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新年度を迎える前に、文具をピカピカにしてみよう
春は進学や異動の季節。「新しい年には文具を買い換える」という方も多いのではないでしょうか。
その文具、買い換えなくてもピカピカにできるかもしれません。油性ペンの汚れ、絵の具のパレット、液体のりをきれいにする方法と、ゼッケンなどに美しく字を書くライフハックを紹介します。
油性ペンの汚れを落とす
紙はもちろん、金属やプラスチックにも書ける油性ペンは工作の強い味方。でも「何にでも書ける」長所は、「意図しないところについたら、なかなか落ちない」という欠点にもなってしまいます。
肌や机に油性ペンがついてしまったときの落とし方を紹介します。
肌に油性ペンがついちゃった!
油性ペンで字を書いていたら、うっかり肌についてしまった!
そんなときは油性ペンがついてしまった部分に日焼け止めをなじませてみましょう。日焼け止めに入っている油分が油性ペンの油分となじみ、紫外線吸着剤がインクの顔料を吸着してくれるため、するする汚れが落とせます。
油分が多く含まれているハンドクリームや口紅でも、同じように落とせます。
油性ペンが裏移りしちゃった!
ノートに油性ペンで文字を書いていたら、裏移りしてしまった!
そんな時、裏面がプラスチックやガラスなら大丈夫。消しゴムでこするだけで落とせます。
服に油性ペンがついちゃった!
トップスーパーNANOX 本体大 660g × 2個セット
ガンコ汚れの代表格とされる「服についた油性ペン」。ついてすぐ、うっかりついた程度なら、二宮和也さんのCMでおなじみの「NANOX」で落とせるかもしれません。油性ペンがついたところにNANOXを塗布して12時間おき、さらにNANOXを入れた洗濯機で洗えば、汚れをかなり薄くできます。
絵の具パレットにしみついた汚れを落とす
学期末で子どもが学校から持って帰ってきた絵の具のパレット。水できれいに洗っても、しみついた絵の具の汚れはなかなか落ちません。
でもこの汚れ、重曹と消しゴムで真っ白にできるんです。
パレットを重曹を溶かしたぬるま湯(40℃以下)に10分ほど漬け、水洗いして乾かします。
乾いた後、消しゴムでこするとパレットが真っ白に!
面倒なら新しく買い換えるのもアリ
サクラクレパス パレット 18色用 パレット18
ひとつの物を大切にするのはいいけれど、正直そんな余裕はない…。それなら買ってしまいましょう!サクラクレパスのパレットはワンコイン以下で買えるので、「毎年買い換える」というご家庭も。
固まって出てこない液体のりを復活させる
接着力が強く、封筒の口などを留めるときに活躍する液体のり。しばらく使っていないと、塗り口がガチガチに固まってしまい、のりが出てこなくなることがあります。
そんなときはキャップを外し、50℃程度のお湯に10分ほど漬けてみましょう。
10分経ったらスポンジ部分を外し、柔らかくなったのりを剥がすように洗うときれいになります。
「洗うのが面倒!」そんな方には
ヤマト アラビックヤマト スペアスポンジキャップ 6ケ入り NA-S6H 2個セット
事務用品として長年愛される「アラビックヤマト」は、スポンジキャップだけでも買えるようになっています。中身だけの詰め替え用も市販されており、コスパよく使えます。
印刷できない場所にきれいな文字を書く
のし紙やゼッケンなど、印刷が難しい場所に署名が必要な場面は多くあるものです。
手書き文字に自信がないときは、印刷して写してみましょう。
パソコンで適当な大きさに印刷した紙を下に敷き、写します。
もし紙が厚くて上手く透けない場合は、裏側から光を透かすといいでしょう。日中の窓ガラスにテープで貼って写したり、ファイルケースにライト(スマホのライトが便利)を入れたものを下に置くと、文字が透けて写しやすくなります。
イラストなどを写す場合はトレース台が便利
トレース台 A4 和遥キナ先生推薦LED高輝度ライトボックス 無段調光ライトテーブル 低色温度 匠彩
イラストなど細かい絵柄を写したい場合は、トレース台があると便利。漫画家さん御用達の本格仕様ですが、数千円で購入できます。
文具をピカピカにして新年度を迎えよう
汚れが目立つ文具も、ライフハックでピカピカに!お兄ちゃん・お姉さんの道具を下の子に譲る時にも使えるライフハックです。道具をきれいにお手入れして、新年度を迎えましょう。