家づくりは何から?マイホームの夢を叶える情報収集のコツ


家づくりで真っ先にするべきことは、家づくりの情報収集をして建てたい家の希望条件を明らかにすることです。夢のマイホームは建てたい家の希望条件を整理することで叶えられます。

 

家づくりの情報はインターネット検索をはじめ雑誌や本を読んだり住宅展示場に足を運んだりして集められます。何を参考に家づくりの情報を集めたらよいのか本記事にまとめたので最後まで読んでイメージを掴みましょう。

 

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家づくりは情報収集と希望条件の洗い出しから始める

理想の家づくりのためには、まず家族それぞれの意見を聞き、たとえば仕事ができる部屋が欲しい、バーベキューができる広いバルコニーというような希望条件を確認しましょう。マイホームの夢を叶える際、まず最初におこなうべきは情報収集と希望条件の洗い出しです。

 

インターネットや住宅展示場、本や雑誌などを活用し、情報を集めましょう。 情報収集が進んだら家族で話し合いをして、家づくりのイメージをより具体的にしていきます。

 

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マイホームの夢を叶える情報収集のコツ

インターネット検索・カタログ・本から希望条件にあったマイホーム像を見つける

インターネット検索で家づくりの情報を調べる

家づくりを実体験した人の情報はマイホームの夢を叶えるのに為になります。身近に家を建てた人がいれば建てた体験談を伺えば良いのですが、家を建てた人や家づくりに成功した人、失敗した人の情報はインターネット検索で手に入ります。たとえば、e戸建てはインターネット上にある住宅掲示板です。ハウスメーカーや工務店の情報が実体験に基づいて書き込まれているので家づくりの参考になります。

 

ほかにもインスタグラムやピンタレストなどのWebサイトで、マイホームの写真や、内装や外観などこだわりの部分をチェックすることもできます。家づくりのイメージを膨らませてみてください。

 

カタログを取り寄せる

ハウスメーカーや工務店からカタログを取り寄せて、自分たちの理想の家に近づけてくれるかどうかを比較検討しましょう。

 

カタログを取り寄せるときには、住みたい家を家族で話し合ってイメージを固めることが大切です。家づくりで譲れない条件や希望を考えたうえで、叶えてくれるハウスメーカーや工務店から取り寄せることで無駄のない情報収集ができます。

 

信頼できる情報がまとめられた本や雑誌を読む

本や雑誌、地域情報誌を読んで情報収集しましょう。たとえば、日本一わかりやすい注文住宅の選び方がわかる本2022-23は家づくりの流れを一貫して載せています。インターネット検索では断片的な情報が得られるのに対し、本はまとまった情報を一度に得られます。家づくり初心者の方は本を読みましょう。

 

自分好みのインテリア空間のイメージが掲載されている雑誌も見てみましょう。好みの空間デザインやインテリアを集めてまとめることで、理想の家の雰囲気がゆるやかに固まっていきます。

 

地域情報誌やフリーペーパーは見学会や住宅展示場の情報も掲載されていることが多いため、見かけたらチェックしておくことがおすすめです。

 

住宅展示場に足を運んで夢のマイホームを叶えられる情報を集める

家づくりに役立つ情報は何なのか考えてから住宅展示場に向かう

建物の壁や床の素材、バスルームやキッチンの設備機器に触って確認できるのが住宅展示場です。実際の建物を見ることで自分好みの内観や外観がわかってきます。

 

展示されている建物をなにから見に行くのかは決めてから見て回るようにしてください。展示されている建物を展示場担当者と見て回るのに1つあたり1時間はかかります。全て見ようと思うと時間はいくらあっても足りませんし、疲れてしまいます。

 

今の資産計画で建てられる家の目処を立てる

住宅展示場を見終わったら、見学して気に入った家の総額は予算内とできるか、月々いくら住宅ローンとして支払えるのか目途を立てましょう。まずは、日常生活に支障が出ない購入予算を決めることです。自分が安心して毎月ローン返済できる金額を検討し、家購入以外の費用、たとえば子育てにかかる費用や老後資金も考えに入れます。

