一戸建て賃貸の致命的なデメリットを知って後悔しない住まい探し


一戸建て賃貸物件に住むことで、マンションやアパートよりも家が広く、持ち家よりも初期費用を大幅に抑えて住めるなどのメリットがあります。 しかし、一戸建て賃貸物件にはデメリットもあるので、メリットだけに気を取られずに慎重に検討して引っ越しを考えなければいけません。

 

実際に一戸建て賃貸物件ならではのデメリットもいくつかあるため、一戸建ての賃貸物件に住むことが自身に向いているか事前に検討する必要があります。メリットだけに目を向けてしまうと、賃貸物件で住み始めて後悔してしまう可能性があります。

 

本記事では、一戸建て賃貸で住むことにおけるデメリットとメリットを紹介します。一戸建て賃貸に住むのがおすすめなケースについても解説するため、自身に合った生活ができるか新居選びの参考にしてみてください。

 

 

一戸建て賃貸の7つのデメリット

家の中や庭の掃除や修理に手間がかかる

一戸建て賃貸のデメリットの一つとして、部屋や庭の掃除に手間がかかってしまうことが挙げられます。たとえば一戸建てでは部屋や庭の面積が広いため、リビングなどの掃除に加えて庭の手入れも必要です。

 

草むしりから落葉の掃除まで、季節ごとに必要な作業をしなければいけません。庭付きの賃貸物件の場合は、庭の手入れをしなければいけないというデメリットがあります。

 

積極的に庭の手入れをおこなえない人にとっては、時間のかかる作業は大きな負担となってしまいます。さらに管理人がいないため、ゴミ出しや周辺の清掃まで自分でおこなう必要があります。

 

マンションやアパートなどの集合住宅とくらべてセキュリティ面で不安がある

オートロックや防犯カメラがなく、自身で防犯対策をしなければいけない

マンションやアパートのような集合住宅では、オートロックや防犯カメラなどの設備が設置されているケースが多いですが、一戸建て賃貸では設備がないことが多いです。集合住宅とは違い、一戸建て賃貸は個々の入居者が自己責任で防犯対策をしなければいけません。

 

オートロックがないと誰でも自由に敷地内に入ることができ、泥棒や侵入のリスクが高まります。同様に防犯カメラがないと、不審者の侵入や痕跡を記録することができず、万一の犯罪の証拠が残らないため、犯罪抑止の効果も期待できません。

 

一戸建ての賃貸に住む場合、セキュリティ面において自身で防犯対策を講じなければいけません。たとえば防犯カメラを設置したりドアに防犯装置を取り付けたりするなど対策を行い、自宅を守らなければいけません。

 

古い物件の場合は断熱性が低く寒いうえ暖房費がかさむことがある

古い物件はそもそも断熱性が低い建材で建てられている場合や、経年劣化で断熱性が損なわれている可能性があるため、暖房費がかさむことがあります。一戸建て賃貸の中には、築年数の経過した古い物件も多く存在します。特に木造の家は暖かさを保つのがむずかしくなり、冬場は寒さを感じやすくなってしまいます。

 

物件の築年数が古いと断熱性が低くことが多く、室外に熱が逃げてしまうので、暖房費の負担も増えてしまいます。

 

暖房器具を使うことで部屋を暖めることはできますが、断熱性が低いために暖まりにくく暖房を長時間稼働させる必要があり、暖房費がかさみます。

 

駅から遠いなど立地条件のよくない物件が多い

一戸建ての賃貸物件を探していると、立地条件が良くないものが多いケースがあります。駅から遠いという立地条件の物件も多いため、デメリットに感じられる方もいます。

 

駅から歩くことが苦ではない人や、自転車やバイク、自家用車を持っている人にとっては問題なく生活できます。しかし、毎日の通勤や買い物、子どもの送り迎えなどを考えると、遠距離を歩いたり移動するのは大きな負担になります。また、雨や雪の日に移動するのは事故のリスクもあるなど、天候にも気を付けなければいけません。

 

ゴミステーションがないためゴミ出しが面倒

一戸建て賃貸物件を選ぶと、ゴミ出しの手間が増えるというデメリットがあります。

 

マンションやアパートの場合、敷地内にゴミ箱があるケースが多いのでゴミを出したいときにゴミを出せますが、一戸建ての場合は自宅から離れた場所にあるゴミステーションまで自分で持って行かなくてはなりません。また、ゴミを出すことができる曜日や時間も地域ごとに決まっているため、ゴミ出しの日まで自宅や庭でゴミを保管する必要があります。

 

近所付き合いで疲弊する可能性がある

一戸建ての賃貸住宅では、ご近所さんと相互に顔見知りとなるケースが多く見られます。近所付き合いにおける親近感は、トラブルが発生したときに助けを求められるという点では有益に見えますが、同時に問題も引き起こす可能性があります。

 

たとえば町内会や地域の集まりなどで、自分とは無関係な話題に巻き込まれたり聞きたくない話を押し付けられたりすることも少なくありません。強引な押しつけや家族問題の詮索などされればストレスを感じてしまう可能性もあります。

 

1階は台風や大雨といった水害によるダメージを受けやすい

一戸建ての場合、1階に住んでいると氾濫した川によって水没するなどの被害に巻き込まれる危険性があります。マンションやアパートのように上階へ逃げることができないため、水害へのリスクが高まるのです。

 

一戸建ての賃貸物件を考えている方は災害が発生するリスクを事前にチェックし、なるべくリスクの低い地域を選ぶことが大切です。

 

 

