一戸建てはデメリットだらけではない!マンションより大きなメリット


いつかは一戸建てを建てたいけれど、デメリットが多いと耳にして購入をためらってしまう方は少なくありません。 デメリットと言われている内容は何なのか、マンションと比べた場合のメリットは何なのかを知らないままマンションを購入してしまい、「やはり一戸建てを購入すればよかった」と後悔している方は多く存在します。

 

住まい選びに成功して、理想の暮らしを手に入れるためには、一戸建てのメリットやデメリットについて、失敗しないポイントを今のうちに知っておくべきです。 一戸建てにするかマンションにするかで決めきれずに悩んでいる方も、選び方のコツがあるので、今すぐ確認して理想の生活を実現するための一歩を踏み出しましょう。

 

 

一戸建ての購入がデメリットだらけと言われる理由

市街地では一戸建てを持ちづらく郊外になりやすい

近年は、在宅ワークも増えたことから、郊外への移住者が増える傾向にありました。しかし、在宅ワークを導入していた企業も再び出社を重視する動きを見せており、郊外への引っ越しは利便性を考えるとメリットとは言えません。

 

市街地での一戸建て所有がむずかしい原因として、不動産価格があげられます。都市部は土地代金が高く、購入を検討した場合、郊外で購入しなくては予算以内で建てられないという問題があります。

 

人が集まる都市部では、土地や住宅の価格が高騰し、一戸建てを手に入れることがむずかしい状況が続いていますが、郊外では土地が広く、理想の大きさや間取りを取り入れた一戸建てを建てることができます。

 

建物や庭のメンテナンス費がかかる

一戸建ての点検や修理は思った以上に手間と費用がかかるというデメリットがあります。一戸建てに住む楽しみとして、自分だけの庭でガーデニングができる良さがあります。しかし、同時に庭の手入れはデメリットにもなります。

 

庭の手入れには定期的な点検や修理が必要で、見た目の美しさだけでなく、防犯にも反映します。庭木の剪定や草取りで手間がかかり、手を抜くと空き巣の隠れ場所になりやすいため防犯面で危険性がうまれます。

 

建物も定期的な点検や修理が必要です。特に、一部分を後から増築した場合、部分的な点検や修理、修繕費用が発生します。増築費用は計画していなかった出費となり、家計に負担をかけます。

 

泥棒に狙われやすいため防犯対策が必要

長い時間、家を空けることが多い場合は泥棒に注意が必要です。泥棒は家の中に誰もいない時間帯を狙い、生活習慣や帰宅時間などを観察し把握したうえで侵入します。

 

外から中が見えないように、カーテンを閉め、生活習慣を外部に漏らさないことが大切です。また、新築の一戸建てを購入したばかりの時期は、防犯対策の知識が少なく不安を感じる方が多いので、建設段階に建築士や建築担当者に相談し防犯対策をおこなったうえで一戸建てを完成させましょう。

 

特に、勝手口などは、防犯性能が弱くなる傾向にあるため、玄関と同等の防犯対策を施すことが大切です。人の出入りが分かりづらい場所には、人感センサーや防犯カメラ、警報ブザーなどを設置して、不審者が侵入しにくい状況を作る方法がおすすめです。

 

また、不在時にはタイマーや遠隔操作で照明を点灯したり、近隣の方と協力しあい情報交換をおこなうといった対策も効果があります。数多くの防犯対策や情報を取り入れ暮らすことで、一戸建ての家でも安心して暮らすことができます。

 

 

マンションと比べた一戸建てのメリット

上下左右に住戸がないため騒音トラブルが起こりにくい

一戸建ての住まいは、マンションやアパートのような集合住宅とは違い、両隣や上下の部屋と壁を共有しないので、他の住民からの騒音を気にすることなく生活できます。
ただし、一戸建てでも生活音が外に漏れる可能性はあります。

 

都心部では家同士の距離が離れていないことも多く、大音量で音楽を流すなどは迷惑になる場合があるため、気遣いが必要です。一戸建て住宅でカラオケや楽器の演奏を楽しみたい方は、建設時に建物の防音性能についても考えましょう。

 

注文住宅は間取りの自由度が高い

注文住宅の一戸建ては、一から自分の好みや生活習慣に合わせて自由な間取りをつくることができます。自分の好きな場所に好きな大きさの部屋を作ることができ、必要な場合は、将来的な変更もおこなえます。

 

家族構成や生活習慣に合わせた間取りを設計できます。たとえば、広々としたつくりのリビング空間や、家族みんなが集まれる多目的な部屋、趣味の空間や書斎、ウォークインクローゼットなど、自分の好みに合わせた間取りや部屋を取り入れることができます。

 

土地だけでも価値がある

都市部の土地の価格は安定していることが多いです。自宅として一戸建てを購入する場合でも、土地を購入するだけの価値があると言え、将来的には相続などのときも財産になります。

 

増築ができてリフォームしやすい

増築や改築は、むずかしいと言われていましたが、現在では各種リフォームサービスの進化により、自分の理想とする住まいへと簡単に変えることができます。一戸建ての住宅は、柔軟にリフォームしやすく、自分の好みや生活にあった室内空間を作り出すことができます。