 

家を建てるには、自己資金と住宅ローンの返済額を把握することが大切です。購入予算の目安は年収の6倍まで、借りる金額は年収の5倍で、毎月の返済額は手取り月収の3割以内と言われています。たとえば年収400万円で予算2,400万円の物件を検討する場合、2,000万円を固定金利1.36%で借りて35年で完済するとして月々6万円の住宅ローン返済です。

 

予算を決めたら、現在の年収から支払い可能額を算出します。今の貯蓄からいくら自己資金を入れられるのかや毎月の返済額も確認しましょう。教育資金や老後資金を考えるといくらを頭金にできるのか、旅行や冠婚葬祭含め将来の支出はいくらぐらい考えるべきか迷った方はファイナンシャルプランナーに相談することもおすすめです。

 

住宅の希望条件の洗い出しと優先順位

住宅の希望条件の明確化

理想の住宅条件の話し合い

理想の家づくりを始める前に、家族全員で住宅条件について話し合うことが大切です。まずは、今の住まいに対する不満を具体的に話し、不満に基づいて理想の住まいのイメージを明確にしましょう。

 

次に、家に住みたいと思う理由や、各部屋の希望条件を話し合い、希望条件をもとに家族全員が納得できる理想の家を描いていきましょう。リビングやキッチン、寝室など空間ごとに話題を区切ることがおすすめです。

 

理想の家を実現するために希望条件を分類して優先順位をつけ、家族全員が同じ方向性を持って家づくりを進められるようにしましょう。

 

たとえば、「絶対に譲れない条件」、「できれば実現したい条件」、「予算に余裕があれば追加したい条件」というように、希望条件を分類しましょう。また、入居希望日も決めておくと希望日から逆算してスケジュールが立てられます。

 

将来を見据えた上で選ぶべき住宅条件

リモートワークや子どもが独立した後など将来考えうる暮らし方や家族構成を考えて、住宅の条件を選びましょう。たとえば、小さなお子様がいる家庭には、安全性や子どもの成長に合わせた間取りを持つ家がおすすめです。また、高齢者と同居する場合には、建物内の段差を無くしたり、出入口や廊下の幅を広げる、広いリビングにするなど、高齢者でも快適な生活ができる家にすることが大切です。

 

さらに、将来的にリモートワークを続ける予定があるなら、独立した書斎や仕事場所を持つ家も良いです。一方、子どもたちが独立した後の二人暮らしを想定している場合には、コンパクトで維持費が抑えられる住宅が適しています。

 

予算やエリアの好みなども考えながら、自分たちの条件に近い家を見つけてください。ハウスメーカーや設計事務所の担当者と相談し、より具体的なプランを提案してもらいましょう。家族みんなで話し合い、納得できる住宅を検討することが後悔のない家づくりに繋がります。

 

希望を実現できるハウスメーカーや工務店を選ぼう

土地探しから一貫して任せるならハウスメーカー

理想の条件にあった土地が見つかりやすいのがハウスメーカーです。土地には敷地面積に対して建物面積は何%までという建ぺい率や高さ制限といった建築制限があることに注意してください。土地を自分で探した場合に、建築制限を知らずに土地を決めてしまった結果、理想の住宅が制限に触れて建てられないケースもあります。土地と建物両方を案内してくれるハウスメーカーはあなたの住宅の条件に見合った土地を探してくれます。

 

ただし、土地探しだけをハウスメーカーにお願いすることはできません。住宅建築も同じハウスメーカーに依頼しなければならないことを覚えておきましょう。土地探しと建築はセットであり、途中でハウスメーカーを変更することはできません。

 

ハウスメーカーは、地域や住宅の条件によって得意分野が異なりますので、他のハウスメーカーと比較しながら選んでください。家づくりの要望や予算に合わせて、土地を探せるハウスメーカーを選びましょう。

 

