?

珪藻土マットは自治体によって捨て方が異なる!正しい捨て方や注意点を解説

高い吸水力があり、お風呂のマットとして定番になっている珪藻土マット。使用されているご家庭も多いですよね。

毎日使っていると、ある日「あれ?破損している…」と気付くことがあります。他には、汚れが気になったり、引っ越しのタイミングで買い替えを考えたりすることがあるでしょう。

持っている人は多いけれど、珪藻土マットの捨て方を知らない人が多いです。今回は、珪藻土マットが何ゴミになるのか?正しい捨て方や注意点を解説します。

ぜひ、最後まで読んで珪藻土マットを捨てるときに活用してください。

珪藻土マットは何ゴミに分類されるのか?正しい捨て方とは

珪藻土マットが何ゴミに分別されるのか知っている人は少ないです。

そこで、正しい捨て方のポイントを3つ紹介します。

  • 自治体でまず捨てられるか確認
  • アスベストが含まれていると破棄できない
  • ゴミ回収で捨てられるときの処理方法

一時期、珪藻土マットにアスベストが混入した商品があると話題になりました。アスベストは人体に悪影響がある素材なので、普通のゴミ処理場では受け入れていません。そのため、捨てる時はポイントを把握しておく必要があります。

自治体でまず捨てられるか確認

自治体によって捨て方が異なるので、住んでいる地域のホームページなどで確認しましょう。珪藻土マットは陶器に分類されることが多く、そのため「不燃ゴミ」として出すことができる地域がほとんどです。

また、大きさによってゴミの捨て方が変わります。一般的な大きさは30cm×40cmくらいなので、ゴミ袋に入れて出せます。しかし、サイズが大きい場合「粗大ゴミ」扱いになるので、捨てる前に自治体のルールを確認するようにしましょう!

アスベストが含まれていると破棄できない

アスベストが含まれていると処理場で有害物質が発生するため、自治体では回収ができません。メーカーや発売の時期によって異なりますが、アスベストが含まれている可能性があります。

お持ちの珪藻土マットにアスベストが含まれているか、販売メーカーに問い合わせたり、厚生労働省のHPで確認したりするようにしてください。含まれていた場合は、メーカー回収や専門の業者に依頼することになります。

ゴミ回収で捨てられるときの処理方法

アスベストが含まれていない珪藻土マットの捨てる際は、自治体のルールに沿って出しましょう。ゴミ回収をしてくれる地域では、必ずゴミ袋に入れて出します。

大きくて袋に入らないときは「粗大ゴミ」として回収してもらいましょう。自分で砕いて小さくすると、ケガをする危険性や、アスベストが万が一含まれていた場合の粉塵を吸い込むリスクがないとは言えません。

また、すでに破損している場合、二重にしたゴミ袋に入れ、しっかりテープで封をするようにしましょう。

重要!珪藻土マットにアスベストが使用されているか確認

珪藻土マットは吸水力が抜群で、さらに速乾性のある優れたアイテムです。捨てる前に必ず確認して欲しいアスベストについて、以下の3つにまとめています。

  • アスベストとはどんなもの?
  • 一部メーカーではアスベストが含まれていると発表
  • アスベストが使用されていた場合の捨て方

アスベストは人体にとって有害な物質なので、捨てる人は責任を持って把握しましょう。

アスベストとはどんなもの?

ほとんどの人がアスベストが人体に悪影響があると、ニュースで聞いたことがありますよね。アスベストとは、「石綿(いしわた・せきめん)」といった別名もある天然の繊維状鉱物のことです。このアスベストの繊維が、病気の原因になる可能性があることが分かっています。

日本では主に建物を作るときに使用されていましたが、昭和50年以降は国内でのアスベストは使用禁止になりました。しかし、海外製の製品で含まれていない確証がなく、万が一ですが、アスベストが使用された商品が輸入される可能性があります。

一部メーカーではアスベストが含まれていると発表

珪藻土マットを販売しているメーカーが、アスベストが含まれていると発表したことがニュースで話題になりました。お持ちの珪藻土マットにアスベストが使用されていても、製品に含まれるアスベストは少量で、削れていなければ粉末が身体に入ることがないので、通常通り使用できると考える人もいます。

しかし、マットが欠けている場合は不安になりますよね。また、アスベストが含まれている製品は自治体のゴミで扱うことができません。

持っている珪藻土マットにアスベストが含まれていないか分からない場合は、購入したメーカーのホームページでアスベストが使用されていないか一度調べてみましょう。

使用時の不安を解消したり、ゴミ捨ての方法を把握したりできるので、安心です。

アスベストが使用されていた場合の捨て方

アスベストが含まれている製品は、自治体でのゴミ回収はできません。それでは、アスベストが使用されている珪藻土マットはどのように捨てるのでしょうか?

