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CPUの特徴とは?選び方や性能を評価するポイント、比較一覧を紹介

パソコンには『Core i5』などのシールが貼ってあることが多いでしょう。これは、パソコンの頭脳とも言えるCPUの種類を表しています。パソコンの処理能力を決めるのはCPUです。使用シーンに合わせて最適なCPUが搭載された製品を選びましょう。

パソコン選びに欠かせないCPUとは?

パソコンを選ぶ際には、CPUの性能を確認することが大切です。CPUは近年飛躍的に性能がアップしており、ネットやメールを使う程度であれば、さほど高度なCPUでなくてもスムーズに使えます。

しかし、動画再生を頻繁に行ったりゲームを行ったりする場合には、高性能なものを選ぶのがよいでしょう。

制御と演算を行う重要なパーツ

CPUとはCentral Processing Unitの略です。パソコンの頭脳となる部分を担っており、性能が高いほど処理スピードが早くなります。

パソコンのメモリーに記憶されているプログラムを実行してくれる場所であり、ハードウェアとソフトウェアから受け取った指示を処理するパーツです。

またCPUはとても小さなチップですが、パソコンの性能を左右します。

WEBサイトの閲覧やメール処理などであれば、CPUの性能が低めでも対応可能です。しかし、動画や画像の処理を行う場合は、性能が高いものを選びましょう。動作が遅くなったりパソコンが固まってしまったりと、作業効率が下がってしまいます。

Intel製のものとAMD製のものがある

CPUにはIntel製とAMD製の2種類があります。普段使いする際には、特に差はありません。それぞれに強みが異なるため、差が出てくるのはパソコンにとって負荷が高い作業をする場合です。

Intelは世界シェアNo.1のメーカーで、WindowsにもMacにも搭載されています。ネットやメールを使うくらいのライトユーザーから、デザイナーやプログラマーの作業負荷にも耐えられるスペックのCPUを提供しているブランドです。

一方AMDのCPUは、シェアではIntelに及ばないですが、グラフィック処理に定評があります。4Kなどの高解像度の映像処理なども、負荷をかけずスムーズに行えるのが特徴です。Intelよりも安価で、コストパフォーマンスのよいCPUだといえるでしょう。

CPUとGPUとの違い

CPUと似たもので、GPUがあります。GPUとは、パソコン上に画像を表示させる処理能力のことを指します。画像処理に特化した計算処理を担うパーツだと捉えておけば問題ないでしょう。

映像処理を担う部分になるので、例えば3Dグラフィックやゲームなどの『高画質処理が必要となる作業』をする前提でパソコンを購入する場合には、このGPU性能がキーになってきます。

CPUを選ぶ前に確認したい基本のポイント

次に購入するパソコンを選びたい場合はまず、今使っている手持ちのパソコンに搭載されているCPUのスペックをチェックしましょう。ここでは手順とチェックするポイントを紹介していきます。シェアの多いWindowsとIntelのケースを取り上げます。

まず自身のパソコンのCPUを確認しよう

パソコンの買い替えを検討している場合には、まず今使っているパソコンのCPUを確認しましょう。

Windowsの場合、まずは『プロパティ』や『コントロールパネル』から『システム画面』を開きます。

バージョン情報の中の『プロセッサ』という項目を見ると、CPUのモデルナンバーを把握することができるでしょう。Macの場合は『このMacについて』のアップルマークから確認することができます。

しかしこれだけでは型番までは表示されないので、別途アプリケーションからターミナルを起動させる必要があります。

CPUの世代を確認しよう

CPUの世代の見方を確認していきましょう。Intelの場合、2010年以降のものは『Corei』から始まるシリーズが使われています。

例えば、CPUの型番構成は『Core i7-8700K』などのように記載されています。このうちCoreiの後ろの数字『7』はモデルを表し、8700Kの最初の数字『8』の部分が世代を表しています。つまりこの場合は第8世代ということです。

モデルは『3』『5』『7』『9』のいずれかのパターンで記載されますが、重要なのはモデルではなく世代です。世代の数字が高ければ、性能も高いということになります。

CPUの型番を確認しよう

型番を確認する際は、型番構成の世代の後ろに来る数字をチェックしましょう。『Core i7-8700K』の例で言うと『700』のところで、一般的に数字が大きいほど、高性能になります。

また世代も含めた数字『8700』はプロセッサーナンバーと呼ばれます。世代と型番との掛け合わせで考えると、どちらの数字も大きいものがスペックも高いものといえるでしょう。

ただし最後のアルファベットや全体の兼ね合いによっては、一概に言えないケースもあるので、詳しくは購入の際に店舗などで都度確認するのがおすすめです。

CPUの性能を評価するポイント

CPUの性能を具体的に評価するためのポイントを紹介します。『コア数』『スレッド数』『クロック周波数』の3点を押さえておきましょう。CPUの評価ポイントがおよそ把握できればOKです。

計算処理を行うコアの数

CPUの中で演算処理を担う構造のことを『コア』と呼びます。このコア数が多いほど、作業効率が上がるため、パソコンの処理も速くなるのです。

また『デュアルコア』『クアッドコア』などと、コアが二つや四つ搭載されているタイプも数多く発売されています。

例えば、ネットで検索しながらドキュメントをまとめたりパワーポイントを作成したり、また同時に音楽も流したりというように、パソコンにやや負荷を与える作業をしていていも、コア数が多ければスムーズに処理することが可能です。