地域密着型が強みの工務店

地域密着型の工務店は、地元で長年培った経験と信頼が特徴です。工務店は、地元に根差したネットワークを持ち、近隣の住民や地域の風土をよく理解しています。そのため、土地の選び方や建築物の設計において、地域性を考えた提案ができるのが強みです。

 

また、地元の専門職人や大工を活用することで、高品質な仕上がりや細かい所まで気を効かせてくれます。地域密着型の工務店はお客様とのコミュニケーションを重視し、細かな要望にも柔軟に気を利かせてくれることから、理想に近い家づくりが実現しやすいです。

 

デザイン性にこだわるなら設計事務所

設計事務所は、豊富な経験とデザインセンスを持ち、大規模から小規模まであなたの要望に沿った家づくりの提案が可能です。オリジナリティ溢れる家はもちろん、高低差がある土地や細長い土地、狭い土地でも住みやすい空間を実現する設計など、設計事務所は幅広いデザインが強みです。

 

ただし、設計事務所によっては、デザインに重点を置きすぎて、日々の掃除や壊れた際の修復や点検が面倒だったり、急な角度の階段や玄関が狭いなど住みづらくなるリスクもあります。そのため、デザイン性だけでなく、長期にわたって快適に住める家づくりができるように見た目のデザインと生活しやすさをバランスよく取り入れた提案ができる設計事務所を選ぶことが大切です。

 

また、設計事務所は施工を行わないため、工務店と連携して家づくりを進める必要があります。理想のマイホームを叶える工務店を選ぶためには、インターネットや情報誌で調べたり、展示場を訪れたりして工務店の実績や設計力を確認しましょう。信頼できる設計事務所と工務店を選んで、理想の家づくりを実現してください。

 

無理のない資金計画が希望を叶えるコツ

自己資金(頭金)の目安は住宅購入費の1割~2割

頭金は住宅購入費の1割から2割が目安とされています。国土交通省の調べによると、注文住宅購入者の購入総額は全国平均で5,112万円。頭金は1,203万円で、購入価格の23.5%です。親からの援助や2世帯住宅を含めた全国平均のデータとなります。

 

頭金を決めるときには、住宅購入費だけでなく、仲介手数料や水道やガス管などライフラインの引き込み工事をはじめとする諸経費や引越し代、家具や家電の購入費用なども考える必要があります。諸経費の1つ1つは高額ではなくても、種類が多いため購入金額の10%は見ておいてください。

 

また、購入後の生活も考えて、手持ちの貯蓄が無くならないように計画してください。万が一、家族の病気や事故などの予期せぬ出費があった場合に備えて、生活費の半年分は残しておおきましょう。

 

借りられる住宅ローンの目安は年収の7.5倍

住宅ローンの金額は年収によって借りられる額が決まると言われています。返済負担率や他のローンの状況も考えるため、一概に年収に応じた借り入れ額が確定できるわけではありません。あくまで目安ですが、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携している住宅ローンのフラット35では2021年度において土地付き注文住宅は年収の7.5倍です。

 

参照:2021年度フラット35利用者調査 

 

返済負担率とは、年収に対する1年間の返済額の割合で、30%以下が望ましいとされています。年収だけでなく、返済期間や金利も影響します。金融機関は個々の状況を詳細に審査し、借り入れ可能額を決定します。

 

「年間の返済合計 ÷ 額面年収 × 100」という式で返済負担率を計算できます。住宅ローンに加えて、車のローンや教育ローン、カードローンなど他のローンもある場合は、住宅ローンが組める可能性はあるのかどうか相談しましょう。銀行の相談窓口や不動産会社、ファイナンシャルプランナーが相談にのってくれます。

 

無理のない資金計画を立てることが、安心して返済できる住宅ローンを組むコツです。年収や返済負担率を考え、現在の生活状況や今後のライフプランを見極め、理想の注文住宅を実現しましょう。また、年収が上下しても無理なく返済できる計画を立てることが大切です。住宅ローンの限度額や返済条件を把握し、無理のない範囲で借り入れをおこないましょう。