まずは、購入したメーカーでアスベストが使用されていないか確認してみましょう。使用されていたことを発表したメーカーは基本的に自主回収を行っているところが多いです。

自主回収の方法も色々あり、店舗への持ち込みOKだったり、回収用の相談窓口が設けられていたりします。メーカーによって対処方法が異なるので、電話やネットで調べてみましょう。

アスベストが使用されていない珪藻土マットの捨て方の自治体例

アスベストが使用されていない場合、ゴミ捨ての方法は自治体によって異なります。ほんの一例ですが、下記の3つの自治例のゴミ捨て方法を紹介します。

  • 東京都杉並区の場合
  • 神奈川県横浜市の場合
  • 愛知県名古屋市の場合

住んでいる地域で異なるので、捨てるときは必ず自治体のゴミ捨て方を確認するようにしてください!

自治体での一例【東京都杉並区の場合】

東京都杉並区では、アスベストが使用されていない珪藻土マットのゴミ回収が可能です。

分別は「不燃ゴミ」で、大きさは一辺が30cmとなります。サイズが大きい場合は、有料になりますが粗大ゴミとして出すようにしましょう。

自治体での一例【神奈川県横浜市の場合】

神奈川県横浜市でも、アスベストが使用されていない珪藻土マットのゴミ回収が可能です。

サイズは50cm以下のものであれば、「燃えないゴミ」として出せます。50cm以上の場合は、粗大ゴミとして出してください。

また、自治体からもアスベストが含まれていないか確認を促すようになっています。自治体のホームページからもメーカーを調べられるように詳しく記載されていますので、捨てる前に、必ず確認しましょう!

自治体での一例【愛知県名古屋市の場合】

愛知県名古屋市の場合でも、アスベストが使われていない珪藻土マットのゴミ回収ができます。

大きさが30cm以下は「不燃ゴミ」で出すことが可能です。名古屋市のホームページでは、珪藻土の商品の破棄方法をフローチャートで分かりやすく解説してくれています。

捨てる前に、自分がどれに当てはまるのか確認してみましょう。大きさが30cmを超える場合は粗大ゴミ扱いになりますので、大きさも充分チェックしてから分類してくださいね。

珪藻土マットやコースターの注意点

吸収率が高く水回りのアイテムとして、珪藻土を使用した商品は人気です。珪藻土マットやコースターを使用する場合、以下の3つの注意点があります。

  • 割れたら使用をせずに処分を検討
  • アスベストが含まれていなければ再利用も可能
  • メーカーが不明の場合の捨て方

100円ショップでも気軽に購入できるので、使用している家庭も多いはず。手軽なアイテムだからこそ、注意点を把握して正しく使用しましょう!

割れたら使用せずに処分を検討 

珪藻土マットは少し重たく、硬いものが多いです。欠けた部分で怪我をする可能性もあるので、使用せずに処分を検討しましょう。

割れてしまった箇所が小さい場合や、端だけ欠けた場合など、使用を続ける人もいるかと思います。アスベストが含まれていない商品であれば、やすりで削って使うことはできますが、アスベストの有無が不明な場合は処分した方が安心です。

また、アスベストが使用されている珪藻土マットが割れてしまった場合は、ゴミ袋を2重にして、処分方法をメーカーに問い合わせるか、業者に回収を依頼しましょう。

アスベストが含まれていなければ再利用も可能

アスベストが含まれていない珪藻土マットの破片であれば、再利用が可能です。再利用する前に、アスベストが含まれていないか必ず確認しましょう。情報が更新されていることがあるので、最新の情報をチェックしてから再利用してください。

欠片になった珪藻土はクローゼットや下駄箱で、消臭剤・吸収材として使用ができます。破片でケガをしないように、不織布に入れるなど工夫をしましょう。

他にも靴の保管時に、一緒に箱に入れておくと湿気を取ってくれるのでカビ予防にも繋がります。

メーカーが不明の場合の捨て方

メーカーが不明な珪藻土マットの捨て方は、自治体によって異なります。プレゼントでもらった場合や、購入したメーカーを忘れてしまうことがあります。このようなケースだと、いざ捨てようとしたときにメーカーが不明で、処理方法に困りますよね。

メーカーが不明の場合、捨て方が自治体によって違うのでホームページで確認してみましょう。「珪藻土商品」と紙に書いて、不燃ゴミに出すことを許可している自治体もあります。また、不明の場合は直接、処理センターへの持ち込みを促している地域もあります。住んでいる地域によって違うので、捨てる前に一度確認するようにしましょう!

まとめ

珪藻土マットは高い吸水率で、お風呂場のマットとして人気のアイテムですが、破棄するときは自治体によって大きく異なります。以前にアスベストが含まれていると一部メーカーが発表したことにより、捨て方に注意が必要です。捨てるときには、まずはアスベストが含まれているのかメーカーに確認しましょう。

大きさによって粗大ゴミ扱いになることがあります。自治体のホームページで、きちんと把握してから破棄するようにしてください。アスベストが使用されていなければ、割れたときに再利用もできますが、不明な場合は破棄した方が安心です。

アスベストを吸い込んでしまうと、人体に悪影響を及ぼす可能性があることが分かっていますので、含まれていないかのチェックは捨てる前に念入りに行うようにしてくださいね!

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

Ranking ランキング

Feature特集

DAIGOも箸休め
Onnela公式インフルエンサー
あの人が見つけるHDCの愉しみ方
今すぐできる 電気代の節約術
身も心も軽やかに♪ あなたの運動不足を解消します
今年は「ラクしてきれいに」! お手軽 大掃除特集