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ユニットバスの収納はどうすればいい?アイデア3選と便利グッズ

1人暮らし用の物件では、バス・洗面台、時にはトイレも一体になっていることも多いです。ユニットバスで、デッドスペースを手軽に収納スペースに変身させるアイデアを紹介します。自力で簡単にできるので、ぜひ試してみましょう。

ユニットバスをおしゃれに見せるコツは?

ユニットバスは限られたスペースにバスタブ・洗面台・トイレなどが配置されているため、手狭に感じることもあるでしょう。

しかし、ユニットバスの中に置く小物やカーテンなどの『色使い』や『デザイン』を少し工夫すると、印象をガラリと変えられます。キーワードは『統一感』です。

小物の色を統一させる

ユニットバス内の小物の色を統一させると、空間の印象がすっきりします。歯ブラシやコップ、シャンプーボトル、タオルなどの色を統一させましょう。

色は清潔感のあるホワイトや、スタイリッシュなブラック、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

また、カーテンは面積が大きいため、小物と同じような色を選んでおくと、広く感じられますし、空間全体がスマートにまとまります。

シャンプーボトルも詰め替えてみて

お風呂の必須アイテムである、シャンプー、トリートメント、ボディーソープもお気に入りのボトルに詰め替えて、色を統一してみましょう。ホテルのようなおしゃれな空間にぐっと近づきます。

好きなデザインや色のボトルを選べば、見せる収納にもなり、ユニットバスの中でも、お部屋の延長としてインテリアを楽しむような感覚で過ごせるでしょう。小物と同系色でまとめると、より統一感を出せます。

ユニットバスの収納アイデア

ここでは、ユニットバスで簡単に収納スペースを足せるアイデアを3点紹介します。

コストの観点からも取り入れやすく、取り付けも自分で簡単にできるものばかりです。

マグネットタイプの収納アイテムを

ユニットバスの壁を利用して、マグネットタイプの棚などの収納アイテムを取り付けてみましょう。

シャンプーなどの重めのボトルを床に置くのでなく、棚に収納するだけでも空間を広く見せることができます。

また磁力でピタッとくっつくため、取り外しが容易であり、位置の移動も自由自在です。吸盤タイプが苦手とする凹凸のある壁であっても、磁石であれば問題ありません。壁一面を使って、『置く』収納も『吊るす』収納もできるので便利です。

シャワーラックで壁面収納

ユニットバスに付属のシャワーフックを活用する方法です。シャワーフックにシャワーラックなどの収納ハンガーを吊り下げてみましょう。フックが壁面にしっかりと固定されている場合は一定の強度もあり安心です。

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープなど、重めのボトルもまとめて収納できます。

更に、2段以上になっているタイプのシャワーラックを選べば、下の段に洗顔フォームを入れたり、体を洗うスポンジを置いたりと、収納スペースが広がります。

フックは壁の上の方に設置されていることが多いため、フックから下のスペースを有効活用しましょう。

タオルバーを有効活用

ユニットバスにも付属されているタオルバーを活用する方法です。タオルバーにS字フックをかけると、『吊るす』収納スペースができるので、掃除道具や洗面用のコップなどをかけられます。

また、フックタイプのバスラックをタオルバーに取り付けると、『置く』収納スペースができるので、ブラシや化粧品などを、まとめてしまうことも可能でしょう。

S字フックとバスラックは、タオルバーの下のスペースを活用する方法ですが、タオルバーシェルフを使えば、タオルバーの上のスペースも活用できます。

シェルフの上に物置きスペースができるので、予備のトイレットペーパーや芳香剤などを置いてもよいでしょう。

ユニットバス内に収納棚を作るには?

まとめて物を収納できる『棚』も、簡単に足すことができます。トイレも含まれる3点ユニットバスの場合は、トイレタンクの上が絶好のスペースになります。また、突っ張り棒も便利なアイテムです。

具体的な方法を紹介しましょう。

トイレタンクの上に棚を作る

トイレタンクの上に小さな棚などを置いておくと、トイレットペーパーやタオルなどをまとめて収納できます。

ただしトイレタンクの上は、平らになっていないことも多く、そのまま棚などの収納グッズを置くと安定しないケースもあるでしょう。

そのような場合には、100円ショップなどで販売されているすのこを置いて基盤を固定するなどのひと工夫がおすすめです。

ワイヤーネットを利用する

トイレタンクの上に直接物を置くのが難しそうな場合は、ワイヤーネットを活用しましょう。ワイヤーネットを、フックで壁にかけると、トイレタンクの上のスペースを収納に活用できます。

