パントリーのメリット・デメリットを徹底解説!後悔しない選び方を紹介


すっきり片付いたおしゃれなキッチンは多くの方が憧れますが、現実は調味料や買い置きの食品であふれがち。「収納がもっとあれば」と感じている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれるのが、常温保存の食品などをまとめて収納できる「パントリー」です。この記事では、パントリーの基本的な種類やメリット・デメリット、そして設置で後悔しないための重要なポイントを、施工例を交えながらわかりやすく解説します。自分に最適なパントリーを見つけて、家事のしやすい理想のキッチンづくりを始めましょう。

パントリーについて

キッチン周りの収納力を高め、すっきりと片付いた空間をかなえてくれる「パントリー」。名前は聞いたことがあっても、具体的にどのようなもので、どんな種類があるのか、カップボードとはどう違うのか、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。まず、ここではパントリーの基本的な知識を解説します。自分たちの暮らしに本当に必要なのかを考えるための、最初のステップにしていきましょう。

パントリーとは

パントリーとは、常温で保存できる食品や飲料、日用品のストックなどをまとめて収納しておくためのスペースです。物が多くなりがちなキッチンでも、パントリーがあれば買い置きした品々をひとつの場所に集約でき、すっきりとした空間を維持しやすくなります。

たとえば、缶詰やパスタ、お米などの食料品はもちろん、使用頻度の低い調理家電、洗剤やティッシュペーパーなどの日用品まで収納可能です。単なる収納ではなく、キッチンを効率良く、そして美しく使うために欠かせない役割を持っています。

パントリーの代表的な種類

パントリーには、主にウォークイン、ウォークスルー、壁付けの3つの種類があります。ウォークインタイプは人が中に入れる個室のようなスペースで、高い収納力が魅力です。ウォークスルータイプは通り抜けができる設計になっており、玄関からキッチンへつながる動線などに設けると、家事がスムーズになります。

そして壁付けタイプは、壁面などに棚を設置する省スペースなつくりで、リフォームでも比較的導入しやすいのが特徴です。それぞれ特徴が違うため、家の間取りや暮らしのスタイルに合わせて選ぶことが大切といえます。

カップボードとの違い

パントリーとカップボードは、どちらもキッチンで使う収納ですが、その主な目的が違います。カップボードは、お皿やカトラリーなどの食器類、そして炊飯器や電子レンジといった日常的に使う調理家電を置くために使われるのが一般的です。

一方で、パントリーは先ほど解説したとおり、食品や飲料、日用品のストックを保管することが主な目的になります。もちろん、両方をうまく組み合わせることで、キッチンの収納力は格段に向上します。それぞれの役割をきちんと理解し、何をどこに置くか計画することが、使いやすいキッチンづくりにつながります。

パントリーの5つのメリット

パントリーを設けることは、単に収納が増えるだけではありません。日々の暮らしの中に、時間や心のゆとりを生み出してくれる、たくさんのメリットがあります。たとえば、買い物の無駄が減って食費の節約につながったり、家事動線がスムーズになって時短がかなったり、そんなパントリーがもたらす5つの具体的なメリットをひとつひとつ解説していきます。

ストック管理が楽になり買い物の無駄を減らせる

パントリーがあると、食品や日用品のストック管理がしやすくなり、結果として買い物の無駄を減らせます。どこに何がどれだけあるかをひとつの場所で一目で把握できるため「まだ在庫があったのに買ってしまった」という失敗を防げるからです。

たとえば、セールや特売日にまとめ買いがしやすくなり、日々の食費を抑える助けになります。また、食品の在庫がいつも見える状態にあると、家にあるもので献立を考える習慣がつき、計画的な買い物につながるという魅力もあります。

キッチンの生活感を隠してすっきり見せられる

パントリーは、キッチンの生活感を上手に隠し、いつでもすっきりとした空間を保つための強い味方になります。調理台やカウンターの上に出しっぱなしにしがちな物を、すべてまとめて収納できるからです。

カラフルなパッケージの食品や調味料などをパントリー内に収めるだけで、キッチン全体に統一感が生まれておしゃれな印象になります。また、急な来客があったときでも、さっと物を移動させるだけで片付いて見えるので、慌てずに済むという安心感も得られるでしょう。

家事の時短につながる動線をつくれる

パントリーの設置場所を工夫すると、日々の家事を効率化し、時短につながるスムーズな動線をつくれます。買い物から帰ってきて収納するまで、そして調理中に必要な物を取り出すまでの一連の流れが、とてもスムーズになるからです。

たとえば、玄関とキッチンの間にウォークスルータイプのパントリーを設ければ、重い荷物をキッチンまで運ぶ手間を省き、楽に収納作業ができます。調理中に「あれはどこだっけ?」と探す時間も減り、毎日の料理がもっと快適になります。

