1,000万円台で平屋は建てられる?費用相場と建築費用を抑えるコツ


理想の家を建てるときに費用の確認は必要です。家づくりにかかる費用はなるべく抑えつつも、おしゃれな平屋を建てたいと思う方は多いです。結論から言うと、1,000万円で平屋は建てられます。

 

しかし、費用を抑えることにはデメリットもあるので、知らずに1,000万円台の家を建ててしまうと、住みづらさや点検・修理の手間がかかってしまい、家を建てる前に考えておくべきだったと後悔してしまいます。納得できる価格で平屋を建てたいのであれば、費用を抑えるポイントを知った上で家づくりをするべきです。

 

 

1,000万円台で平屋の家は建てられる

1,000万円台の性能の特徴

木造軸組工法(在来工法)

1,000万円台の平屋は木造軸組工法で建てられていることが多いです。木造軸組工法とは梁(はり)と柱を組み合わせた日本伝統の建築工法の1つです。

 

まず基本となる土台に柱を立て、土台の上に横の部材である梁を渡し、斜めに筋交い(すじかい)という部材を入れて家づくりを進めます。木造軸組工法は点を結ぶように家を組み立てる特徴があり、設計の自由度が高まります。

 

また、耐震性・耐久性ともに優れ、特に日本の気候や風土、地震の多い環境でも住宅が劣化しないように普及した工法です。

 

広さは25〜30坪程度

約1,000万円で建てることができる住宅の理想的な平屋の広さは25〜30坪程度です。25坪程度の平屋では、2~3人家族であれば十分な生活空間を確保できます。

 

部屋を少なくすることで、リラックスできる広々とした空間の確保もできます。一方で、30坪程度の平屋の家では、25坪よりも多くの部屋数を確保することができます。たとえば、子ども部屋を2つ確保し、親のプライバシーを確保できる主寝室と、リビングルーム、ダイニングキッチンを独立させるなどの方法があります。

 

住宅メーカーによっては長期優良住宅・耐震等級3・太陽光発電も導入できる

住宅メーカーによりますが、1,000万円台で長期優良住宅の基準を満たすことができる住宅メーカーはあります。長期優良住宅は高い断熱性能を持っているので、冷暖房費を節約できて快適に過ごすことができます。

 

また、地震の多い日本で大切なのが、家の耐震性能です。耐震等級3の家は、大地震が来ても外装や内装の損傷が少なく、生活を再開できるだけの耐震性能を持った住宅です。耐震等級3に達する家を1,000万円台で提供している住宅メーカーもあります。

 

さらに、1,000万円台の住宅でも太陽光発電を導入することができます。太陽光発電は省エネルギー対策として有効で、電気代を削減できるだけでなく、太陽光発電から得られる電力を電力会社に売却することで収入を得られるなどのメリットもあります。

 

建築実例:勾配天井のリビングの3LDKの平屋

1,500万円~1,999万円で勾配天井のリビングになった3LDKの平屋の実例があります。3LDKの平屋は安心して長く暮らすことができる心地よい空間です。

 

特に注目すべきは、高い天井がもたらす明るい雰囲気を作り出すリビングです。天井に勾配がつけられていることで部屋が広く感じ、心地よい生活空間をつくり出します。動きやすさを考えた間取りは、家事などの日々の生活を快適にし、過ごしやすさを一層引き立てます。

 

参考:近藤建設

 

 

1,000万円台で平屋の家を建てられるハウスメーカー・工務店

自由設計の木造注文住宅【nexthouse】

nexthouseは、安心して暮らすことができる家づくりを大切にしており、木が持つ特性を活かして自由な間取りを作ることができます。

 

さらに、nexthouseは安全な家づくりを心がけています。たとえばシロアリといった害虫から家を守るための対策をおこなっています。また、自社でモデルハウスを展示しているため、実際の家の雰囲気を感じることもできます。

 

nexthouseは、自分の希望に合わせて自由な設計で住宅を作りたい人におすすめです。

 

