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豚肉の生姜焼きで使うお肉は何がいい?
豚肉の生姜焼きはおうちによってさまざまな味付けや調理法が存在するレシピです。使う豚肉もロースだったりこま切れだったりバラだったりと、意見が分かれるところですよね。だけど共通して言えるのは、柔らかくジューシーなお肉が食べたいということではないでしょうか。
この記事では、豚のロース肉とバラ肉を使った二通りの作り方を、おいしくなるポイントと共にご紹介します。
豚バラ肉を使い、タレに漬け込まないで作るレシピ
まずは豚バラ肉を使った生姜焼きレシピをご紹介しましょう。タレに漬け込まないので調理時間が短く、食べたいと思ったらあっという間に作ることができます。豚バラ肉を柔らかくジューシーに仕上げるポイントは「片栗粉」。
片栗粉を肉にまぶすことにより、味が染み込みやすくなり、さらに肉の旨味である肉汁を閉じ込めてくれるんです。肉汁を閉じ込めることにより、肉がふっくら柔らかく焼きあがるんですよ。
【材料/2人分】
・豚バラ肉薄切り…200g
・玉ねぎ…1/2個
・片栗粉…大さじ1杯
〈調味料〉
・しょうゆ…大さじ2杯
・みりん…大さじ2杯
・酒…大さじ1杯
・砂糖…小さじ2杯
・おろし生姜…小さじ1杯
【作り方】
1. 調味料を混ぜ合わせておく
ボウルにしょうゆ、みりん、酒、砂糖、おろし生姜を入れてよく混ぜ合わせておきます。生姜はチューブのものでも大丈夫ですよ。
2. 豚バラ肉に片栗粉をまぶす
豚バラ肉に片栗粉をまぶします。ポリ袋に豚バラ肉と片栗粉を入れ、しっかり口を閉じてシャカシャカすると、肉にまんべんなく粉が付きます。
3. 玉ねぎを加熱する
玉ねぎは薄切りにし、電子レンジで2分ほど加熱しておきましょう。これにより調理時間がさらに短くなるだけでなく、肉を加熱しすぎて固くなることを防ぎます。
4. 豚バラ肉と玉ねぎを炒める
フライパンに豚バラ肉を入れて炒めます。バラ肉は脂身が多いので、油をひかなくても炒められます。肉から脂が出てきたら玉ねぎを加え、肉にしっかり火が通るまで炒め合わせてください。
5. 調味料を加える
調味料を加え、全体に絡め、タレにとろみが出てきたら完成です。
豚ロース肉を使い、タレに漬け込んで作るレシピ
続いて、豚ロース肉を使ったレシピをご紹介しましょう。こちらは焼くまえにタレに漬け込んでから作ります。あとは焼くだけでとっても簡単。豚ロース肉を柔らかくジューシーに仕上げるポイントは「マヨネーズ」です。
マヨネーズの主な成分は酢と油です。マヨネーズを加えたタレに肉を漬け込むことにより、酢と油が肉に浸透し、肉の繊維がふっくら柔らかくなるんですね。さらにマヨネーズの油が肉をコーティングしてくれるので、旨味が外に溢れ出さずおいしく焼きあがるんですよ。
【材料/2人分】
・豚ロース肉薄切り…300g
〈調味料〉
・しょうゆ…大さじ2杯
・みりん…大さじ2杯
・酒…大さじ1杯
・砂糖…小さじ2杯
・おろし生姜…小さじ1杯
・マヨネーズ…大さじ2杯
【作り方】
1. タレに豚ロース肉を漬ける
バットや深さのある皿などに調味料を入れて混ぜ合わせ、豚ロース肉を入れて10分ほど漬け置きします。
2. 豚ロース肉を焼く
フライパンに1をタレごと入れ、汁気がなくなるまで焼いたらできあがり。マヨネーズが入っているので油をひく必要はありません。
生姜焼きを柔らかく仕上げるコツはとても簡単だった!?
いかがでしたか?生姜焼きを柔らかくジューシーに焼き上げるポイントは片栗粉とマヨネーズでした。まぶすだけ、漬けておくだけでOKなんて簡単すぎると思いませんか?生姜を食べるとからだがポカポカするし、これからの季節にぴったり♪ しかもご紹介した二品はどちらも油を使わないのでとってもヘルシーです。たっぷりの野菜を添えてお召しあがりください。