフックをつける
テサ パワーキット カスタムラウンド tesa 77906
ベランダなど、コンクリートの壁にフックをつけたい時は「テサ パワーキット カスタムラウンド」を使ってみましょう。
コンクリートの他にも、タイル、レンガ、プラスチック、金属、ガラスなどの面に使えます。シリコン系接着剤なので水に強く、キッチンやお風呂場などでも使えます。
まずは取り付け面をきれいに掃除します。表面の汚れやほこりをしっかり落とし、水気をしっかり乾かしておきます。
取り付けたい位置にアダプターを取り付け、付属の接着剤を注入します。
接着剤が完全に硬化するまで、12時間放置します。
接着剤が硬化したら、付属の金属カバーをつけて設置完了です!
ネジにワイヤーラティスなどお好みのグッズをひっかけ、付属の六角ナットで固定して使います。フック2個で10kgまで耐えられるので、掃除道具や園芸道具を吊るしたり、小さめの植木鉢を吊るすのにも良さそうです。
外したい時は、ペンチで挟んで回転させるだけ。平らな面ならほとんど跡を残さずに外せます。
粘土のように整形できる接着剤
tesa 成形可能接着剤「Sugru」、万能強力接着剤、3パック(3 x 3.5g)、色: ブラック、ホワイト、グレー
好きな形に変形させて使える3D接着剤、「テサ スグル」。好きな形のフックが作れる優れものです。
開封した瞬間は粘土のように柔らかいものの、開封すると化学変化を起こしてどんどん硬化。12〜24時間程度でしっかり固まる素材です。
途中で化学反応を止めることができず、開封から30分を目安に1袋(3.5g)使い切らなければならないため、しっかり準備をしてから開封するようにしてください。
アイデア次第でどんな形にも変形できます。
シリコン製で水・熱・低温にも強いため、お風呂場や屋外でも使えます。
異なる種類の素材をくっつけるのにも便利。
取り外したいときは、ガラスや陶器などつるつるした面なら跡を残さず外せます。カッターナイフなどで切り落とし、残った部分をブラシなどで磨けばきれいになります。
木材などざらざらしたものに貼った場合は、色移りしたり、表面の凹凸の間に少し残ってしまうことがあるのでご注意を。
電気絶縁体なので、断線しかかったコードの補修にも。
他にも割れた食器の補修や水漏れの補修など、フック以外にもさまざまな用途で使えます。
「テサ」シリーズで壁面をもっと便利にカスタムしよう
「テサ」シリーズは室内だけでなく、コンクリートやタイル、金属面などに、跡を残さずフックを取り付けることができる優れもの。賃貸住宅のベランダやお風呂場、シンクの金属面などにも、「テサ」シリーズを使えばフックが取り付けられるようになります。便利なフックを便利な場所に取り付けて、QOL(クオリティオブライフ)をあげちゃいましょう!