マイホーム計画を立てるには?必要な準備と始める時期


理想のマイホームを実現させるには、事前に計画を立てておくと効率的に進めることができます。検討する内容や、家づくりの準備をするのに必要な時間を知らないまま進めてしまうと、「早くから計画しておけばよかった」「家づくりを進める前に詳細を決めておくべきだった」といった準備不足で後悔します。

 

マイホームの計画に成功して自分だけの理想の家を建てるためには、マイホームを建てる計画のコツや必要な準備を知っておくべきです。すでに自分で情報収集していて、まとまりがつかなくなっている方でも、マイホーム計画を立てるコツがあるので、今すぐ確認してマイホーム建築の第一歩を踏み出しましょう。

 

 

マイホーム計画を立てる前の準備

自己資金や住宅ローンの総額といった資金計画を立てる

自己資金と住宅ローンのバランスを考え、自分たちの生活習慣に合った返済計画を立てることが大切です。予算や頭金、月々の返済を無理なくおこなえるかを考え、より良いマイホーム計画を立てましょう。

 

マイホーム計画を立てるときに自己資金が手元にあると、住宅ローンで借り入れる額を減らすことができます。しかし、自己資金を貯めるために時間をかけすぎると、住宅購入の好機を逃すこともあるので注意が必要です。

 

住宅の種類を決める

オーダーメイドで家を建てる注文住宅

オーダーメイドの家は建売とは違い、完成まで時間がかかりますが、一生に一度の大切な家づくりを楽しむことができます。オーダーメイドの家は、自分の好みや生活習慣に合わせて自由に設計ができます。

 

部屋の数や配置、収納空間や家の見た目、部屋の装飾など、一つとして同じものがない、自分だけの特別な家を建てることができます。

 

土地と建物をあわせて購入できる建売住宅

建売住宅は土地と家をセットで購入できるため、急いで新居を探している方や住宅購入資金を抑えることを考えている方にとっては良い選択肢です。一方で、間取りなどは決まっているため、一から自由に設計することはできません。

 

自分の理想をすべて反映した住まいを望む方にとっては、満足度が低くなります。家が完成した状態で内覧できるため、実際の生活空間を具体的に想像しやすく、建設から引き渡しまでの期間も他の住宅の種類にくらべて短くなっています。

 

希望のライフスタイルにあわせて土地探しをする

駅・繁華街が近い都市部

駅や繁華街から近い都市部での生活は、出勤や買い物、外食といった日常の移動が楽になり、時間の節約につながり便利です。公共交通機関の発達した都市部では、自家用車を持つ必要がないため、維持費などの生活費を減らすことができます。

 

さらに、都市部には施設やサービス、イベントが集まっているため、生活を豊かにする要素が数多く詰まっており、楽しみながら暮らすことができます。デメリットは、物価が高く、騒音が気になる場合があります。また、自然環境に恵まれていない場所が多いのも特徴です。

 

大型商業施設のある郊外

大都市からわずかに離れた、大型商業施設のある郊外は、通勤に便利な場所でありながら、自然が豊かで子育てに適した環境を提供しています。大型のショッピングセンターやスーパーマーケットが揃っているため、生活に必要なものは手に入ります。

 

さらに、学校や公園、病院など、日常生活に必要な施設も充実していることで、地域の交流が形成され、子どもたちは安心して過ごせます。

 

デメリットは、郊外に住むと、公共交通機関が不足していたり、交通渋滞が発生しやすい場合があり、通勤や買い物の時間がかかることがあります。

 

田園風景や自然環境に囲まれた田舎

田舎でのマイホームでは、心地よい田園風景と自然環境に囲まれながら生活できることが一番の魅力です。春には鮮やかな花が咲き乱れ、夏には木々の間から陽光が差し込み、秋には美しい紅葉が見られ、冬には雪が静かに積もる、四季折々の風情を楽しめます。

 

新鮮な空気と清らかな水源、地元で採れた食材を使った食事は、生活の質を上げてくれます。田舎暮らしでは、自然との接触が日常生活になるため、子どもたちも自然と共に育つことができます。

