一度にたくさん調理できるホットプレートは、あると便利な調理家電です。最近では焼き料理だけでなく煮たり蒸したりできる商品も多く登場し、普段使いでもホームパーティーでも大いに活躍します。ぜひ自分に合った商品を見つけて、たくさん活用しましょう。
目次
ホットプレートの魅力とは
ホットプレートといえば、一度にたくさんの食材を調理できることが大きな魅力です。
最近では焼いたり炒めたりできる従来のタイプに加えて、煮る・蒸すことができるタイプも登場し、ホットプレートでできる料理の幅がさらに広がっています。ホームパーティーでも大いに活躍するでしょう。
いろいろな料理がプレートでたくさん作れる
ホットプレートといえば、そのプレートの大きさから一度にたくさんの食材を焼けることが魅力です。焼き肉を楽しむこともできますし、フライパンなら1枚ずつしか焼けないお好み焼きやホットケーキも、数枚分を同時に焼けます。
忙しい朝に、数種類のお弁当用のおかずを同時に作ったり、家族分の目玉焼きを一度に焼いたりすることもおすすめです。
また、焼く・炒めるだけでなく煮る・蒸すまでできるタイプなら、ホットプレートで調理できる料理の幅が広がります。パエリアやアクアパッツァなど手間のかかる難しそうな料理でも簡単に作ることができ、さまざまな料理を楽しめるでしょう。
パーティーやおもてなしにも活躍
一度にたくさん作れるホットプレートは、ホームパーティーでも活躍します。食卓で調理しながら食べられるので、出来たてアツアツの料理をみんなで楽しめるでしょう。
また、ホットプレートを使った調理は手間がかからないものも多く、ホスト側の負担が軽減できるのも魅力です。おしゃれなデザインのホットプレートを選べば、食卓も華やぎパーティーらしい雰囲気が演出できます。
ホットプレートを選ぶ際のチェックポイント
(出典) photo-ac.com
日常的に重宝するホットプレートを選ぶためには、いくつかのポイントをしっかりチェックして選ぶことが大切です。熱源やサイズと形、収納性などは必ずチェックしておきましょう。
熱源は操作しやすい電気か火力の強いガスか
ホットプレートの熱源にはヒーター式・IH式などの「電力タイプ」と、カセットガスを使用する「ガスタイプ」に分類されます。
電気を使うタイプのうち、最も一般的なのがヒーター式です。サイズや形状の種類も多く、自分が使いやすいタイプも見つけやすいでしょう。ただしヒーターの配置によっては焼きムラが出てしまうことがあるので注意が必要です。
より細かく温度調節のできるものがよいなら、同じ電気タイプでもIH式を選ぶのがおすすめです。ホットプレートで調理することはもちろん、保温もしやすく、商品によっては卓上コンロとしてフライパンや鍋を使用できるものもあります。
火力の強さを重視するならガス式がよいでしょう。直火なのでプレートを素早く温めて、おいしく調理できます。電源が必要ないので、屋外で使えるのも魅力でしょう。災害時に使えるのも便利です。
わが家で使いやすいのは?サイズと形
ホットプレートのサイズや形も、使いやすさに大きく影響するポイントです。使用人数や設置するテーブルに合わせて選びましょう。
ホットプレートの形状には、長方形・だ円形・丸形・正方形といった種類があります。
最近主流となっているのは長方形タイプで、大人数分の調理をしたい人におすすめです。長辺が40cm以上のプレート面積が広いものを選んでおけば、一度にたくさんの食材を調理できます。
同じ横長でもだ円形のタイプなら、大人数分の調理に向くと同時に、角がない分テーブルのスペースが増えて食器などを置きやすくなるでしょう。
また、丸形や正方形タイプはコンパクトなものが多く、少人数分の調理しかしない場合におすすめです。テーブルが円形や正方形の場合も設置しやすいでしょう。
普段はすっきり片付けたい!収納も大切
普段はしまっておくことの多いホットプレート選びには収納性も大切です。小さなものではないので、収納スペースとしてはそれなりの広さが必要になることもあります。
ホットプレートは欲しいけれど、収納スペースがあまりないという場合には、縦置きできるものがおすすめです。立てて置ける分、省スペースで収納できるので大きいサイズのものでも片付けやすいでしょう。
また、付属プレートが複数あるものなら、収納しやすい工夫がされた商品を選んでおくと扱いやすく便利です。