複数作業を行うスレッドの数

スレッド数とは、CPUが同時に処理できる作業の数を表しています。そのため、同じコア数の場合は、スレッド数が高いものの方が高性能です。

例えば、1スレッドのCPUと2スレッドのCPUがある場合、後者は前者の2倍もの数を同時処理できることになります。

また1スレッドのものを『シングルスレッド』と呼び、2スレッド以上のものを『マルチスレッド』と言います。近年の製品はほぼ『マルチスレッド』に該当しており、全体的に処理スピードの高いパソコンが多いといえるでしょう。

処理性能を決めるクロック周波数

クロック周波数とは、電気をオン・オフする速度を表しています。単位は『GHz』が使用され、1秒間の間にどれだけのスピードで計算できるかを示す数値になります。

例えば、1.0GHzと記載されていたら、1秒間に10億回の計算をできるということです。コア数が同一であれば、クロック周波数が大きいほど処理が速く、高性能だといえます。

ただし近年、3.0GHz以上のものが現れてからクロック周波数の数値に変化はあまりないため、性能をチェックする際には世代やコア数などをチェックする方がよいでしょう。

CPUの種類別、性能比較一覧

IntelとAMDそれぞれのCPU性能を比較してみましょう。それぞれ主なブランドに絞って紹介しているため、自分の使用シーンに合わせて選ぶ参考にしましょう。

Intel製のCPU性能比較一覧

IntelのCPUブランドの中では、特にCoreがシェアも広いので、Coreモデルで比較するとおよそ以下のような傾向になります。

  • Core i3:性能はi5よりも下がりますが、仕事でデータを多く処理する人にはコスパとのバランスもぴったりでしょう。デスクトップやノートパソコン、いずれも手頃な価格で入手できる製品に使われているケースが多いです
  • Core i5:動画編集や画像処理にも強いスペックです。仕事や趣味で、軽めの動画や画像周りの作業をすることが多い場合にぴったりでしょう。コア数は4と6に対応しており、処理スピードも早いのが特徴です。
  • Core i7:ゲームやその他動画、画像処理で重めの作業をすることが多い人におすすめのタイプです。IntelのCoreシリーズの中でも上位モデルになります。4〜6のコアが搭載されており、中には8コアのものもあります。
  • Core i9:IntelのCoreシリーズの中で最上位モデルです。コア数は6〜18にも上ります。大半のパソコン作業はCore i7で十分に対応可能ですが、高解像度の動画編集を行ったり、高解像度のゲームを配信したりという場合にはこちらがおすすめです。

AMD製のCPU性能比較一覧

高画質処理に強い、AMD製のブランドを紹介しましょう。主に以下のシリーズに分けられます。

  • A:3D処理能力に優れ、同時に消費電力をも押さえてくれるバランスのよさにも定評があります。PlayStation 4などのゲーム機本体に採用されている製品です
  • FX:ゲーマーやクリエイター向けの製品です。マルチスレッドの処理能力に定評があります。商用初のクロック周波数5.0GHzを実現して話題にもなりました。
  • Ryzen:8コア16スレッドの『Ryzen 7』、6コア12スレッドの『Ryzen 5』、4コア8スレッドの『Ryzen 3』と、3シリーズを展開しています。IntelのCore iシリーズ同等のスペックですが、自社工場を持たずに生産しているため価格が安いのがメリットです。

CPUを使用する際は温度に気を付けよう

CPUが高温になってしまうと故障の原因になることがあるため、負荷の高い作業を行う際には注意しましょう。またパソコンを使う環境を工夫することで、熱を下げることもできます。

CPUの適正温度は?

CPUは、高温になると処理能力が下がってしまいます。適正なのは40〜80℃以内です。しかし、パソコンに負荷がかかる作業をしていないにもかかわらず、60℃を超えている場合には何らかの異常を疑った方がよいでしょう。

またあまりにも温度が上がりすぎると、電源が入らなくなることもありますし、部品も故障してしまいます。

CPUが高温の場合の対処法

CPUの温度が上がると、パソコン自体が熱を帯びてきます。熱を帯びている場合は、シンプルに『冷やす』ことが重要です。

まずは普段からパソコン自体の温度が上がらないように、なるべく通気性のよい場所に置いたり、部屋の温度を下げたりするとよいです。

ノートパソコンの場合、本体の底面から熱を逃す構造になっていることも多いです。そのため小型扇風機などを使い冷やすのもおすすめです。

またデスクトップの場合は冷却ファンが搭載されており、マザーボード周辺の温度を自力で下げることができます。しかしホコリがたまっていると冷却機能が下がるので、ファンは小まめに掃除しましょう。

CPUを確認して適切にパソコンを選ぼう

CPUの性能によって、パソコンの処理能力は大きく変わります。動画や画像の編集など、グラフィック処理やゲームプレイなどで使う際には、高性能のCPUが必要になるでしょう。

しかしインターネットやメール、軽度な画像処理などを行うのがメインの場合には、そこまでハイスペックのものを選ぶ必要はありません。

また性能が上がると、価格も高くなる傾向にあります。世代や型番などからCPUの性能を把握し、普段使う内容に合わせて最適なものを選びましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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