子ども用品、どう収納する?整理収納アドバイザーが教える家事楽テク

必要なものがすぐに見つかる!子ども用品の収納術

幼稚園・保育園に通う年頃の子どもがいると、朝はいつもバタバタに!お弁当の準備や登園グッズの準備、忘れ物がないか毎日ヒヤヒヤしてしまいます。

それに、子ども用品はこまごました物が多いです。うまく片付かなかったり、必要なときに限って見つからなかったり…。おもちゃもどんどん増えがちです。

収納上手さんは子ども用品をどうやって片付けているのでしょうか?整理収納アドバイザーの野村京子さんのお宅にお邪魔して、収納を見せていただきました。

整理収納アドバイザー野村京子さんのご自宅

3LDKのマンションで4人暮らしをされている、整理収納アドバイザーの野村京子さん。

子どもがいる家庭にありがちなゴチャゴチャ感や生活感とはまるで無縁。ショールームのようにスッキリとしたお部屋です。

お客さんから目に入りにくい位置、キッチンの脇にはお子さんの登園グッズ置き場が!こまごました物が多く、散らかりやすい子ども用品。一体どんな収納をされているのでしょうか?

お弁当グッズは1つの引き出しにまとめる

幼稚園・保育園に通う年頃の子どもがいると、朝は毎日バタバタ!欲しいものがすぐ見つからないと、大幅な時間のロスにつながります。

お弁当グッズは1つの引き出しにひとまとめにしておきましょう。引き出しをプラスチックケースで区切り、お弁当箱、お箸ケース、コップ、お弁当袋などの住所を決めておくと、何かが行方不明になったときにすぐ気づけます。

引き出しの近くには作業スペースを用意。お弁当作りがスムーズに進みます。

お弁当に使う「おかずカップ」は、シリコンカップを使って収納すると便利です。

シリコンカップの上に使い捨てのおかずカップをIN。使いたい色や大きさのカップをワンタッチで取り出せます。

登園グッズはひとまとめ

水筒やリュック、ハンカチなどの登園グッズは、専用の置き場を用意。お部屋のほとんどの物が見えない場所に収納されている野村さんのご自宅ですが、登園グッズ置き場は出し入れしやすいオープン収納を採用。低い位置に設置することで、子どもが自分で道具を取りやすくしています。

キッチンの脇に荷物置き場を設置することで、お弁当や水筒の準備や片付けがスムーズに。きょうだいがいる場合は、人数ごとに専用の「荷物置き場」を作っておくと、子どもの忘れ物を減らせます。

おもちゃは投げ込み収納できるように

「遊んだら遊びっぱなし、片付けてくれない…」とお嘆きの保護者さんも多いおもちゃ。体のさまざまな機能が未熟な子どもにとっては、「たくさんの引き出しから、おもちゃを入れる場所を探す」「重い引き出しを開け閉めする」作業はなかなか難しかったりします。

おもちゃは隙間なく詰め込むのではなく、ボックスの上に広めの隙間を作ってみましょう。一見「デッドスペース」に見えますが、上の隙間からおもちゃを投げ入れられるので片付けが楽に!幼いお子さんでも自分で片付けしやすくなります。

遊ぶ時も何が入っているか隙間から見えるので、目的のおもちゃを探しやすい!

子どもグッズが時短&片付けラクラクに

「子どもが自分で片付けやすい」仕組みを作っている野村さんのご自宅。大人の生活導線で子どもにお手伝いをしてもらうのではなく、子ども専用の生活導線を作り、子どもが自分で準備や片付けをしやすい仕組み作りをしているのが印象的でした。

物自体の数も、全体的にとても少ない印象です。子ども用品、特におもちゃは際限なく増えてしまいがちですが、物がたくさんあると準備や片付けの際、混乱する原因になってしまいます。物の数をセーブするのも、すっきりとした収納を維持するポイントかもしれません。

子ども用品やおもちゃの収納、ぜひ真似してみてください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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