 

虫取りや釣り、農作業など、都市では体験しにくいことを通じて、自然環境と共存する生活を実感でき、自然環境を大切にし、持続できる生活を送るための基盤を提供してくれます。

 

デメリットは、大都市圏にくらべて、医療施設、教育機関、商業施設、特に高度な医療治療や高等教育を必要とする場合移動が制限されることです。

 

購入したい住宅プランを決める

将来的な家族構成を考慮したうえでの間取り

数年後、10年後、20年後の家族の成長と変化を見越して、間取りを選びましょう。たとえば、夫婦二人で始まる家庭は将来子どもが増え、子どもが成長すると各自がのんびりできる空間や勉強する部屋が必要になります。

 

親世帯との同居を考えると、リビングなどの共有空間だけでなく、個々にくつろげる居室や、音や匂いを気にせず過ごせるつくりが必要です。生活習慣や子育て環境を大事にする場合、リビングやダイニングはより広く、寝室は必要最低限にするといった間取りの変更も視野に入れるべきです。

 

平屋・2階建てといった希望のプラン

平屋はすべてが1階にまとまっているため、階段を上り下りする必要がなく、足腰が悪い方や年配の方でも安心して生活できます。また、家族との交流や会話もしやすく、全員が近くにいる安心感を得られます。

 

2階建ては、生活習慣に合わせた部屋数や間取りが設計しやすいです。

 

 

マイホーム計画を立てはじめるタイミング

入居希望時期から8ヶ月~16ヶ月前

準備期間を確保したうえで、各工程のスケジュールを計画的に進めることで、効率的にマイホーム計画を進められます。マイホーム計画は一生に一度の大きな計画なので、細部に至るまで慎重に進めましょう。

 

マイホームを計画する場合、入居を希望する時期から8ヶ月~16ヶ月前から計画を始めるのが理想的です。土地選びやハウスメーカーと打ち合わせをおこなう時間ができ、住宅ローンの申請や審査、契約手続きなどにかかる時間も確保できます。

 

マイホームの資金計画の立て方

自己資金の目安は物件総額の2割が目安

物件の総額の約2割が自己資金の目安です。たとえば、物件の総額が3000万円の場合、目安となる自己資金は約600万円です。

 

自己資金を用意することで、住宅ローンの返済負担を減らすことができ、物件総額のすべてを借り入れでまかなうフルローンよりも金融機関からの借り入れが簡単になるため、効率的にマイホームの計画を進められます。

 

住宅ローンの種類を決める

銀行・信用金庫といった民間ローン

家を持つためには、金銭面の準備が大切です。特に、住宅ローンを利用する場合、借りる金融機関について考える必要があります。銀行や信用金庫などの民間ローンを選択肢として選ぶ方が多く、数多くの内容の住宅ローンを提供できます。

 

たとえば、一部の金融機関では、金利のタイプを選択できます。変動金利型や固定金利型などがあり、自分の経済状況に合ったプランを選ぶことができます。

 

変動金利型とは、一定期間ごとに金利が変動するローンです。変動金利型のローンは、固定金利型のローンにくらべて金利は低めで始まることが多く、初期の金利が低いため、住宅ローンの返済額が低くなります。しかし、世の中の動向によって金利が変動します。将来の金利動向を予測するのはむずかしいため、安定感が欠けます。

 

固定金利型とは、期間中金利が一定のローンです。金利が変動しないため、返済額が予測しやすく、安定感がありますが、変動金利型にくらべて初期の金利は高めに設定されています。

 

住宅金融支援機構が行う公的ローン

住宅金融支援機構がおこなう公的ローンとは、国の機関である独立行政法人が提供しており、民間の金融機関が協力して運営します。たとえば、フラット35は最長35年間金利が変わらず、返済計画をたてやすいのが特長です。

 

住宅ローンの金利タイプを決める

一定期間金利が固定される固定金利選択型

金利の動向や自身の生活習慣を確認しながら、自分の家庭にあった金利のタイプを選ぶことが、安心してマイホーム計画を進める秘訣です。固定金利選択型は、住宅購入から選んだ期間だけ金利が固定され、期間中は金利が上昇してた場合でも返済金額が変わらないので、安心して返済を進められます。

