おたまに菜箸にトングなどなど…キッチンに必要な調理器具ってたくさんありますよね。
たくさん揃えた結果、収納がパンパンで逆に使いづらい…というのもよくある話かなと思います。
とはいえ、どの調理器具も必要な機能が備わっているので、捨てるわけにもいかないですよね。
マルチに活躍してくれるヤツがいた!
ひとつで何役もこなしてくれるありがたいキッチン用品が、無印良品にありました。
①
商品名:シリコーン調理スプーン
サイズ:長さ約26㎝
価格:490円(税込み)
※レギュラーサイズとスモールサイズがありますが、ご紹介するのはレギュラーサイズです。
②
商品名:シリコーン調理用トング
サイズ:長さ約27㎝
価格:690円(税込み)
さすがにひとつですべての役割を果たすのは難しいので、2つの商品を購入して用途によって使い分けています。
それぞれの魅力をお伝えさせてください。
ひとつで5役!シリコーン調理スプーン
公式サイトによると、“炒める、すくう、盛りつける”の3役が可能と記載があります。
が、個人的には、“ひっくり返す、こそぐ”という、フライ返しとゴムベラ的役割もできる、5役こなすマルチプレイヤーだと思っています。
このマルチプレイヤーが役立つと思うときはあげるときりがないのですが、こんなときです。
- じゃがいもなど崩れやすいものを炒めるとき
菜箸で炒めるとくずれやすいですが、やわらかくしなるシリコーンスプーンなので食材を傷つけません。
木べら的役割も果たします。
- ひっくり返す系のもの
お肉や魚、パンケーキなど。
食材によって、後に記載するトングと使いやすい方を使います。
フライ返しは不要になりました。
- “炒め”から“煮る”に変化するもの
カレーや煮物など。
最初から最後までこのスプーンでOKなので、洗い物削減にもなります。
- とろみ系料理
たまご料理や餡掛けなど。
菜箸だと崩れるし、おたまだと最初の炒めがやりづらい…などありますが、最初から最後までこのシリコンスプーンでOK。
- 生地をこそげとるとき
お菓子やお好み焼きなどの加熱前のドロドロ生地、無駄なく取れるようゴムベラを使うと思いますが、それもこのシリコンスプーンで充分できます。
ちなみに、“すくう”はちょっとやりづらいです。
どろっとしたものなら全く問題ないですが、お味噌汁などサラサラのものはあまりすくえません。
なので我が家では、“汁物をすくう専門家”として、別途おたまを持っています。
先端の形状が特徴的なシリコーン調理用トング
こちらもマルチプレイヤーのシリコーン調理用トングです。
左右で異なる、特徴的な先端の形をしています。
この形が、このトングをマルチプレイヤーにしてくれるポイントです。
トングの主な役割である、“つかむ”作業。
一般的なトング同様に、お肉や魚などはもちろん、このトングは先端の形状のおかげで麺類もつかむことができます。
麺類をつかむとなると専用の調理器具を用意したり、菜箸でがんばってつかんだり…ということになると思いますが、このトングなら特別なものを用意する必要はありません。
さらにスプーン状になっている方で、ソースなんかをすくうこともできます。
お肉や魚をソースと一緒に焼いたとき、盛り付けはこのシリコーントングのみでOKです。
(ちなみに、このトングも“すくう”はちょっと苦手です。
ソースくらいのちょこっとしたものならまったく問題ないですが。)
シリコーン素材もありがたい
この2つの商品、どちらも先端の素材はシリコーンです。
食材はもちろん、鍋やフライパンを傷つけないところも魅力的ですね。
やわらかいシリコーン素材ではありますが、スプーンもトングも芯はしっかりしているので、ちゃんと調理器具としての役割は果たしてくれるのでご安心ください。
シリコンスプーンについては先端がしなるので、ゴムベラの代用にもなるのがありがたいところです。
マルチな調理器具のおかげで、すっきりしたキッチン収納が叶いました!