注文住宅の初心者のための基礎知識とは?全体の流れや費用などを解説


注文住宅を初めて建てる場合、全体の流れや費用はどれくらいかかるのか見当がつかない方もいるでしょう。まったく知識がないと混乱や後悔を招くこともあるかもしれません。そこで、今回は初心者向けに注文住宅の基礎知識を解説します。

注文住宅を建てたいと考えた初心者のための基礎知識

Point 完成までのイメージを掴む

 

注文住宅を建てたいなら、全体の流れや費用、情報取集の仕方、よくある疑問を知っておくと安心です。おおまかな完成までのイメージを掴んでおくと、納得しながら進められ、満足度の高い注文住宅を建てられるでしょう。

 

 

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注文住宅が建つまでの流れ

Point 予算や間取り、優先順位の計画から始める

 

注文住宅が建つまでの流れは以下の通りです。

 

1.予算・間取り・優先順位の計画

2.土地探し・住宅メーカー探し

3.住宅メーカーとのプランニング

4.住宅ローンを借りる金融機関を選び、審査を受ける

5.着工

6.引き渡し・入居

 

注文住宅の場合、入居するまでに8~16ヶ月程度かかるため、子どもの入学や家族の転勤など、いつまでに入居したいという希望があるなら、そこに向けた計画が必要です。

 

予算や間取り、優先順位は、特に重要で、それを決めた上で土地や住宅メーカーを探します。土地は、希望に合ったところがあれば、実際に足を運び、住宅メーカーは複数社から検討しましょう。

 

住宅メーカーが決まったら、理想の注文住宅を一緒に考えていきます。予算内で抑えられるように優先順位をつけながら間取りや設備などを選んでいきましょう。

 

注文住宅を建てるほとんどの方が住宅ローンを利用します。ローンの借入額は無理のない設定にしてください。住宅ローンを利用する金融機関が決まらないことには注文住宅の建築を進められないため、慎重ながら早めに選びましょう。

 

すべての契約が決まったら、工事が始まります。着工前には必ず近隣に挨拶を行いましょう。地盤の状態によっては地盤改良工事を行い、次に基礎工事、その後に建物本体の工事、最後に外構工事という流れです。

 

注文住宅が完成したら、引き渡しと入居です。引き渡しの際は必ず、不備や誤りがないか確認してください。気になることがあれば、引き渡しが完了する前に質問しましょう。併せて、保証期間やアフターサービスの窓口についても確認してください。

 

注文住宅が建つまでのより詳しい情報は「家づくりの流れが知りたい!家を建てようと思ってから入居するまでを徹底解説!」を参考にしてください。

注文住宅を建てるために必要な費用一覧

Point 本体建築工事費用や付帯工事費用、諸経費、土地購入費が必要

 

注文住宅を建てるために必要な費用は、主に4つあります。

本体建築工事費用

注文住宅の基本的な部分を作るための工事費用で、全体の費用のうち、7割程度を占めることが多くなっています。仮設工事費用や基礎工事費用、木工事費用、内外装工事費用、設計料が必要です。

付帯工事費

本体工事に付帯して行われる周辺的な費用です。外構工事費用、水道・ガス工事費用、各種取り付け工事費用、解体費用が必要です。

諸費用

上記以外に注文住宅を建てる上で必要な各種手続きなどの費用です。登記費用、不動産取得税、印紙税が必要です。

土地購入費

注文住宅を建てる土地を購入するための費用です。土地購入費用の他に仲介手数料が必要です。

 

それぞれの項目の詳しい内容を知りたい方は「注文住宅の相場はいくら?費用の内訳や実例を解説!」を参考にしてください。

注文住宅を建てる際の最初の情報収集

Point カタログ請求やオンライン相談、住宅展示場の見学を行うとよい

 

注文住宅を建てる際は、カタログ請求やオンライン相談、住宅展示場の見学を行うと、情報収集ができます。

 

カタログ請求

注文住宅を建てるなら、総合カタログや実例カタログなどを請求して知りたい情報を手に入れるとよいでしょう。カタログ請求をすると、住宅メーカーの情報が無料で手に入り、じっくり理想の家づくりを考えられます。

 

カタログ請求については「注文住宅のカタログ請求とは?内容やポイント、請求の仕方などを解説」を参考にしてください。

オンライン相談

直接、注文住宅の専門家と話したいなら、オンライン相談を利用するとよいでしょう。例えば、当社ウチつくでは家づくりの流れや資金計画の考え方、住宅メーカー選びまで相談可能な「オンライン相談サービス」を無料で実施しています。

住宅展示場の見学

住宅展示場は、住宅メーカーのモデルハウスが展示されている場所で、新築戸建てに興味がある方なら、誰でも無料で見学することができます。複数の住宅メーカーを一度に見学できるため、比較検討しやすいのが特徴です。見学するだけでなく、説明を受けて資料をもらうこともできます。

 

住宅展示場の見学については「住宅展示場とは?見学した方がいい理由や見学前の準備などについて解説」を参考にしてください。

注文住宅を建てる際によくある疑問

Point 集めた情報を1つずつ整理して解決していく

 

注文住宅を建てる際は、土地探しや家づくり、お金まわりなどの疑問が出てくるでしょう。よくある疑問を3つ紹介します。

土地探しと住宅メーカー選びはどちらから行ったらよいか?どう見つけたらよいか

土地探しと住宅メーカー選びは、同時に行うのがよいとされています。住宅ローンや住宅メーカーとの契約のことを考えると、土地探しと同時に住宅メーカー選びを行っておいた方が、家づくりをスムーズに進めることができます。

 

しかし、住宅メーカーを先に決めて、住宅メーカーによい土地の情報を教えてもらった方もいるようです。住宅メーカーは、一般的には公開されていない情報も知っていることがあり、よい土地と出会えることもあります。

どのような家にしたいか分からない

理想の家づくりを考えるためには、実現したいことを優先順位をつけて挙げていきましょう。前述した情報収集でイメージを明確化します。詳しい理想の家づくりについては「予算内で理想の注文住宅を建てるシミュレーション方法」を参考にしてください。

お金まわりについて住宅ローンは借りられる?きちんと返せるか不安

お金まわりに関しては、注文住宅を建てる費用はいくらぐらいかかるか把握しておき、その上で資金計画をたてることをおすすめします。

 

2021年度の住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅を建てる時にかかる費用の全国平均は4,013万円です。ただし、土地を購入するかしないかで費用は変わり、エリアごとに平均は異なります。

 

住宅ローンについては「注文住宅の住宅ローン契約の流れとは?審査の内容やつなぎ融資についても解説」を、注文住宅を建てる費用については「家を建てる費用はいくら?エリアごとの平均や内訳・相場などを解説」を参考にしてください。

 

その他にも、よくある疑問をまとめているため、ぜひ「家づくりの疑問とは?土地探しやお金まわりなどについて解説」を参考にしてください。

まとめ

注文住宅を建てたいと思ったら、基礎知識は身に付けておくとよいでしょう。情報収集については、カタログ請求やオンライン相談、住宅展示場の見学を行いましょう。しかし、具体的にどこをチェックしたらよいか悩む方もいるかもしれません。

 

そんな方には「ウチつく by Onnela」の利用がおすすめです。当サイトでは家づくりのヒントとなる情報記事の他、お客様のご希望やこだわりに沿った住宅メーカーを絞り込んで見学予約ができる「住宅メーカー検索機能」、家づくりの流れや資金計画の考え方、住宅メーカー選びまで相談可能な「オンライン相談サービス」など、様々なサポートを提供しています。ぜひ、お気軽にご利用ください。

 

 

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