 

月々の返済額の見積もりは現在の家賃の支払い額

家を建てるときに無理のない資金計画を立てるためには、まず月々の返済額を見積もりましょう。月々の返済額で参考にするべきは現在の家賃です。持ち家になると固定資産税や修繕費、火災保険などの支出が増えるため、賃貸の方は現在の家賃をもとにして返済額を考えましょう。

 

返済額に無理がないかを確認するためには、借り入れ希望金額から返済額を試算しましょう。たとえば借り入れ金額3,000万円、返済期間35年で金利1.76%だと毎月返済額は9.6万円です。

 

予算決めに迷ったら専門家に相談

専門家は、あなたのライフプランや予想できる将来の出費を考えて、無理のない資金計画を考えてくれます。家を建てる際の予算決めに迷ったら専門家であるファイナンシャルプランナーの意見を聞くことがおすすめです。

 

家を建てる前に知るべき家づくりの流れ

情報収集と資金計画【1ヶ月程度】

家づくりを始める際の第一歩は、情報収集と資金計画です。まずは、インターネットや不動産情報誌を使って、家づくりの知識や予算の目安を調べましょう。情報収集と資金計画には約1ヶ月程度かかることが一般的です。次に、いくらぐらいの金額が必要か、そして毎月いくらぐらいの返済ができるかを計算することが大切です。

 

ハウスメーカーや土地選びと土地の購入【3ヶ月~6ヶ月】

ハウスメーカーを選び、土地探しを始めるときには、通学や通勤の時間、近くのスーパーや病院の利便性、日当たりの良さ、災害リスクなどを考えることが大切です。気に入った土地を見つけるまで、3ヶ月から6ヶ月程度かかることが一般的です。

 

不動産会社の広告やインターネットを見るだけでなく、お気に入りのハウスメーカーがあれば希望する土地に家を建てられる場所があるか確認してもらいましょう。もし、土地探しから始める場合や自分たちのこだわりが強い場合は、さらに時間を見積もった方が良いです。

 

間取り・建物・設備の決定【3ヶ月~10ヶ月】

まずは、家の大きさや向き、間取りを決め、家事動線を不便なくするなどの希望条件を伝えましょう。希望条件を伝えたら、窓の位置やトイレ、キッチンなどの設備やスイッチ、コンセント、照明器具など細かい仕様の打ち合わせをします。建物全体の色や外観のデザインも決定し、予算オーバーにならないよう2~3ヶ月をかけて細かく決めていきます。

 

決定後には、見積もりを提示してもらい、予算とのずれがないか確認します。

 

住宅ローンの審査・契約・施工【3ヶ月~6ヶ月】

家づくりの計画が固まったら、まずは住宅ローンの事前審査を受けましょう。事前審査では、年収や職業などの情報にもとづいて審査します。

 

事前審査の結果が良ければ、次に本審査に進みます。本審査では、より詳細な情報と書類が提出され、審査に1~2週間程度かかります。審査が通った後、住宅ローンを組んで家の施工が始まります。

 

施工期間は約3~6ヶ月を見込むことが一般的です。施工期間中、ハウスメーカーや工務店と密に連絡を取り合いながら、工事の進捗を確認していきましょう。

 

住宅の完成・引っ越し【1ヶ月程度】

家が完成し、引っ越しの時期が近づいてきたら、まずは引越し業者に見積もりを依頼して日程を決定しましょう。特に繁忙期は手配が早めに必要です。また、新居で使う水道、電気、ガス、電話回線の手続きも、引越し当日から利用できるように事前に済ませておくことが大切です。現在の住所の解約手続きも忘れずにおこないましょう。新居で必要な家具や家電を洗い出し、新たに購入するものがあれば手配しておくことも大切です。

 

引越し前には近所の方々への挨拶も忘れずにおこないましょう。あらかじめご近所へのあいさつを済ませておくことで、新しい生活が順調に始められます。

 

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