せっかく買ってきた野菜や果物、いつの間にかしなしなになってしまっていた、という経験はありませんか?
私はいつもバナナを黒々と熟れさせてしまいます…。
ラップやジッパー付き保存袋などいろいろ試しましたが、個人的最適解に巡り合うことができたのでご紹介させてください。
目次
無印良品のポリエチレン袋が解決!
それがこの『野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋』。
野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋 小
野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋 大
鮮度を保てる理由は、ホタテの貝柱を練り込んであるという点にあるそうです。
アルカリ性の強い貝柱の成分が細菌の繁殖を抑えて、鮮度を保つことができる仕組み。
15枚入りの「大」は1枚あたり26.6円、20枚入りの「小」は1枚当たり20.0円です。
外袋にはミシン目がついていて取り出し口になり、一枚ずつスムーズに引き出すことができます。
こういうちょっとした心遣いが「無印良品」らしいですよね。
高いと思った?ならば実力をご覧に入れましょう…
いろいろな保存袋がある中で、1枚20円以上もするのは高いと感じましたか?
私もはじめはそう思っていました。
でも実際使ってみると、納得のお値段だったのです。
結果的にロスを削減できているのでむしろコスパは良いかもしれません。
まずは実力を知ってほしくて実験してみたので、ぜひご覧ください…!
バナナ2つに分け、ひとつはこのポリエチレン袋に入れ、もうひとつはそのまま置いて比較します。
それぞれ1週間放置した結果がこちらです。
袋に入れなかったほうは、いつもどおり変色してしまっています。
違いは一目瞭然で、温度変化の激しい季節や、すぐに食べきれない食品を保存するときにパワーを発揮してくれることがわかります。
また、耐久性があるので1度野菜や果物を入れて使ったあとも洗って乾かして再利用可能です。
「小」はカット野菜や小さめサイズの食品にぴったり
サイズは縦35センチ×横25センチ。
小さめの野菜や果物、もしくはお弁当用に切り分けた食材を保存するのに便利です。
私は炒めものやポトフ、お味噌汁などを作りやすいようにカット野菜を保存しています。
葉野菜はいつまでもパリパリ、トマトもハリを保ったままなので、そのままサラダとしても使いやすいです。
使いかけのりんごやきゅうり、茄子なども、この袋に入れておけば変色を抑えながら、みずみずしさをキープしてくれます。
「大」はまるごと保存に便利!
サイズは縦50センチ×横35センチ。
カット前のメロンやスイカ、キャベツ、ほうれん草の束がまるごと余裕で入るビッグサイズです。
野菜室に入れっぱなしだとしなびてしまうことが多いですが、このポリエチレン袋に入れておくことで新鮮さをキープできます。
買ってきてすぐ調理したり、カットして保存したりするのが難しいときに助かっています。
もっと長持ちさせる秘訣は?
この袋の効果を最大限に活かすためのコツが2つあります。
ひとつめは「できるだけ空気を抜くこと」、ふたつめは「口の部分をしっかり閉じること」。
口の部分を結んだり、輪ゴムでくくったりするのも良いですが、私はパチンとワンアクションで済む留め具を使っています。
工夫次第で使い方いろいろ
一度開封してしまったクラッカーやスナック菓子は、湿気でおいしさが損なわれてしまうのが心配ですよね。
そんなときもこの袋が大活躍!
いつまでもサクサク、中身も見えるので子どもたちにもわかりやすいみたいです。
食パンの保存にもぴったりです。
適度な湿度はキープしつつ乾燥から守ってくれるので、開封後もおいしく食べることができます。
耐冷温度がマイナス30℃なので、冷凍保存にも適しています。
私はよくキノコ類をみじん切りにして冷凍しています。
冷凍しても食材同士がくっつきにくいので、少しずつ取り出しやすいですよ。
その他にも、ニオイが漏れにくい性質を活かして、ゴミ袋やお出かけ先での使用済みおむつ入れとして使用している人もいるようです。
おいしさや鮮度が長持ちすれば、食品ロスも減らせる!
今回ご紹介した『野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋』は、シンプルな使い方で食材のおいしさをキープしてくれる優れモノ!
我が家では、この袋を使い始める前と後とでは食材を無駄にすることが圧倒的に減り、鮮度が保たれることで調理方法の幅も広がるので本当に助かっています。