お気に入りを見つけるにはココもチェック
(出典) photo-ac.com
どうせ買うなら、よりストレスなく使えたり、使うたびに楽しい気分になれたりするものを選びたいものです。
調理したいものに合った機能やプレートが付いているかの他、お気に入りのデザインのものを探してみるのもよいでしょう。小さな子どもがいるなら、安全性も重要なポイントです。
焼き肉メインなら煙機能があるかチェック
ホットプレートを使っておうちで焼き肉を楽しむ人も多いでしょう。しかし焼き肉を自宅でする場合、問題は煙です。部屋だけでなく家中に煙が充満してしまい、困ることもあるでしょう。
主に焼き肉をするためにホットプレートを探しているなら、煙カット機能が付いたものがおすすめです。本体にファンが内蔵されていたり、プレートを特殊加工したりすることによって煙の発生を最小限に抑えることができます。
煙やにおいを気にすることなく、おうちで焼き肉を堪能できるでしょう。
レシピで選べると便利!付属プレートの有無
調理できる料理の種類は、付属プレートによります。作りたい料理に対応したプレートが付いているかもチェックしましょう。
スタンダードな平面プレートならお好み焼きやホットケーキなどが作れます。焼き肉をしたいなら、平面プレートでもできますが、波型や穴あきタイプのプレートが付いていればよりおいしく焼けるでしょう。
たこ焼き型のプレートが付属していれば、たこ焼きやアヒージョを楽しめます。また、鍋としても使えるグリル鍋なら、おでんなど煮込み料理も作れるので、ホットプレートでできる料理の幅がより広がるでしょう。
おしゃれな食卓にしたい!デザインも大切
最近では従来のシンプルなデザインの他に、食卓をおしゃれに見せてくれる商品が多く登場してきました。ポップなものからスタイリッシュなものまで幅広いデザインのものがありますし、カラーバリエーションも豊富にそろいます。
ダイニングの雰囲気に合わせて選べば、インテリア雑貨のような役割も果たしてくれるでしょう。お気に入りのデザインのものならホットプレートを使うのも、より楽しくなるはずです。
小さな子どもがいるなら安全性能を重視
特に小さな子どもと一緒に使うなら、安全性の高いものを選びたいものです。
高温になるプレート部分に手や手首が触れないよう本体ガードが付いていることはもちろん、油はねを防ぐガードが付いたものなら、座高の低い子どもとホットプレートを囲んでも安心です。
また、電気タイプの場合は、電源接続プラグがマグネットになったものだとより安全です。ホットプレート使用中に足をコンセントに引っ掛けてしまっても、プラグがすぐに外れるため、本体をひっくり返してしまうリスクが減ります。
安全に配慮した商品設計をしているメーカーがほとんどですが、安価な商品の中には本体ガードが付いていないなど、安心して使用できるか不安なものもあります。特に小さな子どもがいる場合は、安全性も十分チェックの上で選びましょう。
ホットプレートの人気ブランド&メーカー
(出典) photo-ac.com
同じ買うなら信頼できる人気のブランドやメーカーの商品を選びたい、という人も少なくないでしょう。ここではホットプレートの人気ブランドや人気メーカーを紹介します。
ブルーノ
おしゃれなホットプレートの代表ともいえるのがブルーノのホットプレートです。カラフルでかわいい色味に、ふたにあしらわれた「BRUNO」のエンボスロゴもおしゃれで、毎日でも食卓に登場させたくなるかもしれません。
機能性にも優れ、温度は保温に適した65~80℃から最大250℃まで設定できます。パンケーキからお好み焼き、ステーキまでさまざまな料理をおいしく作れるでしょう。また、別売りのプレートを購入することでさらにいろいろな料理を楽しめます。
象印マホービン
魔法瓶や炊飯器でおなじみの象印から発売されているホットプレートは、安全性が高く収納しやすさに配慮されていることが特徴です。
やけどをしにくいよう本体ガードが搭載されている他、コードを長く設計することで足を引っ掛けにくいようにも設計されています。
また、コンセントや温度調節プラグをしまえる収納ホルダーが付いているなど、楽に片付けができるように配慮されており使いやすいでしょう。プレートが三層構造になっており、丈夫で長く使用できるのも魅力です。
タイガー