地域に根差した建設会社【近藤建設】

近藤建設は東武東上線沿線を中心に、注文住宅から総合建設までを手がけ、豊富な経験と確かな技術力を誇り、低価格で品質が高い家づくりを提供しています。また、一戸建てだけでなく、公共施設の建設も手掛けており、地域の人々の生活を支える存在として活躍しています。

 

多種多様な建物づくりの経験があるからこそ、お客様の要望に応えられる柔軟なサポートができるのが近藤建設の強みです。地元埼玉で地域に密着した活動をおこなっているため、長年の信頼と実績があります。

 

平屋を建てるときに1,000万円台に抑えるコツ

ローコスト住宅や工務店を選ぶ

ローコスト住宅は、手ごろな価格で家を建てることができるので、初めて家を建てる方や予算を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢です。しかし、選択するときは家の品質や耐久性にも目を向けることが大切です。

 

また、工務店の選択もひとつです。工務店によっては、後々の点検・修理や保証の範囲が限定的な場合もあるため、慎重に考えて選ぶ必要があります。家の品質や耐久性を吟味しながら、自身の理想とする家を建てるための計画を進めていきましょう。

 

すでに間取りが決まっている規格住宅やセミオーダー住宅を選ぶ

平屋を1,000万円台で建てるためには、既に間取りの決まっている規格住宅やセミオーダー住宅を選びましょう。家づくりのときに一からデザインを考えなくても良いため、費用と時間を大幅に削減できます。また、プランから設備などを選ぶことができるため、カスタマイズ性があります。

 

建材の費用を抑えるため家の形状や間取りは複雑にしない

平屋を1,000万円程度の予算で建てるためには、家の形や間取りをシンプルにすることが大切です。
また、建築材料も費用を抑える大切なポイントです。壁や屋根などの大きな部分は特に、低価格で高品質な材料を選ぶことで費用を抑えることができます。決して安さだけを追求するのではなく、家族が必要とする機能を満たしつつ、シンプルで無駄のない設計を心掛けましょう。

 

外観は長方形や正方形のようなシンプルな形状を選ぶことで、施工の手間を削減し、さらに建築費を下げることができます。部屋数も無駄に増やさず、必要最低限の部屋数に抑えることで、壁材やドアなどの費用を削減できます。

 

外観・内装の質やデザインにこだわらない

外観や内装のデザインに固執せずシンプルなつくりを心がけましょう。華やかな材料や手の込んだ装飾は見栄えは良いですが、費用が高くなる原因です。

 

シンプルなデザインにすることで、手間も費用も抑えることができます。また、長く住むためにも時代の変化を感じさせないシンプルなデザインがおすすめです。

 

デザインにこだわりたいという方は、部屋の一部だけデザインにこだわるなどの工夫をしましょう。

 

キッチン・ユニットバス・トイレといった設備のグレードを落とす

平屋を1,000万円で建てるには、まずは予算内で必要最低限の設備を整えることが大切です。特にキッチン、ユニットバス、トイレなどの設備は建築費用に大きく影響します。

 

設備を選ぶときは、使用する方の日常生活や好みに合うものを選ぶことが大切です。また、設備のグレードを落としたからといって快適さが失われるわけではなく、基本的な機能が備わっていれば問題ありません。

 

1,000万円台で平屋を建てるリスクと回避方法

耐震性や点検・修理といった面で問題がある可能性がある

耐震性や断熱性・気密性といった機能面をよく確認する

平屋を建てるときに一番大切なポイントが、耐震性や断熱性、気密性といった機能面です。なぜなら断熱性や気密性が高ければ、冬の寒さや夏の暑さを遮断することができ、耐震性が高ければ大きな地震が起きても安心して暮らすことができるからです。

 

具体的には、家が地震に耐えることができるか、室温を保つことができるか、また家の中の空気が外に漏れないようにしているかなどの点を確認しておくべきです。性能を確認するためには、設計図を見るだけではなく、建築中の家を見に行き、実際に使用されている材料や作業の様子を確認することもひとつです。