 

たとえば、子どもの進学や車の購入など、一定期間金利変動の危険性を避けたいという方におすすめです。

 

借入期間中の金利が一定の全期間固定金利型

全期間固定金利型は、ローン完済までの間、金利が変わらないものです。金利が一定だということは、返すお金の額も一定なので、後々金利が上がり返済額が増えてしまう危険性を避けられます。しかし、他の金利の内容と比較すると少し高めに設定されています。

 

1年に2回金利が見直される変動金利型

変動金利型は、金利が半年ごとに見直されます。
市場金利が下がるときは返済額も下がりますが、金利が上がるときには返済額も共に上がってしまいます。ただし、返済額の増加は前回の返済額より高額になった場合でも、25%までという決まりがあるため、把握しておけば返済できなくなるということはないでしょう。

 

マイホーム計画に役立つアプリとノート

打ち合わせなどのスケジュールが管理できるアプリTimeTree

TimeTreeは、共有カレンダーアプリです。見やすくて操作も簡単なので、事前に予定を登録して、各自が確認することができます。

 

新しい予定ができた場合は、情報を迅速に他の登録者に知らせることができ、予定について一緒に話しをすることができます。壁に掛けられたカレンダーに予定を書き込むより効率的で的確に共有できます。

 

家づくりも長期にわたるものなので、アプリで進み具合や予定を記載することで効率的に伝えることができます。

 

住宅ローン計算シミュレーター ローンメモ

住宅ローン計算シミュレーター ローンメモは、思い描くマイホームを現実にするために必要な、住宅ローンの計算を手助けしてくれるアプリです。資金計画を立てるうえで、借りる必要がある金額や、返済期間について試算することができます。

 

外観・内観のデザインや間取りをスクラップしておける家づくりノート

家の外観や内観のデザイン、好みの間取りなどを思いつくままにノートにまとめることで、家づくりの想像が具体化します。新生活を想像しながら、自分だけの理想の家づくりを楽しむことができます。

 

家族全員で考え、ノートに書き留めることで、各自の思いや要望を共有することができ、家づくりがさらに効率的に進みます。住宅会社との打合せ時には、家族会議で作成した家づくりノートを参照しながら話を進めていくと効果的です。

 

マイホーム計画を立てるための情報収集手段

新聞広告や住宅情報誌で相場を知る

マイホーム計画を進めるうえで、新聞広告や住宅情報誌の活用は大切です。新聞広告や住宅情報誌は、読者の数が多く、多種多様な物件情報を掲載しているため、選択肢を比較するうえで役に立ちます。

 

物件価格や周辺環境、最新の住宅の流行といった相場を知るための情報も得れますが、広告の中には競合物件が多数掲載されているので、見つけた物件が自分の求めている条件に合致しているか確認することが大事です。

 

住宅展示場・モデルハウスで実物を見る

住宅展示場やモデルハウスは、新しい住まいの想像を具体化できる場所です。本物の家を直接見て触れることで、間取りや家具の配置などを実際に体感することができます。住宅展示場では、同じ場所に多くのモデルハウスが展示されているので、比較がしやすく、検討している住宅と似た間取りのモデルハウスを発見した場合、持ち家の家具が新居に合うかの確認もできます。

 

展示場を訪れる場合は、家族みんなで行き、各自の意見を出し合いながら、理想の住まいを共有する方法がおすすめです。

 

家づくりポータルサイトで建築会社をチェックする

家づくりポータルサイトは、自宅で簡単に住まいの情報を探すことができ、自分の理想とする住まいを形にする情報を得ることができます。

 

建築会社の選定では、インターネットの中で多種多様な建築会社の情報が公開されているため、評価や特徴を知ることができます。

 

自分が思い描くマイホームと合った建築会社を見つけた場合、会社の過去の事例や提供するサービス内容についても調べることができます。

 

 

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