タイガーもステンレスボトルや炊飯器などで有名なメーカーです。タイガーのホットプレートの特徴は実用性に優れた商品が多いことといえるでしょう。
3種類ものプレートが付いていろいろな料理ができる商品や、穴あき波型でお肉をおいしく焼けるプレート付きの商品など、さまざまな料理を手軽においしく楽しめます。
お手入れのしやすさも魅力で、本体ガードもプレートも外して洗えるため長く清潔に使えるでしょう。
パナソニック
日本を代表する家電メーカーの一つ、パナソニックのホットプレートは大人数でも使いやすい大きめサイズです。
ヒーター式で平面プレートや焼き肉プレート、たこ焼きプレートの他、保温ネットも付いており、焼きあがった食材を置いておくのにも便利です。
プレートには「ダイヤモンドハードコート」が採用されており、さらに表面は「フッ素コーティング」されているため傷が付きにくく長持ちするでしょう。他に、クッキングヒーターとしても使用可能なIH式のものも発売されています。
定番タイプのおすすめホットプレート
(出典) photo-ac.com
ホットプレートも他の家電と同様、年々進化しています。各メーカーから発売されている定番のホットプレートも、よりおいしく調理できる工夫が凝らされていたり、丈夫で長持ちするように加工されていたりと、どんどん使いやすくなっています。
象印 ホットプレート やきやき EA-KJ30
深型プレート・傾斜溝つき焼肉プレート・区切り線つきたこ焼きプレートの3種類が付いたさまざまな料理を楽しめるホットプレートです。
深型プレートではお好み焼きなどの定番料理はもちろん、パスタをゆでたりすき焼きをしたりといった水分の多い料理も作れます。焼き物から煮物まで幅広く作れて便利でしょう。
「トリプルチタンセラミックコート」を使用しており、耐久性が高いのもうれしいポイントです。
象印 ホットプレート やきやき EA-KJ30
タイガー ホットプレート〈これ1台〉 CRC-B301
スタンダードな平面プレートの他に、お肉をおいしくヘルシーに焼ける穴あき・波型プレート、たこ焼きプレートが付いています。プレートには「硬質セラミックスハードフッ素コーテイング」が施されており、従来品よりも丈夫で長く使えるでしょう。
寸法は48.4×35.8×12.7cmと大きめサイズで薄型設計なので、大人数で囲んでも手が届きやすく食べやすくなっています。本体質量は約6.0kgとサイズの割に軽いのでお手入れがしやすいのも魅力です。
タイガー ホットプレート〈これ1台〉 CRC-B301
パナソニック ホットプレート NF-W300-S
平面プレート使用時のサイズが約60.9×35.5×15.2cmと大きめのホットプレートです。平面プレートではお好み焼きなら一度に3枚焼くことができる大きさで、大人数で囲むのに向くでしょう。
他に穴あき焼き肉プレート、たこ焼きプレート、保温用のウォームキーパーが付いています。
平面プレートにはダイヤモンドハードコートが施されており、焼いたものがこびり付きにくくなっている上、プレートと本体ガードは取り外して丸洗いできるので、お手入れもしやすいでしょう。
パナソニック ホットプレート NF-W300-S
パーティー向き!おしゃれなホットプレート
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デザインがおしゃれなホットプレートなら、テーブルに置いても見栄えがします。普段の食卓をセンスアップしてくれるだけでなく、みんなで楽しく盛り上がるホームパーティーでも活躍するでしょう。
BRUNO コンパクトホットプレート BOE021
置くだけで食卓がおしゃれに見えて人気なのがブルーノのホットプレートです。この商品は長さ37.5×幅23.5×高さ14cmとコンパクトなタイプで、2~3人前くらいの調理に向いています。
小さくても火力はパワフルで最大250℃まで設定でき、お好み焼きやホットケーキ、餃子やパエリアなどさまざまな料理を楽しめるでしょう。スタンダードな平面プレートの他に、たこ焼きプレートと木べらも付いています。
カラーバリエーションも豊富なので、食卓の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。
BRUNO コンパクトホットプレート BOE021
PRINCESS Table Grill Pure 103030