 

耐震等級の認定を取得できるか

1,000万円の平屋のリスクと回避方法については、耐震等級を取得できるかが大切なポイントです。耐震等級は1から3まで存在します。特に耐震等級3はより耐震性が高く、安心して住むことができる住宅です。

 

耐震等級の認定を取得するには認定を受けなければなりません。認定を受けるには住宅性能評価機関へ申請が必要です。申請には15万円程の費用がかかるため、家づくりの予算も考えつつ申請することを検討しましょう。

 

また、耐震等級3の認定は後からでも受けられるわけではないので、家を建てる前に検討してください。

 

断熱等性能等級を高いものにする

断熱等性能等級は、家を建てるうえで大切なポイントです。断熱等性能等級は、家の暖房や冷房効果を保つ能力を示す指標で、等級が高いほど、家の中が快適な温度を保ちやすく、省エネ効果も高まります。

 

ただし、高い性能の断熱材を使うと、建築費用はあがるので注意が必要です。また断熱材を使っても、施工ミスがあれば性能は大きく落ちてしまいます。

 

窓サッシの種類は気密性の高いものか

1,000万円台で平屋を建てる場合、快適な生活を保つためには、気密性の高い窓サッシを選ぶことが欠かせません。窓サッシは、家の断熱性や気密性を保つ大切な部分です。

 

アフターサービス体制は整っているか

1,000万円で平屋を建てるときに大切なのはアフターサービス体制が整っているかどうかです。建物の欠陥や、後から発生した問題に対して、サポートしてくれるかが大切なポイントです。

 

たとえば、壁紙や設備の不具合などは、生活を始めてから気付くことが多いため、トラブルが発生したときに、迅速かつ丁寧にサポートしてもらえるかを確認しましょう。

 

しかし、会社が倒産してしまったり、サポート体制が終了してしまっては意味がありません。そこで、確認すべきは長期保証の提供や、信頼できる会社であるか、顧客評価は高いかなど、会社の財務状況や評判も見てみましょう。アフターサービス体制をチェックして、安心して暮らし続けられる住宅を作りましょう。

 

建材のグレードや工事の質が低い可能性がある

完成現場見学会に行き設備や建具を確かめる

建材のグレードや工事の質が低い可能性があるので、完成現場見学会に行ける方は必ず行きましょう。見学に行けば、実際に暮らす家で使われている設備や建具の質感を確認できます。

 

たとえば、キッチンやバスルームを確認することができますし、家を囲む壁の仕上がりも確かめられます。

 

施工現場を見学して現場が片付いているか・材料が養生されているかを確認する

平屋を予算1,000万円台で建てるときは、見聞きするだけでなく現地へ足を運んで確認することが大切です。建築中の現場の様子を直接目にすることで、工事の進行状況、現場が整理整頓されているか否か、建築材料が保護措置がされているかなど、見学に行かなければあまり注目しない大切なポイントを確認することができます。

 

現場管理がおこなわれているか確認することで、工事の質が低いというリスクをある程度防ぐことができます。現場見学は工務店に相談すればできることがあるので、あらかじめ問い合わせておきましょう。

 

スタッフに不明点を質問する機会も得られ、自分自身の住宅作りに疑問点を解消することができます。

 

安価な理由を確認して手抜き工事をしない業者かをチェックする

高価な工事費を必要とする他の工事との違いが何なのか、工事業者に聞いてみましょう。なぜなら工事業者を選ぶ段階で工事費が安価な理由を聞いてみることが、今後の住宅の点検・修理で大切だからです。

 

低価格で平屋を建てる業者が、必需最低限の材料しか使っていなかったり、安価な労働力を利用して住宅を建てていないかを確認しましょう。費用が安い理由が明確に説明できない工事業者や、質の低い材料の使用、手を抜いた工事をしている可能性のある業者は避けるようにしましょう。

 

 

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