付帯工事とは?付帯工事費の内訳や押さえておきたいポイントをご紹介


家を建てたいと工事費について調べていると「付帯工事」というワードを目にすることがあるかもしれません。この付帯工事とは一体何なのでしょうか。

付帯工事は家を建てるときに必要になる工事であり、予算にも大きく影響します。今回は、概要や費用の目安、押さえておきたいポイントなどについて解説していきます。

付帯工事とは

Point 付帯工事は建物以外の工事のこと

付帯工事とは建物以外の工事のことで、ガス工事や電気工事、塗装工事、外構工事、解体工事などが付帯工事にあたります。

必要な付帯工事は状況により異なります。例えば、解体工事は家を解体する場合にしか必要ありません。また住宅メーカーによって付帯工事の扱いが異なる場合もありますので、気になる方は確認しましょう。

付帯工事費の種類について

Point 付帯工事費には解体工事費や外構工事費などがある

付帯工事費は、主に以下のようなものがあります。

  • 解体工事費:家の解体にかかる工事費
  • 外構工事費:駐車場、庭、堀の整地にかかる工事費
  • ガス工事費:ガス設備にかかる工事費
  • 地盤調査・地盤改良費:地盤の調査および、より強固な地盤にするための地盤の改良にかかる工事費
  • 水道工事費:給排水管の引き込みにかかる工事費

そのほか、カーテンやブラインドなどのインテリア工事費も、場合によっては付帯工事費として分類されることがあります。

付帯工事にかかる費用の目安

Point 家を建てる総費用の約2割が目安

付帯工事にかかる費用目安は、総費用の2割程度かかることが多いようです。ただし、土地や環境によって必要な付帯工事は異なります。そこで、主な工事費をまとめました。

付帯工事 費用
解体工事費(1坪あたり) 木造:3万円~5万円
鉄骨:4万円~7万円
RC(鉄筋コンクリート)造:5万円~8万円
外構工事費 住宅本体費用の約1割
ガス工事費 15万円程度
地盤調査費 5万円~30万円程度(調査方式により異なる)
地盤改良費 25万円~200万円程度
水道工事費 30万円~50万円程度

上記はあくまで目安です。正確な費用については見積もりを取って確認しましょう。

付帯工事を考えるときの3つのポイント

最後に付帯工事を考える上での3つのポイントを紹介します。工事費用の削減につながる場合もあるので、ぜひ念頭に置いておきましょう。

相見積もりを取る

複数の業者に相見積もりを取り、大まかな相場観を把握することは、全体費用の見直しや、より安い住宅メーカーを見つけることに繋がります。

また、住宅メーカーによって各付帯工事費用は大きく異なることもあるので、相見積もりは必須だと覚えておきましょう。

値引き交渉を行う

可能であれば、予算を伝えた上で「予算内に収めたいので安くする方法はないか?」などと値引き交渉を行いましょう。費用を抑える提案をしてくれるかもしれませんし、値引きに応じてくれる可能性もあります。

自分でできる工事を確認する

費用を抑えたい場合は、特別な資格が必要な工事を除いて自分で行うというのも方法の1つです。

<工事例>

  • 庭の整備を自分で行い、堀の整地にかかる外構工事費用を抑える
  • 家具や家電などを自分で撤去し、解体工事費を抑える

自分でできる工事かわからない場合は、住宅メーカーに相談しても良いでしょう。

まとめ

付帯工事は家を建てるときに必ず行わなければならない工事です。

付帯工事費の目安は総費用の2割程度のため、例えば総費用が3,000万円であればその内600万円は付帯工事費ということになります。

また、費用を抑えるためには相見積もりや値引き交渉が重要です。「そもそもどの住宅メーカーに問い合わせしたら良いのか分からない」という方には「ウチつくbyOnnela」の利用がおすすめです。当サービスではお客様のご希望やこだわりに沿った住宅メーカーに出会えるメーカー検索機能やオンライン相談サービスを提供しています。ぜひ、一度ご利用ください。

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