 

たとえば、家族が増えたら部屋を増築したり、生活習慣が変わった場合は、間取りを変更することができます。増築を進めるうえで、耐震性といった構造上の問題を把握する必要があります。

 

増築には費用も発生し、銀行や信用金庫のリフォームローンが活用できますが、金利は銀行によって異なるため、慎重に比較検討することが大切です。また、増築は建築において豊富な知識を必要とするため、建築士がいるリフォーム会社を選ぶことが大切です。

 

管理費や修繕積立費を払う必要がない

一戸建ての場合、自分自身ですべてを管理するため、思うような暮らしを実現することができます。「自分の生活習慣に合わせて自由に暮らしたい」という方にはおすすめです。

 

マンションに住む場合、管理費や修繕積立費の支払いが月々の固定支出となり、合計金額は思った以上に高額になります。
管理費や修繕積立費は、建物の維持管理や共用部分の修繕費用などに充てられ、住民一人一人が負担することでマンション全体を維持していく仕組みです。一戸建ての場合、管理費や修繕積立費は必要なく、自分で管理し、必要な修繕は自分の負担でおこなえるため、自由度は高くなります。

 

一戸建てが向いている方

都市部よりもゆったりとした郊外に住みたい

郊外は、都市部とは異なりゆったりと暮らせる魅力があります。一戸建ての住宅は、都市部のアパートやマンションとくらべ、静かな環境にあることが多く、都市の騒音から離れ、自然の音や静寂を楽しみたい人に適しています。

 

一戸建ては、広いことが多く、家族を持つ方に向いており、子どもたちが庭で遊ぶなど、成長する環境を提供できます。一戸建てには駐車場をつけられることが多いです。

 

郊外は、都市部にくらべ公共交通機関のアクセスが限られていることが多いため、車を所有している方が便利に暮らせます。

 

間取りにこだわった家がほしい

一戸建ては間取りにこだわることができます。間取りを検討する場合、各部屋の配置が効率的であることが大切です。

 

具体的には、キッチンがダイニングの近くにあったり、お風呂や寝室が利用しやすく配置されていることが大切です。家族と話し合いをおこなうことで、各自の願いを取り入れつつ、個人的な空間が確保できるため、共有空間を充実させられます。寝室は静かな空間として設計し、リビング空間は家族の交流や会話を充実させる場所として設計したいなど各家族に沿った間取りが実現できます。

 

世帯人数が多い子育て世帯

世帯人数が多い子育て世帯にも一戸建てはおすすめです。子どもたちは、成長するにつれて、自分だけの空間を欲しがります。

 

特に小学生になると、自分の部屋が欲しいと考える子どもも多く、一部屋で過ごしていた子どもたちに個々の部屋を提供できる空間があると便利です。部屋を仕切ることができる間取りの一戸建ては便利です。

 

子どもと一緒に学ぶための空間も必要です。具体的には、リビングにカウンターを設けた場合、カウンターで家事をしながら子どもの学習を見守ることができ便利です。

 

マンションが向いている方

都市部で利便性の高い暮らしをしたい

市街地に位置するマンションでは、通勤や買い物、レジャーなど、日々の生活が一段と便利になります。マンションは、共有空間の点検や修理、24時間ゴミ出しできる設備、防犯面での安全性など、快適な生活を手助けする要素が豊富に揃っています。

 

さらに、購入者の希望に応じた交流形成の場があることも魅力です。たとえば、子育て中の世代が多いマンションでは、子ども同士の交流や親同士の交流を通じてコミュニティが形成され、共用施設を活用した集まりなど、交流の場が増えることで豊かな生活が実現します。

 

利便性を優先し、安全で快適な生活を望む方には、マンションが向いていますが、マンション生活には共同生活のルールがあるので、自由な生活を阻むと感じる方にとってはデメリットになります。

 

維持管理は管理組合に任せたい

マンションは、管理組合に建物の管理を任せることができ手間を大幅に減らせます。一戸建てに住むと維持管理の面で思った以上に手をかけなければならないことが多く存在します。自分一人ですべてを管理をするとなると、手間と労力は思いのほか大きくなります。

 

具体的には、屋根や外壁に亀裂や損傷がないかを定期的に点検することやゴミ出しの日など管理をしなければなりません。

 

住居はセキュリティ性を重視している

マンションは、エントランスがオートロックになっていて、防犯カメラを駐車場やエレベーターに複数設置していることも多いです。

 

また、マンションは、常に管理人がいる、一戸建てにくらべて出入りする人数が多くて人目が多い、2階以上の部屋は窓から侵入しにくいといったことから、セキュリティ性が高いです。安心して暮らすためにセキュリティ性を重視しているのであれば、一戸建てよりもマンションがおすすめです。

 

失敗しない一戸建ての選び方のコツ

住宅性能評価を受けている一戸建てを選ぶ

住宅性能評価を受けた一戸建てが良い選択とされる理由は、評価が一戸建ての品質や安全性を保証しているからです。新築の場合、工事が基準通りにおこなわれているかを自分の目で確認することはむずかしく、評価を受けた家は、安心して住むことができます。

