目次
包丁にくっつく食材にイライラ…
なかなか切れない鶏肉の皮、あちこち貼りつくハムの千切り、包丁にべたべたくっつくバターやチーズ…。調理の手が止まってストレスですよね。
そんなイライラを解消してくれる便利な切り方があるってご存知でした?5種類紹介します!
1.鶏肉の皮がなかなか切れない!
皮つきの鶏肉を切ろうとしたら、皮の部分だけなかなか切れない!皮をはがしてしまうのもひとつの手ですが、鶏のからあげなど、皮と一緒の方が美味しいお料理もたくさんありますよね。
そんなときは皮を内側にして、くるっと丸めてみましょう。
お肉の中に皮を巻き込んで切れば、一発で皮ごとスパッ!気持ちよく切れちゃいます。
2.切ったハムがあちこち貼りつく!
サラダのいろどりにしたり、冷やし中華に乗せたりする細切りハム。でも包丁にべたべたくっついたり、ハム同士がはりついて、いちいちはがすのが面倒くさい!
そんなときは1枚ずつ交互に折って積み重ねてみましょう。ちょっと手間なようですが、これさえやっておけばこの後の手間が激減します。
どこにもくっつかずにストレスフリー!
3.バターを切ったら包丁にくっつく!
バターを切ったら包丁にべったりくっついた…。包丁もバターの油でべとべとです。
そんなときは包丁をキッチンペーパーではさみ、そのまま切ってみましょう。
どこにもくっつかずにスパッと切れました!
バターの他にも、チーズでも同じように切れますよ。
4.ゆで卵の断面がガタガタになっちゃった!
半端にやわらかいゆで卵。切り口がガタガタになったり、黄身が包丁にべったりついてしまったりと、きれいに切るのが地味に難しい食材です。
そんなときは怪我に気をつけつつ、包丁をラップで巻いてみましょう。
左がラップなし、右がラップあり。明らかに断面が違います!
5.ケーキの断面がボロボロに!
見栄えよくきれいに切りたいケーキ。でもお店みたいにきれいに切るのは至難の技!スポンジが崩れてしまったり、断面にクリームがついたり、残念な見た目になってしまうこともしばしば…。
そんなときは50℃のお湯で10秒程度包丁を温めてからケーキを切ってみてください。押し切るのではなく、包丁の刃をゆっくり前後させて切るのがコツです。
給湯器の設定温度を変えたら忘れる前に戻し、ヤケドにはくれぐれも気をつけてくださいね!
左が普通の包丁で切ったもの、右が温めた包丁で切ったものです。違いは歴然ですね!
何ヶ所か切りたいときは、包丁についたクリームをぬぐうための濡らしたふきんとお湯を準備しておきましょう。1回切るごとにクリームをぬぐって包丁を温めるようにすると、まるでお店のような美しい仕上がりになりますよ!
包丁に食材がくっつきにくくする便利グッズ
今回挙げた食材以外にも、包丁で切りにくかったり、包丁にくっつく食材はたくさん。
そんな時には便利グッズを使ってみましょう。
食材がくっつきにくい包丁
貝印 KAI 三徳包丁 関孫六 匠創 ディンプル 165mm 日本製 AB5157
野菜やハムを切る時のくっつきを解消するなら、くっつきにくい加工がほどこされた包丁を選んでみましょう!
側面に穴の開いた包丁でもいいですが、穴を洗うのがちょっと面倒です。側面にくぼみをつけた「ディンプル加工」の包丁なら、手入れは普通の包丁感覚でOK。食材がくっつかず、楽に調理できます。
包丁の切れ味を上げるシャープナー
下村工業 日本製 包丁研ぎ器 ヴェルダン ダブル シャープナー (水研ぎ・乾式 両用) 荒砥ぎ / 仕上げ砥ぎ VDS-01 新潟 燕三条製
包丁の切れ味が良ければ、なかなか切れない鶏肉の皮も一刀両断!ゆで卵も潰れずスパッと切れるはず。
砥石を使って包丁を研ぐのは大変ですが、シャープナーなら包丁を何度か滑らせるだけでOK。包丁のお手入れを習慣にすれば、鋭い切れ味をキープできます。
切り方を工夫してイライラとおさらばしよう!
切り方をちょっと工夫するだけで、今まで上手く切れなかった食材がスッパリ!特別な道具いらずで、調理時間の短縮や見た目の美しさにつながります。ぜひ試してみてください。