注文住宅のカタログ請求とは?内容やポイント、請求の仕方などを解説
家づくりを具体的にイメージするためには、注文住宅のカタログ請求を行うと良いでしょう。しかし、カタログには様々な種類があり、見るべきポイントを押さえないと効率的に家づくりを進めることができません。
そこで今回は注文住宅のカタログの内容やポイント、請求の仕方などを解説します。
注文住宅を建てる際のカタログとは?
Point 総合、実例、住宅商品、技術力などがある
注文住宅を建てる際に請求できるカタログは様々な種類があり、以下に4種を例として挙げます。それぞれ記載されている情報が異なるため、知りたい情報を得られるカタログを選びましょう。
総合カタログ
経営理念や施工実績、住宅商品、アフターサービスや保証内容、展示場の情報など、ハウスメーカーや工務店の特徴や強みなどが記載されています。それぞれの住宅メーカーの概要を把握できます。
実例カタログ
実際に施工した家を実例として紹介しています。家の写真や間取りだけでなく、家を建てた依頼主からのコメントなども記載しています。写真や間取りを見て気に入ったものがあれば資料として残しておくと、理想的な家づくりのイメージとして伝えやすいです。
三階建てや二世帯住宅、店舗併用住宅など、別途独自のカタログを用意している住宅メーカーもあります。
住宅商品カタログ
住宅商品ごとに用意されており、コンセプトやバリエーション、間取り、設備などを知ることができます。内装や外装のデザインが細かく書かれているため、住宅メーカーが得意とする家づくりをイメージしやすいです。
また、セミオーダー住宅のカタログには金額が記載されていることもあるので、資金計画が立てやすくなります。
技術力カタログ
耐震性能や免震装置、断熱性、遮音性、耐火性、耐久性など、住宅メーカーの技術力や工法などを知ることができます。自社開発の特許商品や住宅実験の結果などが記載されていることもあります。
注文住宅のカタログ請求のメリット
Point 住宅メーカーの情報が無料で手に入り、家づくりのイメージができる
住宅メーカーの情報が無料で手に入る
カタログは、モデルホームで配布されていたりWEBサイトなどから無料で請求できるため入手に費用がかかりません。家に居ながら住宅メーカーごとの強みや特徴などを比較することができます。
じっくり理想の家づくりをイメージできる
カタログという手元資料をじっくり見ることで、理想の間取りや設備、デザインなど具体的な家づくりのイメージが膨らみます。
また、これまでの生活では取り入れてこなかったアイデアを得るきっかけになることもあります。例えば「勾配天井」や「ファミリークローゼット」など、空間を活用したデザイン・収納アイデアなどの情報やトレンドを知ることは、家づくりの理想を具体化させるヒントになるでしょう。また、性能が数値化されて掲載されていることもあり、専門的な視点で情報を比較することもできます。
注文住宅のカタログ請求のデメリット
Point 標準仕様の判断が難しく、理想が高くなり予算が増えやすい
標準仕様が判断しにくい
注文住宅のカタログは、標準仕様ではなく最高グレードに設定されていることもあります。そのため、追加料金なしの標準仕様でどこまでできるのか判断しにくいことがあります。
標準仕様については「標準仕様とは?オプション仕様との違いや項目などを解説」が参考になります。
理想が高くなり、予算が増えやすい
複数のカタログを見ることで、選びたい設備や性能が増えてくることがあります。カタログに掲載されている家は魅力的に見えるため、理想が高くなり、一般的な家では物足りなく感じてしまうこともあります。
設備や性能、デザインなど、いろいろなことにこだわり過ぎると、予算が増えてしまいます。また、情報が多くなり過ぎると、取捨選択するのが難しくなります。
カタログ請求の際は、デザインなどの優先順位を決めてから、それに沿ったカタログのみ請求する方が良いでしょう。
注文住宅のカタログを見る際のポイント
Point 計画を立てる・住宅メーカー選択の際のヒントにする
これまで、カタログ請求のメリット・デメリットについて解説しました。それらをもとにカタログを見る際のポイントをまとめていきます。
情報収集をしっかり意識する
家づくりにおいて「どのようなデザインが好きか」「どのような間取りにしたいか」「災害に備えた対策はどうしたいか」など、考えることは様々あります。そのため、家づくりの計画を立てるには自分の好みや理想のはっきりさせることと、それに沿った情報集めが重要です。
住宅メーカーの用意するカタログには複数の種類があり、それぞれに家づくりについての様々な情報やアイデアが記載されています。「自分はこういうデザインが好きなんだ」と確信できたり、新たな気づきを得たりすることもあるかもしれません。
カタログによっては細かく金額を記載しているものもあれば、グレードの高い商品がメインに記載されていることもあります。それぞれあくまで目安の金額ではありますが、予算内で押さえるためにはどの商品や設備を選択すべきかなど、全体費用を考えていく上でのヒントにもなるでしょう。
依頼する住宅メーカーを選ぶ意識を持つ
複数の住宅メーカーの情報を並べ、それぞれの住宅メーカーがどのような商品を取り扱っているのかを比較できるのもカタログの利点でありポイントです。
簡単に住宅メーカーの強みや特徴などを把握できるため、比較してみていく意識を持つと自分に合った住宅メーカーがどこなのかを考えやすくなります。
手元資料として比較的簡単に見ることができ、自分の理想の家づくりに近い内容を探しつつ新しいアイデアを得ようとすることもできるのがカタログです。しっかりまとめたい考えや欲しい情報を意識して見るようにしましょう。
注文住宅のカタログ請求の仕方
Point どの情報から集めていくか優先順位を付けてからカタログを請求する
具体的なカタログ請求の仕方としては、モデルホームでもらう、住宅メーカーに問い合わせてもらう、Webサイトから申し込む、など様々あります。
基本的には無料なので、情報収集のためにまずはカタログを請求すると良いでしょう。Webサイトによっては希望条件を選択して一括で請求できることもあります。
例えば、当サイト「ウチつく by Onnela」では「住宅メーカー検索機能」を使って希望条件を選択するとおすすめの住宅メーカーが表示されます。気になった住宅メーカーを選択し、連絡先を入力すると選択した住宅メーカーに対して一括でカタログ請求をすることができます。
なお、カタログはたくさんの情報が載っているので、たくさん手に取りすぎて情報過多になると混乱してしまうことにもつながります。どの情報から集めていくか優先順位を付け、検討するポイントを決めながら請求すると良いでしょう。
まとめ
カタログには様々な種類があり、実例や性能などを確認し住宅メーカーの強みや特徴などを知ることができます。
基本的にカタログは無料で請求でき、カタログを見ると複数の住宅メーカーを手軽に比較検討できます。理想の家づくりのイメージを膨らませ、具体的な性能についても把握することにもつながるでしょう。
しかし、予算や希望条件、住宅メーカーの候補選びなど、どこから考えれば良いか分からない方もいるでしょう。そういった方は「ウチつく by Onnela」をぜひご利用ください。
さきほど紹介した「住宅メーカー検索機能」では、検索した住宅メーカーに対しカタログ請求だけでなく見学予約も行うことができます。希望に沿った住宅メーカーへの近道としておすすめです。
また、家づくりの流れや資金計画の考え方、住宅メーカー選びまで相談可能な「オンライン相談サービス」など、様々なサポートを提供しています。
ぜひ、お気軽にご活用ください。
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