一戸建て賃貸の7つのメリット

持ち家よりも引っ越しやすい

一戸建てを借りる大きな魅力の一つとして、持ち家にくらべて引っ越しやすいという点が挙げられます。定住する決断をして自分の家を買ったとしても、突然の転勤や家族の増減、近隣との問題など住みにくさを感じるようになれば、住み替えを考えることがあります。

 

しかし、自分の家を売るか、貸すか、はたまた空き家にするかといった選択肢を選ぶとなると、不確定要素が多すぎて頭を悩ますことが多いです。

 

一方で一戸建て賃貸の場合、上記のような問題を抱えていても契約期間を終えれば、気軽に次の場所へ移ることができます。

 

火災保険料・修繕費・税金を大家が負担してくれる

一戸建ての賃貸に住むときのメリットとして、建物の火災保険料・修繕費・税金の負担がないということです。大家が費用を支払ってくれるため、土地や建物の固定資産税をはじめ、建物の修繕費用を自己負担する必要はありません。

 

生活音を気にしなくて済むため小さな子どもが居ても安心

アパートやマンションでは、子どもの泣き声や走り回る音が隣の部屋や上下の階に響いてしまうことがあり、迷惑をかけてしまう可能性があるので気をつけなければいけません。親としてはストレスに感じてしまうこともあります。

 

しかし、一戸建ての場合は上下階や隣の部屋への音漏れが少なく、子どもたちが思い切り走り回ったり大きな声で遊んだりしても問題ありません。子どもが原因で近所トラブルを引き起こしにくくなるので、子どもがいても良好な近所付き合いができるようになります。

 

集合住宅よりもペットを飼いやすい

一戸建て賃貸は、ペットのいる生活に適しています。壁ごしの隣人がいないので、ペットが吠えたり走り回ったりしても隣近所に迷惑をかける心配が少なくなります。

 

また、庭がある場合はペットが自由に動き回る空間も確保できるので、ペットとの生活をさらに充実させることができます。

 

しかし、臭いで近隣住民に迷惑をかけないよう気を配る必要があります。ペットのフンなどの処理や消臭などを怠ると、不快な思いをさせてしまう可能性があります。臭いにも気を付けたうえで、ペットと生活できる空間を維持していきましょう。

 

駐車場代が無料の物件が多い

一戸建て賃貸のメリットとして、駐車場代が無料の物件が多いという点があります。マンションやアパートのような集合住宅では、多くの場合家賃に加えて駐車場代が別途必要になります。

 

しかし、一戸建て賃貸では家の前に車を停めることができ、しかも駐車場代が家賃に含まれることが多いのです。また、マンションでは車を家から遠くの駐車場に止めることもありますが、一戸建て賃貸では家のすぐ前に車を停められるため、重い荷物の運搬や高齢者のいる生活にもメリットがあります。

 

庭付き物件ではガーデニングや家庭菜園を楽しめる

一戸建て賃貸の魅力として、庭付き物件があります。庭がある家では、自分好みのガーデニングを楽しむことができます。ガーデニングで季節の花を植えれば、色とりどりの風情をつくれます。

 

また、自分で野菜やハーブを育てる家庭菜園もおすすめです。自然と触れ合いつつ野菜を育て、自分で料理して食卓に上げれば食事も一段と楽しくなります。

 

集合住宅よりも居住空間が広い

集合住宅とくらべて一戸建て賃貸は同じ賃料帯でも一つ一つの部屋が広く部屋数も多い傾向があります。広い部屋にはたとえば書斎を設けたり、趣味に使う空間を作ることでやりたいことに集中できる空間を確保できます。

 

子どもがいる家庭では個々の部屋を確保でき、子どもが成長するにつれて必要になる空間を拡張することができます。また、広い空間を持つことで収納空間を作り出すこともでき、必要な物や季節ごとの衣類を整理整頓しやすくなります。

 

一戸建て賃貸がおすすめなケース

小さな子どもが居る

小さな子どもがいる場合は近隣に迷惑をかける可能性を考えると集合住宅よりも一戸建て賃貸がおすすめです。
小さい子どもの元気な動きや声は、集合住宅では近隣に迷惑をかける可能性があります。

 

また、子どもが大きくなり成長するにつれて広い空間が必要になり、室内に余裕のある空間が確保できなくなる問題もあります。特に子どもが自由に走り回ることができる広いリビングや勉強用の部屋などが必要になります。
しかし、一戸建て賃貸だと子どもの声を気にすることなく広い家で暮らすことができます。

 

初期費用を抑えて広い家に住みたい

一戸建ての家を持つというのは多くの方が憧れることですが、実現するには当然のことながら高額な購入費用が必要です。特に初期費用は大きな負担になる可能性があり、資金面に余裕を持っていなければ購入後に生活が苦しくなってしまいます。

 

しかし、賃貸の一戸建てならば購入するときの初期費用を抑えられますし、広い家に住むことができます。また、大家が修繕費などを負担してくれるので節約もできます。

 

さらに、家具付きの物件を選ぶことで初期の出費を抑えられる可能性もあります。物件探しのときに築年数の古い家を選ぶことで家賃を下げることもできます。

 

公共交通機関を利用する機会が少ない

公共交通機関を利用する機会が少ない方にとって一戸建て賃貸はおすすめです。
都心や駅から離れた場所にあることが多い一戸建ては、住宅地や自然に囲まれた静かな場所ですが、近くにバス停がなく、最寄りの駅まで距離があるケースが多いです。
バスや電車に頼って通勤や通学をする場合や買い物にも時間を要します。
しかし、公共交通機関を利用する機会が少なく、車を所有している方は不便に感じないでしょう。

 

 

最新記事をもっとみる