真っ白なプレートと竹素材の組み合わせが美しく、「JIDAデザインミュージアムセレクション」の「ゴールドセレクション賞」を受賞したホットプレートです。
デザインがおしゃれなだけでなく、セラミックコーティングと遠赤外線によって素材の旨味を逃さず焼き上げることができます。肉や魚は、表面はカリッとさせながら中はジューシーに仕上げることができるでしょう。
お手入れもしやすく、プレートが冷めればぬらしたキッチンペーパーで一拭きすれば簡単にきれいになります。プレートの下に設置された油受け皿も取り外して洗えるので、長く清潔に使えるでしょう。
PRINCESS Table Grill Pure 103030
タイガー ホットプレート CRK-A100
誰かを招いてホームパーティーを開催したくなるような、おしゃれで機能性にも優れたホットプレートです。
「深なべ」が採用されており、焼き料理はもちろん鍋物や蒸し料理も作れます。温度は最大250℃まで4段階に設定できるので、料理に合わせて使い分けられます。
本体サイズは幅38.6×奥行24.9×高さ17.7cmとコンパクトなので、他の料理もテーブルに並べやすく、収納場所も取りません。かわいいデザインを生かして、見せる収納を楽しむのもよいでしょう。
本体とプレートは分解可能で、お手入れがしやすいのも魅力です。
タイガー ホットプレート CRK-A100
いろいろな料理ができて便利なホットプレート
(出典) photo-ac.com
深さのある鍋タイプのプレートが付いた商品なら、焼いたり炒めたりするだけでなく煮ることもできるので、ホットプレート一つでいろいろな料理を楽しめます。おしゃれなデザインのものも多く、食卓に並べるとさまになるのもうれしいポイントです。
象印 ホットプレート STAN. EA-FA10-BA
深さ4cmの「深型プレート」で焼く・炒めるだけでなく煮ることもでき、パエリアやブイヤベースなども作れます。深さがある分こぼれにくいので、具だくさんの料理でも周りを汚すことなく調理できるでしょう。
本体ガードが付いているのでプレートに直接手が触れにくくなっており、チーズダッカルビなど手を伸ばして具材を取り出すメニューでもやけどしにくい設計です。
収納時に温度調節プラグをしまう専用のケースは、ホットプレート使用時にはレシピブックのスタンドに早変わりするのも便利でしょう。区切り線付きたこ焼きプレートも付いています。
象印 ホットプレート STAN. EA-FA10-BA
タイガー ホットプレート CRL-A200
プレートが深さ約4.6cmの鍋になったプレートです。ホットケーキや目玉焼きなどを焼ける他、深さがあるのでパエリアやチーズフォンデュ、おでんなども作れます。
本体サイズは約38.7×24.9×17.7cmとコンパクトなので、他の料理と一緒に食卓に置くことができます。収納時には本体と鍋の他、付属の「表面リブつきグリルプレート」を重ねられるのでコンパクトに収納可能です。
おしゃれなデザインのため、見せる収納としてもよいでしょう。
タイガー ホットプレート CRL-A200
アイリスオーヤマ グリル鍋 3枚プレート IGU-P3
深なべ・平面・たこ焼きプレートと3種類のプレートが付いたホットプレートです。焼き肉やお好み焼きなどの焼き料理はもちろん、おでんやシチューなどの煮込み料理、ピラフやパエリアなど炊く料理もできます。
さらにたこ焼きプレートでは、たこ焼きの他、アヒージョやライスボール、ケーキポップを楽しむのもよいでしょう。火力は保温から最大約250℃までつまみで調節できるので、料理のバリエーションがさらに広がります。
見た目がおしゃれなのもうれしいポイントです。
アイリスオーヤマ グリル鍋 3枚プレート IGU-P3
ホットプレートで料理を楽しく便利に!
(出典) photo-ac.com
ホットプレートは一度に大人数の調理ができる便利な調理家電です。最近ではお好み焼きや焼き肉をするだけでなく、チーズフォンデュやおでんなどの煮物を調理できる商品も登場しており、ホットプレート一つでさまざまな料理が楽しめます。
さらに、おしゃれなデザインの商品が増えたことも魅力でしょう。食卓に置くだけでおしゃれ感をアップさせてくれるデザインなら、ホームパーティーでも大いに活躍しそうです。ぜひ自分のお気に入りの商品を見つけて、楽しく便利に使いましょう。