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バターを常温に戻し忘れた!知っておくと便利なお菓子作りの小技4選

お菓子作りのハードルを下げる4つのテク

甘い物好きなら、きっと誰もが憧れる手作りお菓子。焼き立てのお菓子の甘い香りには、何ものにも代えがたい魅力があります。

でも、一度でもお菓子作りをしたことがある方なら、初心者がつまづきやすい工程が山ほどあるのもご存知のはず…。うっかり常温に戻し忘れたバター、必死でかき混ぜているのに全然ツノが立たない生クリーム、作業台どころか床にまで飛び散った小麦粉、何度やっても上手く分けられない卵黄と卵白…。

そんなお菓子作りの「あるある」を楽にしてくれる小技を4つ集めました。ぜひ活用してみてください。

常温に戻し忘れたバターを柔らかくする

お菓子作りでよくあるのが、「バターを常温に戻すのを忘れた!」というトラブルです。

バターを常温に戻すのにかかる時間は、夏場は30分程度、冬場は2時間程度といわれます。バターが固いまま使おうとしてもなかなか混ざりませんし、かといってバターを電子レンジを使って温めると、うっかり温めすぎて液体になってしまうことも…。

そんなときは、コップとお湯を使ってみましょう。

コップにお湯を入れ、温めます。お湯の温度は50℃以上が理想です。

温まったコップをバターの上にかぶせ、5分待ってみてください。

バターがすんなり切れるくらい柔らかくなりました!

卵も常温に戻したい場合は、お湯を使おう

バターだけじゃなく、卵も常温に戻し忘れた!という場合は、40℃くらいのお湯に卵を5分ほど漬けておきましょう。お湯が熱すぎると温泉卵になってしまうので、お風呂くらいの温度を目安にしてください。卵を軽く握ってみて、冷たく感じなければ常温に戻っています。

上記の「バターを常温に戻す」ライフハックで使ったお湯を、お茶碗などに移し、卵を漬けておくといいですよ。

生クリームを素早くホイップする

生クリームを素早くホイップしたい時は、大さじ1程度のジャムを加えて混ぜてみてください。今回はいちごジャムを使っていますが、原材料に「ペクチン」が入っているジャムなら何味でも使えます。

もし生クリームにジャムの風味をつけたくない時は、食品添加物として売られている「ペクチン」を加えるのも効果的です。

ペクチンが生クリームの脂肪分と結びつき、早くホイップできます。

ペクチンの効果で普通に泡立てた生クリームよりもダレにくくなるので、暑い時期におすすめの方法です。

レモン汁を加えても早くホイップできる

生クリームにジャムではなく、大さじ1程度のレモン汁を加えても早くホイップできます。レモン汁の酸と生クリームのタンパク質が反応し、早く固まります。

クリームにレモンの爽やかな香りがつくので、こちらも暑い時期におすすめです。

小麦粉をこぼさずふるう

小麦粉をふるうと、どうしても粉が飛び散ってしまう…。そんなときはふるい方を工夫してみましょう。

計量した小麦粉をコップなどに移します。

コップの上にふるいを乗せ、そのままボウルの上でひっくり返します。

あとはふるいの上でコップを動かすと、粉がふるえます。

こんな方法でちゃんとふるえるの?と思われるかもしれませんが、大丈夫!粉をふるう目的は、「粉のダマをなくす」「粉に空気を含ませる」こと。コップを使っても、ダマなくふわっと仕上がります。

卵黄と卵白を簡単に分ける

別立てのスポンジケーキやシフォンケーキなどを作る時、必須になる作業が「卵黄と卵白を分ける」こと。卵の殻の端で卵黄を破裂させてしまうこともしばしば…。コツがいりますし、マカロンなど卵白を大量に使うレシピだと、結構面倒くさい作業です。

そんな時はペットボトルで卵黄を吸い出してみましょう。

きれいに洗って乾燥させたペットボトルを用意し、ペットボトルの側面を指で押します。

卵黄の表面にペットボトルの口を当て、側面を押さえていた指を離すと、卵黄だけを吸い取れます。

ペットボトルの側面を押せば、吸い取った卵黄を外に出せます。卵を大量に使うレシピでも、この方法なら楽に分けられます。

お菓子作りを楽しもう!

バターをうっかり常温に戻し忘れてしまったり、生クリームがなかなかホイップできなかったり、お菓子作りには失敗や苦労がつきもの。最初のモチベーションが折れてしまうと、お菓子作りを楽しむどころではなくなってしまいます。

失敗しやすい・苦労しやすいポイントを上手に回避して、お菓子作りを楽しんでくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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