日々の生活のコミュニケーションとして、「贈り物」は重要なツールです。記念日やイベントのタイミングに限らず、贈り物を贈る機会も多いのではないでしょうか。そこで今回、オンネラファンのみなさんの贈り物事情について調査しました。
※「オンネラおうちラボ」は、オンネラのファンから構成される生活者参加型プラットフォーム。生活者の声を拾い上げるリサーチから、彼らの声を反映したコンテンツ制作、商品/サービス共創までを行います。
誰に?いつ?どれくらいのモノを贈ってる?
ここ一年間でギフトを贈りましたか?
一年以内にギフトを贈った機会ランキング
・
・
・
9割以上の人が、一年以内に誰かに贈り物をしていることがわかりました。そのうち、ギフトを贈った機会としては、「誕生日」が最も多く90%と、ほぼ全員が誰かの誕生日にギフトを贈っています。次いで「母の日」58%、「父の日」45%、「クリスマス」44%、「日常的なプチギフト」36%と続きました。
一方、お中元やお歳暮は下位の結果となりました。
一年以内にギフトを贈った相手ランキング
先ほどのランキングと同様に、会社の上司や同僚へのお中元・お歳暮などオフィシャルなギフトは少なく、家族や友人へのプライベートなギフト+カジュアルなギフトが中心となりました。
一年以内にギフトとして贈ったものランキング
家族や友人へのギフトが中心のため、贈るものとしては相手の好みやライフスタイルに合わせたものが多い結果となりました。
「日常的なプチギフト」の平均単価は?
「日常的なプチギフト」の価格帯としては、「500〜999円」が最も多く30%。次いで「1,000〜1,999円」26%、「2,000〜2,999円」14%となっています。気のおけない相手へのカジュアルなギフトだけに、平均単価は2,000円未満の人が2/3以上を占める結果となりました。
ギフトはコロナ禍でも大事なコミュニケーションツール
「ギフト」に関する行動
以前と比べて、ギフトをネットで購入することが増えている人は63%。。ギフトに関する便利なネットサービスも増えたこともあり、ネットでギフトを購入する、贈ることはより一般化しそうです。
また、身近な人へのカジュアルなギフトを贈る機会が増えた、お歳暮・お中元などを贈る機会が減った人はともに約3割という結果に。
コロナ禍による影響をみると、コロナ禍前と比べて、贈るものや贈る相手、贈り方が変わった人は41%と多い結果となりました。贈る機会が増えた相手としては、家族や親が27%、友人が23%と、会社の上司や同僚を大きく上回っています。
コロナ禍以降、ギフトを贈る際に気をつけていること
コロナ禍以降、ギフトを贈る際に気をつけていることについて、大きく3つのタイプに分かれました。
それぞれタイプ別に選んでいる贈り物の傾向として以下が見えてきました。
「衛生面に気をつけて」贈るタイプ:手作りを避ける、個包装のもの、ネットで選ぶ、対面を避け郵送・宅配(宅配ボックス)、衛生用品 など
「コロナ禍でも楽しめるもの」を贈る:家で楽しめるもの、ギフトカードや金券、食事券や旅行券は避ける、ご当地もの、日持ちのするもの など
「気持ちを添えて」贈る:メッセージや手紙を添える など
以前からカジュアルなギフトが増え、オフィシャルなギフトが減っているという傾向がみられましたが、コロナ禍によってそれはさらに強まっているようです。身近な人に対し、贈るものや贈り方に気遣いながら、コミュニケーションツールとしてもギフトを贈っている人が増えているのでしょう。
【リサーチ概要】
オンネラおうちラボはオンネラ公式Instagramのフォロワーを対象に「ギフトに関するアンケート」を実施しました。
・調査エリア 全国
・調査期間 2021/9/24~9/27
・サンプル数 297