最新住宅とは?トレンドや住宅設備、間取りなどを解説


新築住宅を建てるなら、最新の設備を取り入れることも検討するとよいでしょう。多少費用がかかりますが、日々の暮らしが快適になり家事を楽にしてくれることもあります。今回は、徐々に普及しているものも含めて最新住宅に見られるトレンドや設備などを紹介します。

最新住宅のトレンドとは?

Point ホームオフィスやスマートホーム、SGDsな家づくりが注目を集めている

 

ホームオフィス

リモートワークが普及し、ホームオフィスを充実させる方もいます。注文住宅なら理想の環境をつくることができるため、DENをつくりリモートワークの部屋にすることもできます。他には、専用の部屋が要らない方はリビングの一角やロフトにスペースを設ける方法もあります。

なお、DENについては「間取り図にある「DEN」って何?活用法や注意点も解説」を参考にしてください。

また、Web会議が頻繁にあり背景が気になる方は家の中が見えないような間取りにしたり、デザインに工夫を加えるのもポイントです。リモートワークに集中できるよう、部屋の内装やインテリアをシンプルに統一させトレンドカラーを意識する方も近年は多くなっています。

スマートホーム

スマートホームとは、IotやAIなどの技術を使い、さらに快適な生活を実現する住宅のことです。例えば、住宅設備とスマホを連携させ、外出先からでも操作できるようにします。

そのほか、家電製品とスマホを連携させることや、家電製品同士を連携させることなどもスマートホーム化と呼びます。消費エネルギーの可視化が可能になり、省エネ対策にも有効です。

 

スマートホームについては「新築のスマートホーム化とは?メリット・デメリットなどを解説」を参考にしてください。

 

SDGsな家づくり

SDGsとは、持続可能な開発目標のことで、環境に配慮した家づくりも検討されています。地球環境に優しい住宅の例として、ZEHがあります。エネルギーを創りつつ、使うエネルギーを減らし、家のエネルギー収支をゼロ以下にすることができます。

 

ZEHについては「ZEHとは?メリット・デメリットや気になる補助金制度について解説」を参考にしてください。

 

また、漆喰や無垢材など、自然素材を活用した家づくりも見られます。漆喰については「漆喰とは?メリット・デメリットやデザインのバリエーションなどを解説」を、無垢材については「注文住宅でよく聞く無垢材の家とは?メリット・デメリットや価格の違いを紹介」を参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

最新の住宅設備とは

Point ビルトイン食器洗い乾燥機やタッチレス水栓、電気錠などがある

 

キッチン

ビルトイン食器洗い乾燥機

注文住宅を建てる際、キッチンにこだわる方は多くいます。例えば、キッチンの下に収納できる大型のビルトイン食器洗い乾燥機があれば、食事後の後片付けがずいぶん楽になります。中には自動で洗剤が投入されるものもあり、まかせて就寝することも可能です。その場合は夜に使用することを考慮して動作音が静かなものを選ぶとよいでしょう。

 

タッチレス水栓

タッチレス水栓はレバーハンドルに触れなくてもセンサーが反応して水を出したり止めたりすることができるものです。手が汚れていても操作でき、こまめに止水できるため、水道代の節約につながります。水栓に触れる機会も少なくなるため衛生的にも安心という声もあります。

 

浄水器付き水栓

水道水をそのまま飲んだり料理に使ったりするのに抵抗がある方におすすめの設備です。見た目は普通の水栓と変わらない浄水器一体型の水栓を選ぶと、シンクまわりをすっきりさせることができます。中にはタッチレス水栓のものもありますので、利便性良く使うことも可能でしょう。

 

トイレ

タンクレストイレ

タンクレストイレはその名の通り便器の後ろ側にタンクが付いていないトイレです。空間を広く使うことができ、見た目もすっきりしているので視覚的に圧迫感がないのが人気です。また、電動で便座がリフトアップし、掃除がしやすいものもあります。

バスルーム

浴室暖房乾燥機

浴室暖房乾燥機は人気の設備で、入浴前に浴室を暖め、入浴後は乾燥させてカビや結露の発生を抑えることができます。また、雨が降っている時には浴室に洗濯物を干して乾かすこともでき、省エネ機能の付いたものも増えています。

玄関

電気錠やタッチキー

電気錠は、カードや暗証番号などによって開錠することができます。さらに、オートロック機能を付けると、鍵の閉め忘れを防ぎます。

他にもドアに電池式のタッチキーがついたものもあり、鍵を出さなくてもタッチするだけで開錠できるため、両手がふさがっている時や夜間暗い時などに便利です。

 

モニター付きインターホン

モニター付きインターホンは、ドアを開けずとも誰が訪問したのか把握でき、安心して対応できる設備です。録画機能付きのものや異常を感知した時に警告音を鳴らすものもあります。

最新の住宅の間取りとは

Point 対面キッチンやファミリークローゼット、キッチンパントリーなどがある

 

対面キッチン

対面キッチンとは、料理をする時、壁ではなく部屋の空間を見渡せるように設置するキッチンのことです。テレビを見たり子どもの様子を確認したりできます。キッチンの対面側をバーカウンターのようにしておしゃれな椅子を設置する方もいます。

クローゼット

ウォークインクローゼットやファミリークローゼットも人気です。ファミリークローゼットとは、家族全員分の衣類やバッグ、小物などをまとめて収納できるクローゼットのことです。どの部屋にどのくらいの収納が必要か考えて設置しましょう。

 

ファミリークローゼットについては「ファミリークローゼットとは?メリット・デメリットや設置場所など」を参考にしてください。

キッチンパントリー

キッチンパントリーとは、食品や飲料、調理器具、食器などを常温で収納するスペースのことで、調理中に簡単に取り出したり片付けたりできるようにキッチンの中や隣に設置するのが一般的です。

 

広さや大きさは様々で、中を歩くことができるほどの広さを確保したウォークインクローゼットタイプのものから、キッチンの一角に設ける小さいものまであります。

 

キッチンパントリーについては「キッチンパントリーとは?メリット・デメリットや注意点などを解説」を参考にしてください。

収納

階段下や廊下に収納スペースを確保することもあり、扉を付けずに「見せる収納」とすることも可能です。

また、玄関に広いシューズクロークをつくり、靴だけでなくコートやアウトドア用品を収納することもできます。

まとめ

最新住宅では、リモートワークのためのホームオフィスやスマートホームなどが注目を集めています。最新の設備としては、ビルトイン食器洗い乾燥機やタッチレス水栓、浄水器付き水栓などがあり、対面キッチンやファミリークローゼット、キッチンパントリーなどの設置を検討する方もいます。

 

こういった新しい設備や暮らしやすい住宅に興味がある方には「ウチつく by Onnela」の利用がおすすめです。

当サイトでは家づくりのヒントとなる情報記事の他、お客様のご希望やこだわりに沿った住宅メーカーを絞り込んで見学予約ができる「住宅メーカー検索機能」、家づくりの流れや資金計画の考え方、住宅メーカー選びまで相談可能な「オンライン相談サービス」など、様々なサポートを提供しています。ぜひ、お気軽にご利用ください。

 

 

 

 

 

最新記事をもっとみる