 

また、中古一戸建ての場合でも、構造部分の状態が外からは分かりにくく、思わぬリフォーム費用が発生することも考えられます。しかし、住宅性能評価を受けていれば、危険性をあらかじめ把握することができるため、一戸建てを選ぶ場合は、住宅性能評価の有無を確認してみましょう。

 

資産価値を下げたくないなら木造以外も検討する

資産価値を維持したい、減らしたくないと考えている方は、木造の家だけでなく鉄筋コンクリートや鉄骨の家を検討しましょう。木造の家は、経年劣化により資産価値が落ちる傾向にあります。

 

一方で、鉄骨や鉄筋コンクリートの家は、多少の劣化はあるものの、資産価値の落ち込み方は木造よりもゆるやかです。また、鉄や鉄筋コンクリートといった材質を使った家は、耐震性や耐火性も高くなります。

 

売却の予定があるなら建売住宅を選ぶ

売却の予定があるなら建売住宅を選ぶのもよいでしょう。建売住宅をつくりあげる建設業者が購入者への売却を意識した家づくりをしているため、後々の売却時でも高い評価を得やすい傾向にあります。

 

一方、自分だけのこだわりを追求した注文住宅は、個々の必要性に合わせた設計がおこなわれ、多くの方の必要性から外れた間取りになる場合が多く、売却時に価値が認められにくい場合があります。

 

建物や地盤に関する証明書や報告書があるかチェックする

一戸建てを選ぶときは、建物や地盤の証明書や報告書の有無を確認することが大切です。たとえば、建物の構造について記された証明書がある場合は、補強工事など不測の出費を抑えることができます。

 

また、地盤の状態を示す報告書がある場合は、地盤沈下といった危険性を事前に把握できます。

 

災害リスクをハザードマップを確認する

一戸建ての家を選ぶときに確認すべき要素は、災害の危険性です。特に、自然災害の多い日本では、災害を無視できません。ハザードマップは、地域の災害の危険性を可視化した地図で、洪水や土砂災害、地震などの危険度が確認できます。

 

具体的には、自宅の立地が洪水警戒区域に入っていないか、周囲の地形が土砂災害を引き起こしやすい条件に当てはまっていないか確認する必要があります。また、地震の揺れやすさを示す震度分布図も参考になります。情報を基に、災害の危険性の少ない場所での一戸建ての購入を考えることは、家族の安全を守るために大切です。

 

情報は自治体のホームページや気象庁のウェブサイトで公開されています。また、不明な点がある場合は、市町村の防災課に問い合わせることもできるため、土地を探す場合はハザードマップを確認したうえで購入しましょう。

 

周辺環境を確認する

通勤・通学はしやすいか

通学や通勤の便利さは、一戸建ての立地において確認すべき内容です。自然に囲まれ落ち着いた環境で暮らすことは魅力的ですが、都市中心部から離れた場所の場合、通勤や通学に時間がかかる場合があります。

 

会社や学校へのアクセスが良い場所を選ぶことで、毎日の生活を効率的におこなえ、生活の質が向上します。

 

近隣住民の年齢層がマッチしているか

各地域の年齢層には多様性があるため、家族が期待する住環境について話し合い、周囲の住民の年齢層と合っているか確認しましょう。具体的には、小さな子どもがいる家庭が多く暮らす地域は、遊びや学びの場が多く、同じ年齢の友達も住んでいるため、子育て中の家族との交流も望めます。

 

反対に、高齢者が多く住む地域では、静かな生活を望む方が多いため、小さな子どもがいる家庭では気遣いが必要です。

 

将来的な家族構成の変化を見据えておく

子ども部屋は何部屋必要か

子ども部屋の数を決める場合は、現在だけでなく将来の家族構成や生活を把握したうえで決定しましょう。子ども部屋の数は、家族構成や子どもたちの年齢によって、必要な数が変わります。

 

子どもが赤ちゃんの場合は、全員が一緒に寝られる空間や、広々とした遊び場を備えておくことが大切です。赤ちゃんが大きくなると自由に動くようになるので、危険から子どもを守りつつ、親が見守れる場所に遊び場があると安心して暮らせます。

 

また、子どもが成長して小学生になると、自分専用の部屋を欲しがることがあるため、柔軟な間取りを取り入れておく必要があります。広い部屋を間仕切りで分けられるつくりにしておくことで、将来的に兄弟間の空間を保ちつつ、各自が自分だけの空間をもてます。

 

両親の同居は今後考えられるか

両親との同居を考える場合は、将来的な変化もふまえたメリットやデメリットを把握したうえで、より合った間取りを取り入れましょう。一戸建てを選ぶ場合、両親との同居という選択肢はより現実的になります。

 

両親との同居が決まった場合、各世帯の生活空間の分け方が大切になります。たとえば、リビングを共有空間にするのか、水回りの空間は何を共有にするのかで間取りは大きく変わります。

 

 

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