災害時の備蓄スペースとして活用できる

パントリーは、もしもの災害時に家族を守るための防災備蓄スペースとしても大きな役割を果たします。水や非常食、カセットコンロといった防災用品を、日常の食品とは分けてまとめて保管しておけるからです。

普段から使うお米や缶詰などを少し多めにストックしておき、使った分だけ買い足していくローリングストック法も、パントリーがあれば実践しやすくなります。国の防災指針では、最低3日分、可能であれば1週間分程度の水や食品を備蓄することが推奨されています。

まとめ買いや料理の楽しみが広がる

たっぷりの収納力があるパントリーは、まとめ買いや料理の楽しみを広げてくれます。保管場所を気にすることなく、好きな物を好きなだけ購入できるからです。

たとえば、大容量の食品や調味料も、気兼ねなく買うことができます。また、趣味のお菓子・パン作りのためのたくさんの材料や、そろえるのが楽しいスパイス類なども豊富にストックできます。普段は買わないような特別な食材にも挑戦しやすくなり、日々の食生活がより豊かになるでしょう。

パントリーの4つのデメリット

多くのメリットがあるパントリーですが、計画なしに設置してしまうと「こんなはずではなかった」と後悔につながる可能性もあります。たとえば、設置にある程度のスペースが必要になることや、湿気対策をしないとカビの原因になってしまうことなどです。次は、パントリーを設ける前に知っておきたい4つのデメリットと、その対策について解説します。デメリットをきちんと理解し、事前に対策を考えることで、失敗を防ぎましょう。

設置にはある程度のスペースが必要になる

パントリーを設置するには、ある程度のスペースが必要になります。特に収納力の高いウォークインタイプなどは、その分キッチンやリビングといった他の居住スペースを圧迫してしまうことがあります。

家の広さに対してパントリーが大きすぎると、他の部屋が狭くなり、暮らしにくさを感じる原因になることも考えられます。家族の人数や買い物の頻度を考え、本当に必要な広さを見極めることが大切です。

湿気や臭いがこもりやすくなる

パントリーは食品を保管する場所ですが、扉を閉め切った小さな空間は湿気や臭いがこもりやすいというデメリットがあります。対策を怠ると、カビが発生してしまったり、食品に他の物の臭いが移ってしまったりするリスクも考えられます。

特に、窓のないパントリーや、家の北側など日当たりの悪い場所に設置する場合は注意が必要です。空気の流れが滞りやすいため、保管している食品の状態をこまめに確認する手間がかかることがあります。

ただの物置になりモノを溜め込んでしまう

十分な収納量があるパントリーは、使い方を決めないと、ただの物置になってしまう危険性があります。とりあえず何でも詰め込んでしまい、奥にしまった物を忘れて賞味期限切れの食品を増やしてしまうのは、よくある失敗例です。

収納スペースが大きいからと安心していると、かえって不要な物を溜め込みやすくなります。定期的に中身を整理する習慣がないと、どこに何があるかわからなくなり、せっかくの収納スペースをいかせない状態になることがあります。

種類や広さによって設置費用が変わる

パントリーの設置には、当然費用がかかります。その金額は、パントリーの種類や広さ、仕様によって変わるため、あらかじめ予算を考えておくことが必要です。たとえば、新築時にウォークインタイプを設ける場合、20万円から50万円程度がひとつの目安になります。

費用は、棚をオーダーメイドにするか既製品を使うか、扉を付けるかどうか、棚板の枚数や材質などによっても変わってきます。また、リフォームで後から設置する場合は、壁の撤去や追加の工事で費用がさらにかかることもあります。

パントリー設置で後悔しないための重要なポイント

メリットの多いパントリーですが、その良さを最大限にいかすためには、計画段階での検討が欠かせません。「広すぎて物が余ってしまった」「場所が悪くて結局使わない」といった後悔を防ぐために、押さえておくべきポイントがあります。ここでは、家族構成に合った広さの決め方から、日々の家事を楽にする設置場所、そして使いやすさを左右する棚の工夫まで、具体的なポイントを解説します。

家族の人数や買い物頻度から広さを決める

パントリーで後悔しないためには、まずご自身の暮らしに合った適切な広さを見極めることが大切です。広すぎても持て余してしまいますし、狭すぎても物があふれてしまいます。一般的な4人家族であれば、1畳から1.5畳程度の広さがあれば十分といわれています。

たとえば、週末に車でまとめ買いをするスタイルなら少し広めに、毎日少しずつ買い物をするならコンパクトにするなど、買い物の頻度に合わせて考えるのが良いでしょう。何をどのくらいストックしたいのか、具体的に書き出してみることから始めるのがおすすめです。