ワイヤーネットにカゴをかければ、タオルなど、いろいろな物をしまえます。洗面台のスペースが足りない場合には、ハンドソープのボトルなどを入れておくのもよいでしょう。

突っ張り棒で簡易棚も

突っ張り棒を使えば、簡単に棚を作ることができます。突っ張り棒2本を用意し、その間にカゴをいくつか引っ掛けると、あっという間に収納棚が完成します。

天井に近い位置に、間隔をあまり開けずに突っ張り棒を3本くらい配置しておけば、着替えやタオルなどを置いておくスペースを作ることもできます。

おすすめ便利グッズもチェック

具体的な便利グッズを紹介します。上記で紹介したマグネットタイプの収納グッズやシャワーラックを選ぶ際の参考にしてみましょう。

また、突っ張り棒を応用したものも紹介しています。

伸晃Belca『ステンレス シャワーラック』

1〜3段タイプのものがあり、お風呂場のシャワーフックから吊り下げやすい長さから選ぶことができます。

容器の大きさによって異なりますが、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープなどのボトルを、1段に3本収納できるように設計されているのもおすすめのポイントです。

小物を吊り下げられるフックも付属しているので、体を洗うスポンジや掃除道具などもまとめて収納できるでしょう。

シャワーは、左右どちらにもかけられるので、シャワーの左右どちらにも取り付けられます。シャワーフックに差し込むだけで使えるので、自分で取り付け可能です。

伸晃Belca ステンレス シャワーラック

税込1999円

※2021年01月21日時点

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山崎実業 tower『マグネットバスルームラック』

水切りできる仕様になっているので、ボトルの底に『ぬめり』が発生するのを防げます。ラバータイプのマグネットが使用されており、壁を傷つけにくくなっています。

約2kgの重量に耐えられる強度であるため、シャンプーやコンディショナーなどのボトルを数本置くことも可能です。フックが2本付いているので体を洗うスポンジなどもボディーソープと併せて収納できます。

山崎実業 tower マグネットバスルームラック

税込2950円

※2021年01月21日時点

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ベストコ『ステンレス突っ張りコーナーラック』

浴槽の床から天井までの高さを利用した収納アイテムです。185〜250cmの間で調整することができるので、購入前に自宅の天井から床までの高さを計ってみましょう。

突っ張り棒にコーナーラックやハンガーが取り付けられている商品なので、浴槽の角を上手に活用できます。ラックやハンガーの位置は、自由に調整できます。ラックの前面には、バーが取り付けられており、上下どちらの向きにしても使用可能です。

バーを上にすれば、高さのあるボトルなどの転倒防止につながり、下にすれば、タオルをかけることができます。最下段のラックには、小さなフックも付いているので便利です。

ベストコ ステンレス突っ張りコーナーラック

税込2173円

※2021年01月21日時点

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ユニットバスの収納における注意点

収納スペースを足すアイデアだけでなく、注意点も押さえておきましょう。

また、物を置きすぎることによりデメリットもあります。『引き算』の観点も確認しておきましょう。

できるだけ風通しを良くする

バス・洗面台・トイレが揃っており、水気の多いユニットバスはカビが生えやすい環境になりがちです。できるだけ風通しを良くするよう心がけましょう。

カビは、『湿気』『高温』『栄養』の3点の条件が揃うと生えやすくなるといわれます。浴室ではお湯を使うので、必然的に高湿かつ高温という環境になりやすくなっていますし、シャンプーや石鹸カスは、カビの栄養になってしまうのです。

そのため、どうしてもカビが生えやすい空間になってしまいます。お風呂を使った後は、換気扇を回しましょう。扉を開けておくのも有効です。窓が付いている場合は、防犯面に気を付けた上で開けるとよいでしょう。

ユニットバス内のストックは控えめに

ユニットバス内は、どうしても高温多湿の状態になります。よって、シャンプーやコンディショナーなどの詰め替えや歯ブラシの予備、トイレットペーパーのストックなどは、なるべくユニットバスの外に置くことをおすすめします。

長期間にわたってユニットバス内に置いておくと、使用前から菌が発生してしまうということにもなりかねません。また、トイレットペーパーをまとめて置いておくと、使う前から湿ってしまいます。

ユニットバス内に持ち込むのは、どうしても必要な予備ロールなど、最低限のストックに留めましょう。

狭い空間もアイデア次第で快適に使える

狭くて収納場所も限られていると思われがちなユニットバスですが、工夫次第で快適に過ごせます。色の力を活用すれば、空間を広くすっきり見せることもできます。

また、収納場所が足りなくても、『マグネットラック』『シャワーラック』『突っ張り棒』などを使えば、簡単に増やすことができます。

付属の収納場所だけを見るのではなく、空間や壁などの一見何もない場所に注目してみましょう。いわゆるデッドスペースといわれる場所を眺めながら、アイデアを考えるのも楽しくなりそうです。

カビ対策はしっかりしつつ、部屋のインテリアを工夫するように、ユニットバス内の空間デザインを楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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