家事動線を考えた設置場所を選ぶ

パントリーは、どこに設置するかでその使いやすさが大きく変わるため、家事動線をきちんと考えて場所を選ぶことが重要です。キッチン横に設けるのが一般的で、調理中に必要な食材や調味料をさっと取り出せて便利です。

また、玄関とキッチンの間に配置するウォークスルーパントリーは、買い物から帰宅した後の収納がスムーズになり、重い荷物を運ぶ手間を減らせます。ダイニングやリビングからパントリーの中が見えないようにするなど、来客時の視線も考え、生活感をうまく隠せる場所を選ぶこともポイントです。

使いやすい棚の高さと奥行きにする

パントリーをストレスなく活用するためには、棚の高さと奥行きの計画が重要です。収納する物は大きさや形がさまざまなので、棚は高さを自由に変えられる可動棚を選ぶのがおすすめです。

そして、棚を使うときの基本は、物の重さや使用頻度によって置く場所を分けることです。目線の高さから腰の高さまでの最も取り出しやすい「ゴールデンゾーン」には、普段よく使う物を置きましょう。

一方、お米や飲料などの重い物は、安全性を考慮して腰より下の段に収納するのが鉄則です。また、奥行きが深すぎると奥の物が取り出しにくくなり、賞味期限切れの原因にもなるため、30センチから40センチ程度の浅めの奥行きにするのが使いやすさのコツです。

換気扇とコンセントの位置に注意する

パントリーを長く快適に使うためには、換気扇とコンセントの設置を忘れないようにしましょう。湿気や臭いがこもりやすいパントリーにとって、換気扇や開閉できる小窓の設置は、カビや害虫の発生を防ぐためにも重要です。

なお、パントリー内に照明を取り付ける場合は、電気設備技術基準に適合させるための条件があることもあります。設置を検討する場合は住宅メーカーに相談して行いましょう。

おしゃれで便利なパントリーの活用術

パントリーは、ただ食品をストックするだけの場所ではありません。少しの工夫で、家事の効率を上げる便利な空間にしたり、キッチンを彩るおしゃれなスペースにしたりすることができます。ここでは、実際の施工例を参考にしながら、ウォークインタイプと壁付けタイプそれぞれの活用術を見ていきましょう。

ウォークインタイプの施工例

ウォークインパントリーは、その広さをいかした使い方が魅力です。たとえば、壁の三面にコの字型に棚を配置すれば、通路スペースを確保しながら収納量を最大限にいかせます。

また、内部に小さなカウンターを設けて、レシピをチェックしたり、少し作業をしたりする家事スペースとして活用するアイデアも人気です。さらに、家族しか使わないプライベートな玄関であるファミリー玄関と直結させる間取りにすれば、帰宅後のコート掛けや荷物置き場としても使え、動線がよりスムーズになります。

壁付けタイプの施工例

省スペースで設置できる壁付けパントリーは、アイデア次第で活用の幅が広がります。キッチンの奥や冷蔵庫の横など、今までデッドスペースになっていたわずかな隙間を有効活用して、必要な物を手の届く範囲にまとめることができます。

生活感を隠したい場合は、扉を付けずにロールスクリーンですっきりと目隠しするのも良い方法です。反対に、デザイン性の高い木製の扉やガラス戸などを選び、キッチンのアクセントとして見せる収納にするのもおしゃれな演出です。

シンプルで機能的なグッズを使って賢く整理する

パントリーの中をきれいに保つには、収納グッズを上手に使うのがおすすめです。ポイントは、シンプルで機能的なものを選ぶことです。たとえば、ファイルボックスを使えば、レトルト食品や調味料のボトルなどを立ててすっきりと収納できます。

また、細々した物は半透明の引き出しケースに入れると、中身がうっすら見えて管理しやすく、見た目もきれいに分類できます。乾物や粉類は、同じ種類の保存容器でそろえるだけで、雑然としがちな棚に統一感が生まれ、お店のディスプレイのような空間になります。

あえて扉をなくしておしゃれに見せる

パントリーの入り口にあえて扉を付けず、おしゃれな空間として見せるのも素敵なアイデアです。たとえば、入り口を柔らかな曲線を描くアーチ状の垂れ壁にすれば、それだけでカフェのような優しい雰囲気を演出できます。

パントリーの奥の壁に、お気に入りの色や柄のアクセントクロスを貼って、特別な空間に仕上げるのも人気の手法です。そのうえで、ラタン製のカゴやワイヤーバスケットなど、デザイン性の高い収納用品を積極的に活用すれば、実用性とおしゃれさを両立した見せる収納が完成します。

まとめ|自分に最適な選択で後悔のないキッチンをつくろう

この記事では、パントリーの魅力やデメリットから後悔しないためのポイントまで詳しく紹介しました。パントリーは収納力を高めるだけではなく、日々の家事を楽にし、暮らしを豊かにしてくれる存在です。

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